昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

軍手

2004-05-28 21:53:26 | Weblog
 昨日は珍しく気温が20度近くにも上がり、ウォーキングの楽しさを存分に満喫した。今日もそのつもりで勇んでウォーキングに出掛けたものの、何と今日の気温は10度を割る低さにガッカリ!しかし今更引き返す気にも成れず歩き続ける事にした。ウォーキング中毒者としてはやはり家の中を歩くよりは、例え寒くとも戸外の方が数倍楽しい。それにこの気温の低さにも関わらず仲間は結構いるもので、「寒いですね・・!」の言葉を挨拶代わりにして、行き交う老カップルとの会話は何時もと変わらなく弾む。だがそれにしても手の冷たさには閉口する。手袋を着けている者は数少なく殆どの歩行者はポケットに手を入れたり、又は口に手を当て息を吹きかけている始末である。少し歩き始めたものの私ら夫婦もとうとう我慢ならず、車に軍手の有るのを思い出し車に戻り、トランクより取り出して再び歩き始めた。
 もう間も無く六月に成らんとするこの時期に、手袋が必要とは全くの驚きの一語に尽きる。内陸の各地域では一様に戸外活動で真夏日を謳歌していると言うのに、毎年の事とは云いながら、我が地域との温暖の違いを改めて驚き且つ嘆かずには居られない。如何に日本列島が南北に細長いからと云って、夏のさなかの真っ昼間にこんな事って信じられる・・?