昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

今、日本が壊れている・・・?

2006-07-25 18:42:41 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 このところ、連日放映される九州と長野地方の大雨による災害には、ただただ気の毒で言葉さえ失っております。
 
 いささか飛躍し過ぎるようですが、このまま「日本沈没」という事態が、愈々九州から始まるのでは無いかと、当てのない不安に戦慄さえ覚える始末です。

 幸い此処北海道東部は、梅雨などや台風にも余り縁が無く、また夏の真っ盛りと云うのに、真夏日は唯の一度も無いうえに夏日さえもたったの一日だけ、本州の炎熱地獄ほど遠くむしろストーブが恋しくなるような肌寒い日が続くこの頃です。啄木をして「さいはての・・・」と歌わしめた此処釧路ですが、このまま地球の温暖化が進むと、やがて我が国有数の避暑地になること請け合いです。

 何はともあれ、昼前には晴れるだろうとの予報を信じて、近くの街中の公園に出掛けました。やがて予報どおりに青空が現れ始めそのうえ気温も珍しく20度を超えて、まさにウォーキング日和、その青空のもとでの歩きと、久々に訪れた花壇の数多い花々を満喫して来た次第です。

市内柳町公園の花壇ゾーン

同上

アスチルベの花=アスチルベ

花壇への遊歩道沿いに咲いていた「ベニウツギ」の花


室内歩きに飽きて・・・

2006-07-21 20:50:20 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 本州の特に長野県での豪雨による土砂災害のことを思うと、少しばかりの天候不順を嘆くには引け目を感じますが、狭い室内歩きが三日も続くとすっかり滅入って仕舞った。
 しかし何はともあれ、災害に遭われご不幸にも亡くなられ方へのお悔やみと、今なお避難先でご不自由な生活を続けて居られる方々へのお見舞いを、心から申し上げる次第です。

 先日今年初めての夏日を記録して本格的な夏到来を喜んだのは、まさに束の間のこと、その後の二日ほどだけで又元の涼し過ぎる夏に戻ってしまった。
その涼しさだけならまだしも、日によっては霧雨が混じることもあって、最低気温が10度ギリギリとあっては、むしろ肌寒くストーブを点けるほどだった。
 夏の間にこそウォーキングを重ねて冬期に備え様との思いは、日に日に崩れて行くようで焦らずには居られなくなった。そこで思い切って長袖シャツにジャンパーまで着込んで、三日ぶりに戸外のウォーキングに出掛け、家から一番近い自転車道路を歩いて来た。
 そんな思いまでして出掛けてみたのだが、それは自分だけの勝手な思い違いだったということを直ぐに知らされた。家の中で天候の不順を嘆いていたのは私だけで、戸外は例年どおりの夏の盛りで、小鳥は飛び交い樹木の緑は色濃く、そして草花は例年通り同じ場所に咲いていた。
 一寸した肌寒さに躊躇していた老人の、否!己自身の爺むささと意気地なさだけを、厭というほど思い知らされた一日だった。
確信は持てないが「モイワシャジン」だが「トウシャジン」かも・・・?

キンロバイ

ヒレハリソウ

紋白蝶も元気に舞っていた。花はヒメジョオン

今日の今日まで「ソラマメ」は内地だけで生育すものと思っていたのに・・・



今日の繰り言日記

2006-07-16 18:17:16 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 初めての真夏日を記録して以来、当地域では珍しく20度を超す日が続いた。今年春先からの気紛れ気象は改善されたかとも思われたのだが、一転して今朝は一気に15度を割り込んでしまった。どうやら気紛れ気象は元に戻ってしまったようである。
 それに昨日までの青空は跡形も無く消え失せて、どんよりとした黒雲が低く垂れ込み、雨が直ぐにでも降って来そうな雲行きでだった。しかし気象情報によれば雨の心配は無いとのこと、気のせいか黒雲の一角に明るいところも見られたので、先ずは雨の心配な無いだろうとウォーキングニ出掛けることにした。

 歩く前のウォーミングアップがてらに、先ず今日の買い物を済ませることにして、昨夜のチラシを基のして日頃行きつけの近くのスーパーに向かった。
 今日の買い物予定の朝食用の牛乳とヨグルトそれにバナナは格安で手に入れたが、キューイだけは価格の割に硬いうえに小振りだったので、やや離れた量販店にまで足を延ばした。そこでは意外に廉かったので、余分にゴールドも併せて買ってきた。

 予定の買い物を済ませた後は歩くだけ、もうその頃には懸念の黒雲は薄くなり、その果てには青空が広がり始めていた。その青空を映して水色に光る川に惹かれて、久々に河畔道路を歩くことにして河畔に下りた。昨日までの暑さも無く、気になる川風は何時なく柔らかくて心地よかった。タップリとウォーキングを満喫した一日であった。

 帰宅して早々に昼食、老妻の手作りの「冷し中華」にパクついた。日向で火照った身体には一番の昼食、もとより老女の手製だから、決して今流行の若者向きでなく昔ながらのものであったが、昔気質のジジイにはこれが一番馴染む「冷し中華」なのである。

その名のとおり水辺が相応しい浜茄子の花。

ミツバチも魅せられて・・・!

