昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

ホオズキの実

2015-10-27 14:50:17 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
初雪こそまだ有りませんが、近頃の気温はまるで嘘のような冷え込みで、
 毎朝ストーブに頼る毎日です。
  そんなこの頃ですが、先日の日曜日は珍しく風も無く至って穏やかな
 昼下がりの事、久し振りに歩いて来ることにして出掛けました。
  これといっ当ても無く隣の町内会の一般の住宅街をぶらつく事にして歩く
 事にしました。

  花の季節はすでに終わった様で、何処の家の庭などには花らしきものは
 無く、寂しい限りでした。
気落ちして帰ることに家に戻りかけた途中でした。アパート敷地の庭先で
 赤い花のような物を眼にしたので、近づいて見るとそれはホウズキでした。
  ホウズキは私にとってはとても懐かしい物で、亡き妻の想い出が多く有る
 のです。
  今でも妻が子供たちにその鳴らし方を、優しく教えていたことがはっきりと
 想い出されます。
  そんな昔のことを色々と想い出しながら、カメラに納めて来ました。 












           

名前の分らない花

2015-10-14 15:11:53 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
これまで夏の間買い物や病院帰り、それに晴れた日などの外出の折などに
 撮って来た花々、名前の分らないままに捨てるには気にはならずに保管して
 来ました。
  今回名前の分らぬ儘にブログに載せることにしました。花を見ながらその時の
 情景をを色々と想い出しております。
  
  市役所へ出掛けた帰りの事でした。お昼までには少し間があったので、住宅街
 に入りました。
  至って閑静な住宅街でしたから、こちらも家々の庭などを眺めながらのんびりと
 走りました。
  或る家の庭先でした、小さな釣り鐘のような花に見とれカメラを向けていた時に、
 その家の人に咎められたのです。
  おそらく怪しいジジイが、家にカメラを向けていると思ったのしょう。
  今までに見たことの無い花だったので、パソコンに載せて見ようと思った事を
 説明してその場を離れました。
















紫陽花

2015-08-24 14:42:17 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
先日のお盆の一六日にお寺をして来ました。我が家の菩提寺は街外れで、
 家から車でも約小一時間近くかかり、それに車で混み合う街中を通らなければ
 なりません。
  幸い天候が珍しく良い日で、途中街外れでも墓参りの車で信号で待たされる
 ことも運転は快適そのものでした。
   
  いつものように住職に読経をお願いして無事に済ませることが出来ました。
  家に帰る途中での昼食は、これもまたいつもの蕎麦屋でしたが、昔皇族が
 利用したこともある釧路では名の知られた有名な蕎麦屋でした。 
  待たされる事は覚悟しておりましたから、そこの庭園散歩しましたが、そこで
 眼にしたのは紫陽花の花でした。その後食事を無事に済ませての帰りのこと、
 その界隈を見て回ることにしてのんびりと走りまわりました。
  
  したの紫陽花はその時撮ったものです。
  久し振りに有名店での蕎麦と、紫陽花の花が摂れたことで、幸せな一日に
 なった事は云うまでもありません。
 















花撮り歩き・・・薔薇

2015-08-10 15:34:04 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
前回の花撮り歩きは、車の調子が悪くなり整備に出していたのが戻って
 来たので、その調子を見ながら花撮りでもと思って出掛けました。
  前回の徒歩での花撮りとは違っていたので、それに時間的に余裕も有った
 ので、家から大分離れた住宅街を回る事にしました。
  其処は初めて通る処で、かなり立派な家が建ち並んでいましたから、素敵な
 花壇も多いだろうと、期待を込めて走り回りました。
 しかしそんな期待は空振りでした。
  と言うのは、そのような家の花壇は流石に立派でしたが、高い塀に囲まれて
 外からは見られる事もなく、ましてや塀の中に入り込んでの写真とりなんて、
 場合によっては軽犯罪になり兼ねません。
  それで諦めてあちこち走り回って撮り易い花だけに決めたのでした。
  それが下の写真の薔薇の花です。 













藤の花

2015-07-27 15:09:15 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
これまでの花撮りはスーパー等や病院の帰りだったのですが、今度は
 昼からの穏やかな天候に誘われて、花撮りのみの目的で家を出ました。
  いつもの車での花撮りとは違って、今回は歩いての花撮りでしたから、
 取りあえず家の近くの住宅街が目当てでした。
  これまでは買い物が目的でしたから、家の近くの住宅には余り気に留めず
 に素通りしていた場所です。
  近くにこんな立派な住宅が有ったかと、眼を見張るほどの住宅も驚く様な
 場面も有りました。
  初めは家の近くだけと思って居たのでしたが、折からの天気の穏やかさにも
 誘われて、初めの予定を越えて花撮りに歩き回って仕舞いました。
  
