昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

私の徘徊・・・?

2009-11-26 18:04:05 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 初雪の後はめっきり気温が低い日が続いているせいか、外出が億劫になり日課としている外歩きも滞りがちです。
 昨年までこうでも無かった筈ですが、これもやはり今年の手術と心臓治療から来る体力の衰えのせいなのでしょうか。
 こんな事ではいけないと、無理して一度は出掛けてみるのですが、車から出て、一たび冷たい風に当たるともう駄目です。
 家ではあんなに張り切っていたはずなのに、まるで穴のあいたゴム風船同様一気にしぼんでしまいます。
 家を出るときには、河畔公園を少し歩いてから、仁々志別川の河口まで行って白鳥が来ているかどうかを確認し、さらに阿寒の山々の撮影ポイントまでドライブするのです。
 しかし無理して河畔を歩いたとしても、この季節からいって白鳥のほかに花などのように、これと云って目を惹く物が無いわけですから、やはり次へと進んだほうが得策と云うものです。
 晴れた日などは車の中での日光浴も良いのでしょうが、車のガラス越しの太陽に果たして日光浴の効果があるのか如何かも分かりませんからね。

 住宅街の小路を抜けて一旦新釧路川の土手に出てから、今度は川下に向かって少し走ると、仁々志別川との合流地点にさしかかります。
 ここは白鳥が良く集まるところですから、この季節吹雪いてさえ居なければ、日に一度は訪れる場所です。
 しかし今年の白鳥は先日の番いを見かけただけで、毎日空ふり状態でがっかりさせられております。
 この日も空ふりでしたので、こんな日には直ぐに次のコースの雌阿寒岳が見られるポイントに突っ走ります。
 河畔からこの地点までは約2キロほどありますが、途中何か珍しい物(ネタ)が無いかと住宅街を通るので、けっこうな走行距離になるはずです。
 こうして私の徘徊は、夏はぶらぶら歩きで冬は車で走り回ることなのですが、たとえ何一つネタが得られなくとも、それはそれでとても良い気晴らしで、闘病に役立っているのだと思うのです。
 ただこれからは、雪のシーズンであり、また凍れもきつくなるでしょうから、私の徘徊も思うように行かなくなります。それがとても辛いです。

白鳥が良く集まるポイント・殆ど毎日のように来ているのですが・・・

雌阿寒岳のポイントへ行く途中・・・仁々志別川の土手から

晴れてさえ居れば必ず来てみるポイント・・・雌阿寒岳は今日も霞んでいる!

      上と同じ・・・雄阿寒岳!


体重と入れ歯

2009-11-21 17:55:29 | 日々の雑記
 
 大腸手術を受けてから約4ヶ月、その手術の前後にカテーテル治療を二度も受けた結果、普段63キロ有った体重が56キロまで減ってしまった。
 普通の身体ならば、5キロや6キロばかりの減少などは割り合い簡単なのでしょうが、その後の毎日の食事が手術後食と心臓病食では、体重挽回も思うようになりません。
 それでも最近になってようやく2キロ増えて58キロまでに挽回すことが出来ましたが、手術後の急な体重減が思いも掛けない事態を招いていたのでした。
 と言うのは、体重の減少にともなって歯茎が痩せてしまったのですが、その結果として入れ歯が緩くなって直ぐに外れるようになりました。
 日中や食事中には何の支障は無いのですが、ただ困ったことに昼寝時に外れてしまいます。
 何故外れてしまうのか分かりませんが、とにかく口の中に異常感で目覚めてしまいゆっくり眠ることはできません。
 夜の就寝の場合は歯磨きをした後は、入れ歯洗浄剤に浸けて置きますから問題は無いのですが、日課としている昼寝時にはせいぜい一時間足らずのことですから、いちいち外すことはしません。
 そのため近頃では眠る時間が極端に減ってしまいました。健康のためとして始めた昼寝ですが、まさか呑み込んでしまうほどのことは無いにしても、口の中で外れて傷つくのでは無いかとの心配で、今ではまったく落ち着いて眠ることは出来ません。
 それで先日歯医者を訪ねて直して貰いましたが、そうした事は稀にあるとのことでした。
 確かに痩せると手足や首が細くなりますから、歯茎だった身体の一部なので、肉が落ちることも在り得るのしょう。
 この歳になって思わぬ勉強をさせて貰いました。

今日の雪で庭の木々が薄っすらと雪化粧・・・夕焼け

同上・・・家の前の通りからの夕焼け


今年最後の・・・柳町公園で

2009-11-15 16:48:36 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 初めにお断りしておきますが、今日の載せる写真は初雪の前の日に行って撮ってきたものです。ボツにするのは勿体ないと思ったしだいです。