この辺では珍しい「ハマエンドウ」

同上のアップ撮り


今年初めての夏日!

2006-07-13 18:54:54 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 先ず前段に・・・
20歳の女性が、ブログのネタ欲しさからの放火の容疑で、昨日逮捕されたと云う。そのことは正直言って、とても複雑な気持ちになり深く考えさせられた。
 
 さて、 
 昨夜の気象情報では、今日の最高気温は25度と云う事だったが、ここのところ雨で肌寒い日が続いて、朝晩にはストーブを点けたほどだったから、急にそんなに高い気温、しかも一気に夏日に成るなんてことは、とても考えられないことだった。
 ところが一夜明けて見ると、昨日までの雨雲は跡形も無く、真っ青な青空が広がっていたのには全く驚いてしまった。更に時が経つにつれて気温がグングンと上がって、11時頃には既に25度を超え、なんと今年一番を記録した。
 まさに夏日、しかも今年初めての夏日だ。この3日ほど室内歩きを余儀なくされていただけに、何はともあれ戸外で太陽を一杯に浴びようと、家を飛び出し湿原道路へ繰り出した。

 湿原道路と云っても、単に私がそのように呼んでいるだけで、実は自転車道路の延長線上に位置する湿原の、ほんの入り口程度の場所なのである。実際には「湿原遊歩道」と指定されているものは、市内の湿原展望台の近くにも、また隣村には湿原内部により深く入り込めるものがあるが、とかく身体に欠陥のある老夫婦がウォーキングがてらに気軽に行けるのは、せいぜいこの自転車道路から覗ける程度の場所なのである。

 やく12日ぶりに訪れた湿原は、時節柄道路沿いの草木の成長ぶりには目を瞠はるほどだった。「コバイケイソウ」の花は終わり、代わりに「オオハナウド」が道路沿い一杯に咲き誇っていた。
 また昨年と異なり小鳥の数が増えているようで、姿こそ滅多に見せてくれなかったが、多様な鳴き声からもそれは窺われた。

樹間から見られる雲は既に真夏そのものである。

ハマナスの花の彼方に広がる夏雲

自転車道路沿いで咲き誇る「オオハナウド」の花

同上の花弁

その合い間には「ノコギリソウ」の花が咲いていた。

 

こんなにも空が青いのに・・・老いの繰り言から

2006-07-08 18:12:32 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 こんなにも空が隈なく晴れ渡っているのに、どうして毎日暗いニュースが溢れ、悲惨な出来事ばかりが起きるのでしょう。
 
 民族・宗教の違いからの殺戮、また異なる主義主張からの同国人同士の殺し合いなどは、来る日もくるひも耐えること無く続いております。また拉致・麻薬・贋金作りの無法に加えて、自国の訓示訓練と称してミサイルを放ち、隣国の迷惑などは少しも顧ない他国の横暴さにはただただ呆れ果てるばかりです。

 そして国内でも相変らず、強盗・猟奇・怨恨などからの殺人事件が連発しております。特に親殺し子殺しが相次ぎ、中でも幼児への虐待が目に余ります。
 父親が幼児を殴り殺したり、母親が二歳児に熱湯を浴びせ殺すとは、まさに鬼畜にも劣る残虐行為です。
 こうした事は末世に等しい現世の倣いで、上も下も我利我利亡者の集団ばかりで、欺瞞一杯のカラクリが罷り通るのが、今世の通常で真の姿であるならば、人間って救いようの無いほど本当に悲しいものですね。

落葉松の枝越しに、一点の隈も無く広がる青空。

この青空の下水遊びに熱中する純真無垢な子どもたち。

過ぎし日の労苦を束の間忘れて、パークゴルフに興ずる老人たち。

どんな世でも花(自然)は裏切らない。「浜茄子の花」

群生は此処だけの「赤いタンポポ=コウリンタンポポ」


まさに拗ねる悪餓鬼

2006-07-05 20:43:12 | 日々の雑記
    <ミサイル発射> 
 起床早々に先ず驚かされたのは、北朝鮮によるミサイル発射のニュースだった。このことに付いては以前から取り沙汰されていたのだが、まさか実行されるとは思いもよらないことでした。
 それも一挙に六~七発も発射とは、まさに狂気の沙汰と言わざるを得ませんが、一体全体何を考えているのでしょうか。
 六カ国協議の席上での苛立ちからの愚行なのでしょうが、その本質的なところは、固より一介の田舎ジジイには何一つ分かる筈もありません。
 新聞テレビのニュースの端々から窺い知れる事は、最近各国から特にアメリカから余り相手にされないことからの、一種の苛立ちの行為なのでは無いことも思われます。
 例えば、悪餓鬼が親や近所の人たちから相手にされなくなって起こす、いわゆる腕白行為の一つでもあるのでしょう。思えば子どもの頃親に余り「かまって貰えなくて」わざと悪戯をして気を惹いた事が多々ありました。今度のこともそれに似たような物かも知れません。今のところ相手の手に乗らず、暫らくは静観が必要なのでしょう。

