昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

徘徊(その二)~熱中症・・・?否凍死が心配・・・

2011-06-24 11:44:39 | じゃこしか爺さんの見て歩る記

 不思議なことに北海道には梅雨が無いと言われていますが、それも今年はどうやら当てはまらない様で、雨模様の日がここ一週間ほどは毎日のように続いています。
 それにとにかく気温が上がらないのですから、特に年寄りの身には辛くてこたえます。今年のこの現象は北海道全体でなくて、何故か道東沿岸地方にのみ現れているようです。

 今朝もこんなことがありました。市の総合病院に行った帰りのことですが、今日も相変わらずの霧雨模様の日でしたから、夏物ですが厚手のジャンパーを着込んで出掛けました。
 診察を済ませて外へ出ると、今朝の風はより強く冷たさも加わり身震いしたほどです。その時大きな声で話し合う、患者の案内や交通整理の係員の会話が聞こえました。
 それがあまりにも的を射た話だったので、思わず立ち止り聴き入ってしまいました。
 それは、雪でも降るんじゃないか・・・この寒さではクールビズなんてまったく関係ないね、それに熱中症どころか凍死が心配だよね。
 何しろ真っ昼間でも10度そこそこの気温なのうえに、一日中外に立ちっ放しの仕事ですから、そう思うのも無理からぬことで納得でした。
 30度や35度の暑さはとんでもないことでしょうが、未だにストーブが必要な毎日も大変なものです。

 下の写真は、そんな天候不順な日が続く中でも何の気まぐれか長ながと続いていた霧雨などが、急に上がり陽が出ないまでも空が明るくなることもありましたから、そんな時に車で町内のあちこちを巡り(徘徊)歩いて撮ってきた物です。

ユキヤナギ(雪柳)

ツツジ(躑躅)の一種ですが名前は分かりません

クロフネツツジ(黒船躑躅)

同         上

道路沿いに沢山並んで咲いていましたが名前はわかりません

同         上


鶴ケ岱公園(その二)

2011-06-19 15:23:55 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
今年の桜は疾うに終わっておりますが、私にとっての今年の桜は、当然柳町公園のクシロヤエのことです。
 しかし今年は、本当に桜には恵まれませんでした。と云うのは、肝心の桜の時季の天候は最悪で、濃霧と雨の連続だったのです。
 公園の桜のことは絶えず気になっていましたから、病院帰りとか買物帰りには出来るだけ足を延ばしていたのですが、いつ行っても駐車場は満杯でした。
 止む無く周りの道路を走りながら見るだけでしたが、その遠目にもまだその時期到らずの状態でした。
 そうこうしているうちに拠所ない所用があって、思うように出歩くことが出来なくなり、家で気を揉む日が続いたのです。
 そして漸く家を空けることが出来た頃は、折り悪く雨風の日が続いたので、桜ばかりか盛りのツツジ等が無残にも散ってしまったのです。
 こうして今年は桜には恵まれず諦めざるを得なかったのですが、たまたまチューリップに惹かれて訪れた鶴ケ岱公園で見ることが出来たのです。
 まさに幸運そのものでした。こうして私の今年の花見は、たとえ僥倖まがいであろうとも、無事に終わり幸福な一日でした。

 なおこの桜のブログは直ぐにでも載せるべきでしたが、老人のことなかなか思うように運ばず、ついつい時を逸してしまうのです。
 しかしだいたい五日くらいを目処にして、残された余生をのんびりと続けて行きたいと思っております。どうぞ宜しく・・・!

諦めていた今年の釧路八重

同       上

同       上

同       上


鶴ケ岱公園ーその壱

2011-06-15 13:04:26 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
昨年の春から毎月一回行っている市の総合病院からの帰りのこと、その日はいつもより大分早目に出掛けた甲斐あって、診察から清算までが普段より一時間あまりも早く終わってしまいました。
 幸いにもその日は、このところ暫く続いていた濃霧と霧雨の日々が嘘のように晴れ上がって、久々に晴れ上がり眩しいほどの青空が広がっていました。
 小路を抜けて大通りに出て間もなく、桜の標本木がある鶴が台の横に差し掛かりました。
遠目ながらに桜が見え、さらにその奥の花壇には色とりどりのチューリップが咲いているのが見られました。
急いで帰っても別に用事が待っているわけでも無く、昼飯の時間までに帰れば良いので、さっそく寄って見ることにしたのです。
今年のチューリップフェアーは先週行われたはずですが、一週間あまり過ぎた今でも枯れることなく立派に咲き誇っていたのです。