 週間天気予報で雪マークが出た翌日でした。予報どおりに雪が降るかどうかは分からなかったが、若し降ったならば、今年はもう行くことは無く、おそらく今年最後になるだろうと、曇り日ながらもブログ写真が撮れるのでは無いかとの僅かな期待を持って出掛けたのです。
 来るきっかけとなったのは、昨日孫たちのところへ届け物をした帰り道で、何の意図も無く通った柳町公園通りで目にしたのが公園内の低木の紅葉でした。
 夕方の殺風景な公園の中で、一際燃えるような真紅の紅葉に惹かれてしまったのです。 
 何がなんでも行って見なければと家を出たのですが、走りながら脳裏によぎったのは、果たして駐車場が空いているかどうかでした。
 ところが何時来ても空きが無いどころか、トイレの前の通路にさえもが車に占拠されるほどの混みようだったのが、その時ばかりは珍しくガラガラに空いていましたので、好きな場所に停めることが出来ました。
 それもその筈で、パークゴルフ場は既に閉鎖されていたからで、さすがに広いゴルフ場には人影が無く、時おり風に吹かれ行く枯れ落ち葉のみが目に付くだけでした。
 また公園全体を見わたしても、いつもは老人カップルや犬連れの散歩の人たちが結構多い筈なのに、黒雲が空いっぱいに広がっているとは言いながら割には暖かい日でしたが、何故かこの日はそうした人影は余り見当たりません。
 ただ時おりエコーーバックを手にした買物帰りの人が通り、また勤め人風の人が自転車で走り去るのが目に付く程度で、如何にも晩秋の昼下がりの佇まいでひっそりとしていました。
 そんな中で遠くからでもひと際目を惹くのが、金色に輝く落葉松と真っ赤な低木の一叢でした。

遠くからでも真っ赤に燃える様な紅葉・・・だが名前は知らない

金色に輝くカラマツ(落葉松)の黄葉

やはり名前の分からない低木

       同       上


今年の初雪と紅・黄葉!

2009-11-11 18:03:12 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今朝方予報どおりに降った雪こそ初雪だと思うのですが、既に先日新聞で初雪があったと報道されていました。
 しかしその頃にそんな気配は少しも感じられなかったので、実際に目で確かめられた今朝方に降ったのを初雪としたのです。
 ところで、初雪があって一応2センチ程度にせよ木の上や地面が真っ白になっているのに、下記のようなブログは相応しくないだろうと思ったのですが、これを載せようと既に写真を用意し、さらに文章もある程度書き終えていたので、捨てるのは如何にも勿体ないとあえて載せることにしたのです。  

今朝の初雪!我が家の裏庭で

        同      上


         ドライブ中に撮ってきた紅葉!   

 せっかくの晴天小春日和だったから、何処へという当ても無くドライブに出掛けたが、やはりいつも行く河畔公園に向かっていた。
 先日は幸いにも、今年初めての白鳥に出合えたが、そんな幸運は滅多に無くてただただ川風に吹かれながら、枯れ草続きの河原をぶらぶらするだけだった。 
 もともと歩きよりもブログのネタ探しが目的の外出なのだから、見るべきものが無くなった処には直ぐに厭きてしまいます。
 そしてまたドライブに駆り立てられて駐車場から飛び出したもののもとより当ての無いドライブだから、取りあえず仁々志別川に沿って川上に向かった。
 先日の白鳥の番いが戻っているわけでも無いのに、走る途中の橋から仁々志別川の河口を眺めたが、白鳥は居るわけも無くて水面が陽射しを受けて光っているだけだった。
 途中雌阿寒岳が住宅越しに望まれる地点まで差し掛かったが、この日も厚い雲が重なり合って山並みは何も見えなかった。
 仕方なく今度は住宅街に入った。街路樹か庭木でも良いから紅葉した樹木を撮ろうと思ったのです。
 しかし街路樹の紅葉はほとんど終わりかけていたし、また住宅街では時おり見かけても庭木ばかりで、カメラを向けるには難しく諦めざるを得なかった。
 後は昼食までの時間が来るまでの間、時には同じ道を繰り返しながら当てどなく走り回っていたのです。
 そして撮って来たのが下の写真です。

河畔公園駐車場内でのハマナスの紅葉

仁々志別川通りで・・・カラマツ(落葉松)の黄葉

日本製紙の発電所煙突と街路樹の黄葉・・・

スーパーの駐車場わきで・・・カラマツ(落葉松)