 今朝のこの出来事の所為で、お昼頃に震度の3の地震があった。土地柄「地震銀座」と言われて多少の揺れには驚かないのだが、震度3ともなればニュースとなっても良い筈なのに、とおり一遍のテロップ(文字放送)で終わってしまった。
 とかく関係者の、日頃の平和ボケが目に付いた一日でした。

 <これって何の花?>

 さて話は変わりますが、孫の家の近くで見つけた花です。遠目には一見桜かとも思ったのですが、幾ら開花が日本一遅い土地とは云いながら、それは在り得ないことと車から降りて近付き、他人の敷地内の樹木だったから一応それが気になったのですが、とりあえずカメラに納めて帰宅。早速く検索などで調べたが、遂に力及ばず分からずじまいとなりました。

 5メートル近い高さの樹木の花です。

その花の拡大花弁です。

その木の葉の形です。


カルガモの親子

2006-07-03 17:30:47 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 <今日のニュース>
    
   (1) 橋本竜太郎元総理(第17代)死去
      一つの時代が終わった感があります。
    
   (2) 5人目の女性知事(滋賀県)誕生
      自民・民主・公明推薦の候補が敗れ、社民支持の候補が勝利。
      二大政党政治の流れがここに来て変わりつつあるようです。

 
 <今日はなんの日>
      
   (1) ソフトクリームの日だそうです。


             カルガモの親子

 予報では晴れる筈の昨日が一日中どんよりと曇っていたのに、今日は全くその逆で朝から陽射しが眩しいほどだった。老妻はその好天を見て取って、早々と洗濯を始めた。その洗濯も昼前早くに切り上げて、ウォーキングと買い物に出掛けることにした。膝の調子のこともあってか、老妻の外出の目当ては歩くことよりも、少し遠出ながら折込みチラシの最新スーパーにあった。

 買い回りで時間がかかるということで、ウォーキングは私一人ですることにして、そこから近い上にウイークデーには、割り合い人出の少ない市の運動公園に向かった。春先き以来の公園の小さな池には、「カルガモ一家」が、折からの陽射しを一杯に浴びて、思い思いに寛いでいた。
 折角の親子団欒を驚かすようだったが、思い掛けない光景にカメラを構えて近寄っていた。小鴨たちは不意の闖入者に慌てて岸辺を離れ、池の真ん中辺りで見張っていた母鴨も、まさに一大事とばかりに駆け寄り、親子共々に大急ぎで水草の茂みに向かった。
足音を聴きつけて慌てて岸辺を離れる子鴨たち

ウロウロと母鴨を探す子鴨たち

池の真ん中で子鴨たちを見張る母鴨

怪しい闖入者に気付いて慌てて駆け寄る母鴨

子鴨たちを水草の茂みに誘導する母鴨



久しぶりの湿原道路

2006-07-01 21:40:12 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 今回のサッカーW杯は、ジーコジャパンが早々と敗れ去り、更にアジヤ勢が全滅したとあって、その興味は初めの半分ほどにも減ってしまった。しかし昨夜は、個人の超美技サッカー代表の南米アルゼンチンと、片や組織プレーのヨーロッパ代表ドイツ対決とあって、ある程度期待して見始めたのですが、その期待通りの熱戦に惹かれて最後まで観てしまった。
 全体としてはアルゼンチンが押し気味でしたが、結果は延長戦でも決着は付かず、PK対決の末にドイツの勝利で終った。

 「勝負は時の運」とか、どちらが勝とうが日本が決勝リーグに残れなかったから、そのことには余り興味は無かったが、それぞれの地域での特徴あるサッカーに多いに満足して床に入った次第です。
 そんなことで今朝はとにかく寝不足でしたから、今日のウォーキングは止めにしようかとも思ったほどでした。しかし昨日今日のような晴天はめったに在る訳ではないので、特に今年の場合は気紛れ天気が続き、更に雷も異常に多くてまさに天候不順そのもので、下手するとまた一週間以上も雨に祟られるかも知れないと、気を取り直して歩いて来ることにしたのです。

 そして約一ケ月ぶりに湿原道路に出掛けることにしたのです。取り立てて見るべき花なども無く、昨年並みの花が咲き草原が果てし無く広がっているばかりでした。

湿原の果てに広がる雲はもう既に夏雲を思わせます。

キショウブの花

アヤメ

トリアシショウマ

ウマノアシガタ

コバイケイソウ(蛇の枕)の花