昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

柿とヒヨドリ

2011-01-29 17:06:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今朝のことでしたが、冷蔵庫の野菜室を整理していた老妻が、ぶよぶよに柔らかになった柿を取り出して私に見せた。
 昨年の暮れに、孫にでも食べさせようと思って買って置いた内の一個だけが、
他の葉物野菜などに陰になって目に付かなかったのでしょう。
 まだ腐ってはいないようですが、キッチンポリ袋に入っているからよい様なものの、とうてい素手では持てほどの柔らかさなのです。
 初めから食べる気など起こらないほどの状態でしたから、とうぜん捨てるしか方法は無かったのですが、柿には時季外れの年末のことでそれなりに高価だったので、直ぐには決められずためらいもありました。
 何か利用法は無いかと考えた末に思い出したのが、以前ブログに頂いた・・・ヒヨドリは柿が好きなんだよね・・・のコメントでした。
 生ごみの収納箱へ捨てようとしていた老妻から、その柿を受け取るとさっそく裏庭に回って餌箱へ入れました。
 もう夕方に近いから、もうヒヨドリは来ることは無いだろうが、とにかく明日が楽しみになりました。
 
 朝起きて直ぐに、いつもの朝のようにカーテンの端を少しめくって庭を見渡したが、ヒヨドリの気配は無かったし、また餌箱の柿も昨日置いたままだった。
 ヒヨドリが来ている時間はいつも10時頃だったから、焦らずじっくり待つことにした。
 やはりその予想通りにヒヨドリがやって来て、夢中になって啄ばみ始めたから、ヒヨドリは柿が大好物だとのブログのコメントには正しかったのだ。
 さっそく次の買物時にでも買って来ようと思ったのだが、今柿はおそらく時季外れなのだろう、いつも行く何処の大型店でもこの頃いっさい見掛けない。
ヒヨドリには可哀想だが、この後はやはりリンゴだけで、我慢して貰うしかないだろう。

大好物の柿に喜ぶヒヨドリ

夢中になって柿を啄ばむヒヨドリ

同  上

あれれ!もう無くなったの・・・?


白鳥に餌をやる親娘

2011-01-22 10:28:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 幸いにも今年は珍しく雪の日が少ないから、日頃の買物はもちろんですが、予約の日と時間が決められている病院通いが楽で、とても楽で助かっています。
 今日の午後老妻と買物に出掛けたのですが、いつもの食品などとは違って衣料品だったので、カート押しなど私の手助けは必要なかった。
 根がせっかちな私などはむしろ傍に居ない方が、ゆっくりと品選びが出来るだろうからと、老妻一人を店に残して河畔へ出掛けた。
 
 この川に飛来する白鳥たちは決まって右岸だったのですが、昨年後半あたりからは、河原が狭い上に遊歩道が無い対岸に集まっているのです。
 対岸ですと、河原が狭いうえに駐車する場所が無いから、白鳥の撮影には苦労させられます。
 それに私のデジタルカメラは普通品なので、遠景の撮影には向いていませんから、対岸の白鳥の撮影は遠過ぎるのです。
 どうか白鳥たちはこちら側に来ているようにと、なかば祈るような気持ちが通じたのでしょうか、なんと幸いにも30羽近い数の白鳥がこちら側の岸辺に集まっていたのでした。
 その白鳥たち群れの傍には、可愛い女の子と若い母親(後ろ姿でしたが・・・)が、食パンをちぎってやっていたのです。
 その親子のお蔭で、ほとんど苦労無しで、すてきな白鳥たちの写真が撮れたのでした。相変わらずカモメとのパンの取り合いは凄いものでした。
白鳥に餌をやる母親と幼女

カモメも混じって激しく餌の奪い合い・・・


私にもチョウダイ! 






今年の初ヒヨドリ

2011-01-18 17:28:02 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
               
 家に今年初めてヒヨドリの番いがやって来ました。
 10日ほど前にヒヨドリに似た鳥が、隣家の屋根のアンテナに止ってこちらの餌箱を気にしていたようなので、さっそくリンゴを半切りに分けて置いたのですが、それから朝晩毎日のように見張っていました。
 その間夜中に雪が降ることもあって、肝心のリンゴが見えなくなってしまったこともありましたが、その都度リンゴの上の雪を払って待っていました。
 ところが今日の午後のことです。昼寝中に突然老妻に起こされ、何事かと飛び起きて老妻が指差す方を見ると、なんとあれほど待ち焦がれ、今では半ば諦めていたヒヨドリが、辺りを警戒しつつリンゴを啄ばんでいたのです。
 しかも昨年と同じように番いで来ていたのです。昨年のヒヨドリの番いかどうかは分かりませんでしたが、2羽が一緒に食べることは無く、どちらかが近くで見張っているのでした。
 しばらくは代わる代わりになんどか食べておりましたが、10分ほどしてから満足したのか、2羽そろって飛んで行ってしまいました。
 何処に居たのかまったく気が付きませんでしたが、それを待っていたかのように、とつぜん現れてリンゴを啄ばみ始めたのです。
 先ほどの番いよりやや小振りで若そうでしたから、さっきの番いとは親子関係・・・それまでは知り様はありませんでした。
 とにかく今日はハッピーで、満足しました。

初ヒヨドリですが、辺りを警戒するのか落ち着きません

番いで辺りを警戒するヒヨドリ

なかなか落ち着いて食べられないようです

同上

番いと入れ違いで交代した若いヒヨドリ



どんど焼き

2011-01-14 15:21:42 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 お正月行事のどんど焼きは、14日の夕方から15日にかけて行うのが、普通の慣わしだそうです。
 しかし今では、11日から行う神社もあって地方によってそれぞれ違うようですが、だいたい15日の小正月までには済ませるのが普通のようです。