  その成果が下の写真の{藤の花}の発見でした。








民家の庭のハマナスの花

2015-07-14 14:47:47 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
今回偶然撮って来たのは、住宅街の一画の住宅の壁際の小さな花壇
 でした。
  亡妻が懇意にしていて、今も私が時折り訪れるクリーニング店からの帰り
 こと、ブログに載せる花でも無いかとの好奇心からでした。
  
   石川啄木の歌集の一握の砂の中にある・・・

         潮かおる北の浜辺の砂山の
         かのはまなすよ今年も咲けるや


一般的にはこの花は浜辺の花として広く知られておりましたから、浜辺から
 遠く離れた住宅街で見られれるなんて驚きでした。
  行き交う車の合間に車から降りて、じっくり見つめてからカメラに納めました。
  毎年のように訪れて写真を撮っていた河畔公園のハマナスは、今年は未だ
 行っておりませんが気になります。
  近い内に折を見て是非行きたいものと考えております。

 








ノボリフジ

2015-07-03 14:25:19 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
普通ノボリフジと呼ばれて広く親しまれておりますが、別の名をルピナス
 も云ううのだそうです。
  この花は公園などの縁に植えられておりますが、家の庭園などでも見られる
 花です。
  写真の花は自転車道路の一画で、以前亡妻の共に毎日の様に歩いていた
 道路の土手に咲いて居た花です。

  先日買い物帰りの途中で、昼食までには大分時間が有りましたで、少し遠回り
 して少し歩いて撮って来たものです。
  やはり歩きながら想い出すのは、以前亡妻と歩いた頃のことでした。
  切なくなりましたが、色々と想い出しながら小半時歩いて来ました。  
  












ライラックの花

2015-06-25 14:48:01 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
先ごろ撮ったライラックです。時期的には少し過ぎて仕舞いましたが、
 せっかく撮ったが残っていたものですから、載せることにしました。 
  ライラックは別の名をリラとも又ムラサキハシドイとも呼ぶようですが、私は
 リラと云うのが好きで、特にリラ冷えが好きです。

  このライラックの花は、病院の帰り市役所に行った帰りの途中でした。少し
 遠回りして通った街中の住宅街で眼にした花です。
  この花は珍しいものではありませんが、何故か今年は家の近くでは余り
 見掛けませんでした。
  このライラックは我が家の狭い庭にも有りました。以前今の家を建てた折に
 札幌の姉の家から、イリモシャクナゲ等と一緒に貰って来て植えましたが、
 残念な事に何時の間にか花を付けなくなって仕舞いました。
  今では葉だけになって仕舞った木を眼にして、残念ながら満開だった頃を
 偲ぶだけになって仕舞いました。 












ツツジの花

2015-06-05 15:28:13 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
先日の昼下がりの事です。久しぶりに街中の薬局へ行った帰りでした。
 この店は二十年来付合いの有る店で、今までにも月に一度位しか訪れ
 ない店です。
  買い物を済ませてからの帰り道は、これも久し振りにその街の住宅街を
 通って見ることにしました。
  そしてとある大きな家の前を通った時に眼にしたのが、下の花でした。
  直ぐにその花は、今を盛りに彼方此方で咲き誇っているツツジであると
 判りましたが、これほど見事さは初めてでした。
  それに立派な花に間違いは無いのですが、残念ながらその花の名までは
 判りません。
  私が知って居るエゾムラサキツツジとは違うようでしたから、名前が知りたくて、 
  その家の人でも庭に居ないかと門柱の影からその庭を覗いて見ましたが
 誰も居りません。わざわざ玄関から声を掛ける程までの気も起らなかったので、
 未練を残しながら写真だけ撮って帰って来たのです。  
      









チュウリップ

2015-05-23 14:40:44 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
先日一か月毎に通ってる市立病院からの帰り、投薬を予約している薬局に
 立ち寄った時の事です。
  その薬局は日赤病院の近くなのです。日赤病院は亡妻が入院して臨終を
 迎えた病院でしたからとても辛いのでしたが、その薬局は亡妻共々に長い付合い
 でしたから、それに辛いと言いながら裏道からは、亡妻の入院していた病室が
 見られる道路なのです。
  それは確かに辛いのですが、その反面在りし日の亡妻が色々と想い出される
 処でもあったのです。
  その日も真直ぐ帰ろうか・・・色々迷った末に懐かしさが込み上げて来てその
 裏道を通ることにしました。
    
  その時眼にしたのが、その道路沿いに有る日赤病院の花壇一杯に咲いてたのが
 チュウリップでした。
  チュウリップ祭りは今年も有ったのでしょうが、その公園は家からとても遠い場所
 でしたから、それに病院の予約日とは離れた日でもあったので、諦めていたのです。
  そんな訳でそのチュウリップは、私の為に亡妻が呼んで呉れたのだととっさに悟り
 ました。 そん訳でとても満ち足りた一日となりました。