今秋の初白鳥

2009-11-06 18:03:18 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 最近午前中のテレビの楽しみは、何と言っても大リーグのワールドシリーズでしょう。
 特に昨日の第6戦では優勝もさることながら、松井秀喜選手が日本人選手初の{MVP}を受賞という輝かしい成果で終わった。
 明けて今日のテレビは何処を回してもまさに気抜けそのもので、気を入れて見る気にはとうていなれるものではない。
 関心をもって回したNHKの国会中継にしたって、政権が代わったからと多少は期待したのだが、揚げ足取りの遣り合いで、まさに国民不在の茶番劇が空々ばかりだった。
 せっかくの晴天のうえに昨日までの風が無いことから、早めに外歩きに出掛けることにした。
 手軽に駐車が出来て気楽に歩ける場所と云えば、やはり河畔公園が一番なので、いつものように仁々志別川沿いの道路を走った。
 河口に差し掛かった時眼に飛び込んできたのは白い物体だったが、まさかそれが白鳥だとは思わなかった。
 しかし近づくにつれてそれが白鳥であることがわかった。しかもまだ若いと思われる番だった。
 直ぐに道路端に停めて河原に下りて撮ったのは、云うまでもありません。

今年の初白鳥・仁々志別川の河口で

    同     上


紅葉を探して・・・ドーム運動公園にて

2009-11-05 18:03:53 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 最近になって特に感じるのですが、やはり今年の気温の違いからか、紅葉の色付き具合が今一つの気がします。
 先日はまだ早目のようだったので、日をおいて頃合を計って出掛けて見ると、無残にも葉が全部散ってしまっているのです。
 また今年は、病み上がりのせいで行動性に欠けているためなのか、そのような失敗は多いようです。
 しかし自分では今行かなければ思いながらもその日の行動は、それぞれ日々の体調に左右されて居るのが現実ですから、それもまったく止むを得ない事だったのです。
v今年の場合に限って云えば、写真を逸したのは紅葉ばかりでなくて花などにも当て嵌まることでした。
vさてそんなことの繰り返しを重ねながらも、どうにかこうにか間に合ったのがドーム運動公園でした。おそらくこれがブログに載せる今年最後の紅葉となるでしょう。
vここは以前にも何回かブログに載せたことのある馴染み処なので、毎年何度か訪れていたのでしたが、先にも書いたように今年は入院などですっかり少なくなってしまいました。
v先日所要でこの近くを通った時にはまだ充分に色付いて居なかったように見受けられたので、まだ大丈夫だろうとこの日まで延ばしていたのですが、大事をとってこの日来たのは本当に良かったと思いました。
v数少ない紅葉が真っ盛り・・・否少し盛りが過ぎてしまったかもと、近づいて良く見ると中にはすっかり枯れ色に変わった葉が多少混じっておりましたが、まだまだ充分に見られる状態でした。
vさっそくカメラに納めてから、のんびりと遊歩道を歩くことにしました。ただ雲が多いせいか、児童公園には親子連れの姿が無く、また広場にも散歩やウオーキングの人影が見られなかった上に、晴れてさえ居れば阿寒の山々が見られ筈なのに、みんな厚い雲の覆われて何も見えなかった。
vそれに陽が翳ると急に寒くなるので、ぶらぶら歩きは早めに切り上げて家に戻ったしだいです。  

いつもは親子連れで結構賑っている筈なのに・・・

アンツーカーのある広場にも人影は無く時おり冷たい風が・・・

何の木か知らないけれど黄葉の盛りが少し過ぎたような・・・

これも同じく名前の分からない木の紅葉


紅葉探し・その二・湿原道路で

2009-11-01 18:12:10 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 朝から予報どおりの雲が空一杯に広がり今にも雨になりそうだったから、今日の外歩きは無理だろうと諦めていたのだが、昼近くになるとその雲行きに変化が現れた。
 見るからに雨を降らしそうだった雲は薄くなるばかりか、ところどころが千切れ初めて来たのだ。そしてそれらの雲間から青空さえ覗かれた。
 最近の予報は時おりどんでん返しがあるから、これもきっとその類だろうと少しばかり期待を持って空模様を窺うことにした。
 しかしそんな心配をよそに空模様は益々好転して行き遂には陽が射し始め、ガラス越しに部屋に差し込む日差しはとても暖かい。
 この分なら1時間ほどの外歩きなら問題ないだろうと思われたから、さっそく身支度をして車を出した。
 さて車に乗ったものの行く先の宛ては無かったので、とりあえず河畔を目指して車を走らせたのだが、途中で春先以来湿原道路に行ってないことに気付き、
急遽方向転換して鶴野の駐車場を目指した。
 駐車場は何時ものように工事関係者の車で占拠されているのでは心配だったが、良い塩梅にちょうど1台分だけが空いていた。
 今の体調では500メートル先の休憩場辺りが限度でしたから、さっそく鶴野の休憩場を目指して、何時ものようにカメラを手にぶらぶらと歩き始めたのです。
 最初に目に付いたのが、すっかり葉の落ち尽くして赤い実だけのナナカマドでした。
 
 これより湿原道路へ・・・

ひんやりとした風が枯れ野を吹き渡るだけ・・・

すかっり葉が落ち尽きて真っ赤な実だけが青空に・・・

鶴野駐車場脇の広場の黄葉