 さて我が家では、これまで所帯を持ってからは、ずうっと14日にもって行き直に焼いて貰って来ました。
 ただ今日14日は、ちょうど手術後3ヵ月ごとの診察予約日と重なったために、出掛けに車のトランクに入れて置いて、神社に立ち寄り先ず賽銭を拝納してから、焼いている係りの人に直接手渡しました。
 傍にはお神酒が置いてあって、拝納を済ませた人が頂いており、係りの人に勧められましたが、たとえお神酒でも酒に違いありませんし、少しでもそれを口にしたら違反になりますので、辞退して来ました。

 参拝の時にいつも思うのは、若い人のお参りはとても簡単に済まして降りますが、殆どの高齢者の場合、参拝作法にのっとり<二礼二拍手一礼>と、実に丁寧です。
 
 これで今年のお正月の行事は無事に終わり、後はこれからの寒さに負けず春を待つだけです。
 予断ですが、今日の診察では、一週間前に行った採血CTいずれも異状は無かったということでした。

釧路鳥取神社のどんど焼き




我が家の鏡開き

2011-01-11 16:22:19 | 日々の雑記
今日1月11日は鏡開きの日で、親の代からの仕来りにならって、神棚のお供え餅を昨晩のうちに下げて置いた。
 例年では昼食時にお汁粉にするのだが、今年はちょうど通院日と重なってしまった。行く病院は市の総合病院で混み合うのが普通だったから、都合よく昼前に帰れるか如何かは分からなかった。
 それで鏡開きは、いっその事晩飯時にするこように、またいつものように汁粉では、近々血液検査があって血糖値が心配なので、薄味の雑煮にするようにと言い置いて出掛けた。
 
 さて鏡開きについては、今でも記憶している想い出があります。
それはまだ小学生(5年生)の頃でした。どの様な経緯からかはっきりしませんが、
町の剣道部へ入部したのです。
 ちょうど冬休み中だったので、正月明けから毎日のように武道館へ通い詰め、来る日も来る日も切返しばかりさせられていました。
 そんな日が続いていた頃のある日の帰りがけに、
「明日は鏡開きだから昼飯は食べないで来いよ」
 当日の稽古はとても激しいものでした。たったの一食とは云いながら、食べ盛りの子どもとても辛いことなのです。
 その後のお汁粉の旨かったことったら・・・いまだに覚えております。何しろ戦時中のことですから、砂糖たっぷりのお汁粉なんては夢のような事だったのでした。
 争うようにお代わりを繰り返したことが、鏡開きの折にはとても懐かしく想い出されるのです。
 
 今は砂糖たっぷりのお汁粉なんてものは、とうてい口に出来ない身体となりましたので、せめて薄味の雑煮で我慢しているしだいです。
 
先日の買物帰りにいつものポイントで撮ってきた雌阿寒岳と雄阿寒岳



今日裏の家のアンテナに止まっていた名前の分からない鳥


七草粥

2011-01-07 14:52:01 | 日々の雑記
 今日の七草は、あいにく今年の初通院予約日と重なり、さらに採決とCT検査もあったので、いつものように朝食時には出来なかった。
 昼時には充分間に合うだろうと思っていたのだが、年初めのせいなのか、いつもより患者さんがかなり多くて、予定していた昼時にもギリギリだった。
 そんなわけで今年は、寝床の中で夢見心地で楽しんでいた、野菜をきざむトントンというあの調子良い音は、残念ながら聴くことは出来なかった。
 
 なお七草粥を食べる慣わしについてはあまり詳しくは知りませんが、おそらく昔中国あたりから伝わってきたのでしょう。
 確かに野菜などが不足しがちなこの時季、また新年での暴飲暴食で荒れ気味の胃などには、この上ないとても良いことなのでしょう。
 ちなみに我が家では、親の代より餅を入れて食べており、今では我が子にも伝わっております。とても美味しいですよ。
 それに昨日から寒に入り、寒さが一段と厳しさを増して来ましたから、まさに今時には格好の食べ物です。

 白鳥が訪れるこの時季には、白鳥が居ようといまいと外出の際にはだいたい立ち寄ってみる河畔なのですが、今日はまったく思いがけなく白鳥たちが群れていました。

 それほど大きな群れではありませんでしが・・・!


他に幼鳥連れが二組が・・・!





我が家の初詣

2011-01-03 17:46:09 | 日々の雑記
  遅ればせながら、皆さまおめでとうございます。
  今年もどうぞ宜しくお願いいたします。 

初詣は例年通り今日行って来ました。一昨年までは厳島神社と、直ぐ近くにある屯田兵時代の氏神様だった鳥取神社へお参りしていました。
 しかし昨年は病後のこともあって、また厳島神社は車で30分ほど掛かる処にありますので、歩いてでも行ける鳥取神社だけにしたのでした。

 今年は珍しく雪が少なくない上に快晴だったのですが、持病はともかくとして、今高齢者の運転が問題になっておりますから、やはり今年も近く鳥取神社の参拝だけにしたのです。
 ただ昨日から夢中になって観ていた<箱根駅伝>ですが、それが済んでからでは一気に混み合うでしょうから、その前に出掛けることのしたのです。
 案の定駐車に苦労すことも無く、また参拝に待たされることも無く無事に初詣を済ませて来ました。
 ただし膝に持病がある老妻は階段が苦手なので、今年も社下で破魔矢や私ら夫婦のお守りなどを買うだけでした。

 余談ですが、我が家での<箱根駅伝>は、煩いばかりで的を射ない解説者が嫌で、画面はテレビだけで音声はラジオです。
 
鳥取神社の第一鳥居


お城は鳥取神社の記念館

おみくじがいっぱい!

お城の記念館全景