 昨年は外歩きがまだ出来た老妻と一緒に来たのだったが、平らなところなら未だしも、狭くて坂がきつい砂利道は無理だった。

今日で処理されるだろうチューrップ

同       上

球根採集の作業中の立て札が立てられて立ち入りが禁止されていた。

傍らの池には大きな緋鯉が悠々と泳いでいた


地デジ

2011-06-10 16:10:18 | 日々の雑記
 アナログテレビの放送終了(2011年7月24日)はいよいよ間近になり、残り日数は僅か40数日となってしまいました。

 初めは地デジなんて物一体全体誰が考えたのかと、本当に不審に思ったものです。
何故って、今家にあるテレビは合わせて3台、一番大きいのは32インチで、これは居間にあり、まだ買ってから7年ほどしか経っていません。
 小さいのは15インチほどで、これはまだ小さかった孫たちが遊びに来た時のために用意したもので、テレビとビデオ合わせてまだまだ充分に使える状態です。
 それなのに、まだ充分に見られるの筈なのに、現在見ているアナログ放送は、今年の七月になったら見られなくなるのです。

 どうせ独り善がりの何処かの政治家と、金儲けには手段を選ばない強欲な企業の代表が結託しての結果が生み出したものなのでしょう。
 無駄使いや勿体ないから物は大事に使いましょうとか、日頃からしたり顔で言っている政治家が事金儲けの事もなれば、にわかに豹変してしまいます。
 そんな彼等の話に乗ってたまるかと、絶対にそんな事はまかり通ることは無いから、今のアナグロテレビを取り替える気などはまったく持ちませんでした。
 地テジは音響が素晴らしいとか、画面が比べような無いほど綺麗などとのうたい文句ですが、こちらはもう直ぐ80歳に手が届くほど先の短い老人なので、耳が遠い上に白内障なのですから、そんなことはまったく意味がありません。
 それに己自身の寿命とテレビの寿命は大体似たり寄ったりでしょうから、今のテレビと心中するつもりです。
 ところがです、そのように強がっていたのですが、この度今観ている居間の大きいテレビが壊れてしまったのです。
 孫用のテレビはもちろんですが、他のもう一台のテレビでは居間には向いて居りませんから、それにBSはともかくとして、今一番楽しんで観ているスカパー放送は対応するかどうか分かりません。
 幾ら強がっていても、他に楽しみの少ない年寄りにとってのテレビべったりの生活から、テレビ無しはとうてい考えられませんでしたので、この際思い切って買うことにしました。
 確かに、アナログやビデオ撮りでの画像に比べると、地デジの画像やブル―レイの画像は、前評判どおり見事に鮮明でした。

 アナログ放送の終了は、政治家と大企業の身勝手金儲け主義の所為だと、悪し様にこき下ろして居た以前のことは、綺麗さっぱりと忘れてしまったかのように、今では地デジの番組の多さや便利さを倍以上に楽しんでいる毎日です。

放ったらかしの我が家の庭に今年も咲いてくれたヨドガワツツジ

同       上


今年の初めての徘徊

2011-06-04 13:02:05 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 地球温暖化なんて、一体どうなっているの分からないような気温の低い天候が、意地悪く道東方面に続いています。
 来る日も来る日も曇り日と濃霧の連続、この地域はお陽さんにすっかり嫌われて仕舞ったのかも知れません。
 内地でのクールビズ運動などは、遠い国の出来事のようで、まったく夢物語そのものです。
 今でも朝晩はもとよりですが、時には昼日なかでも未だにストーブの厄介になっており、トイレのヒーターなどはせっかく仕舞い込んだのを慌てて取り出す始末です。
 ところが先日のことそれもたったの一日でしたが、これまでの低気温がまるで嘘のような暖かさでした。
 それに良い天気には付物の風が穏やかでしたから、初めはドライブと思いましたが、せっかくの好天なのでぶらぶら歩きを思い立ったのです。
 まさに今年初めての徘徊です。戸外の暖かさは、この地域での真夏のそれに匹敵する暖かさで、家の中での冷ややかさとは違ってとても心地よかった。
 家の前の小路を抜けてやがて通りに出ると、イの一番に目に飛び込んできたのが、高々と大空いっぱいに聳え立つ入道雲だった。まさに夏本番の趣だった。
 今年初めてのブラブラ歩きは、上々の出だしで、写真にも恵まれ約一時間楽しんで来ました。
真夏を思わせる見事な入道雲

シャクナゲ(石楠花)

ツツジ(躑躅ですが、名前は分かりません

かなり大きな家でしたが、それを覆うような大きな桜

同     上