昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

徒然なるままに・・・!

2004-11-03 21:23:15 | 趣味
 今日一日雨の予報は無かったが、朝からどんよりと今にも降り出しそうな曇り空だったから、とても歩きに出掛ける気にもならずテレビ(ニュース・ビデオ録の時代劇)と転寝で過ごす一日となって仕舞った。

 先ず朝のテレビは何処へ回しても、朝刊の一面同様「新球団に楽天決定」の話題ばかりで、渦中の中越地震の話は何処へ追いやられたのかさっぱり出てこない。時折り出て来ても画面はパッパパッパト切り替わり、アッ・・と言う間に終って仕舞う。

 とにかく山古志村の土砂で出来た芋川の人工ダムの事が心配でたまらない。

 「たかが選手・・・たかがファン・・・」一部の傲慢無礼な一オーナー発言で、明るみに出た日本野球界の恥部にプロ野球への興味はもう疾うに無く、今は大リーグ特にゴジラ松井のヤンキース一辺倒である。

 今更新規球団が何処に成ろうと、はたまた1リーグで在ろうと十二球団2リーグ制に成ろうと、もう全く如何でも良いことである。現に先ほどのヤフージャパントッピクスの、俳優・藤田まことの「涙の野球決別宣言」を見た。
 益々混沌としてお先き不明のプロ野球界・・・思い遣れる次第である。

 話変わって午後のテレビニュースの話題は、アメリカ大統領選挙一色と成った。ブッシュかケリーか・・・?先日来日本の政治屋(家)も尋常で無い力の入れようで・・・これもサッパリ分からない現象である。

 選挙結果は午後七時過ぎても、ブッシュがリードしながらも未だ判らないとか・・・もともと我が国の選挙制度とは全く異なり複雑そのものだから、確定するの先の先約一週間先の十一日(木曜)以降になるらしい。

 どちらが成っても我々には余り関係が無いのでは・・と云ってはいけないかな?

今日一日をつれづれに・・・!

2004-10-30 22:35:35 | 趣味
 何時もの朝のように時間通りに起きては見たものの、特別な予定も無いままに漫然とテレビを見入る。何気なく回したチャンネルに出てきた画面は「ウエークアップ」の何時も見知った面々の討論、果たして何処まで本当の事なのか判断に苦しむばかりの、取って付けたようなコメント・・・そんな中でも救いは土石流の中から救い出された皆川優太ちゃんの救出場面と、現時点での症状発表である。

 食事も普通食に戻り体力も回復しつつあると聞いて安堵する。「本当に良かったね!」

 昼近くに気象予報士の「9月下旬の暖かさ」の言葉に誘われて、とかく寒い日には止めていたウォーキングに出掛けた。確かに予報士の言葉に嘘は無く、雲が多い割には予想以上に暖かく妻から借りたスカーフは直ぐに外した。
 歩数の方も思いのほかに捗り、その上夏並みにタップリと汗を掻いて歩き久しぶりの爽快感に満足した。

 日課の昼寝の後はテレビの午後のニュースを見る。イラクの邦人人質殺害か?に訳の判らぬ苛立ちを覚え、それに続く中越地震被災地情報に切なさと遣る瀬無い思いに駆られながらも、またまた優太ちゃんの言葉が切なく堪らなく辛い。知らず知らずの内に眼が潤んでいるのを知る。

     ※ 「また暗くなった・・!」 
     ※ 「お母さんは病院で死んじゃったの・・?」 
     ※ 「お母さんはいつくるの?」
     ※ 「車壊れて困った。なおして」

 一日も早く退院出来てお父さん方と一緒に暮らせるようになると良いですね!


健康おタク!

2004-05-20 20:37:45 | 趣味
私は日頃周りの友人などから、「健康おタク」と呼ばれて久しい。その「おタク度」の度合いからも弟妹達にまで「兄さんは健康の為なら死んでも良いんだよね!」などと常に茶化されている始末である。

 確かに皆の言う通りでそれは人後に落ちないと自認している。約10年ほど前の事、ただ仕事一途に働き詰めの結果、職場の健康診断で突然、高血圧・脂肪肝・境界型糖尿病その上高コレステロール症と言われて、それこそ夢も希望も吹き飛んだ。「命有ってのものだね」とばかりに現役を引退し、それまで眼も呉れなかった健康に気を遣うようになったのである。

 先ず一日の始まりは、その日の朝刊のテレビ番組のチェック、しかも健康に関するものが主体である。これぞと想うものが有れば、取り敢えずマーカーペンで色付けして置き、録画の予定に役立てる。こうした録画済のビデオテープは、見た後直に消去するのも有れば、又後で必要になるだろうと思えば消さずに取って置くから、その数は半端ではない。

 更にテープばかりでなくそうした健康番組は、インターネットの「お気に入り欄」に、「生活と健康」のフォルダを設定し、主なものでもNHK健康ホームページ・ためしてガッテン・おもいッきりテレビ・あるある大事典・筋トレとストレッチ・足裏つぼ全図解etc,それに野菜事典まである。それらを事ある毎に開いては、周りの人たちへ説明するのだが、それが往々にして度が過ぎる為「健康おタク」と茶化される所以である。

DVD作成

2004-05-09 21:49:06 | 趣味
 昨日のあの暖かさはまるで嘘のような今日の天候、朝からどんよりと曇り見るからに寒そうである。その上この地域特有の海霧さえ出始めて来たようだ。こんな具合だとこの年齢にもなるとからっきし駄目で、戸外でのウォーキングはおろか、他に何か仕様などとの気構えも更々無くなる。
 家の中でただゴロゴロしているものだから、普段は出来るだけ控え気味の菓子類についつい手が伸びてしまう。昼寝ばかりでは夜が辛いので、暫らく放って置いた「N響」のビデオ録画分「ブレンデルのピアノ(協)皇帝・」「ブラームスの交響曲第一番ハ短調」「ドップラーのハンガリー田園幻想曲」の三曲をパソコンに
取り込む作業で時間を潰していた。実際にDVDソフトへの書き込みはには、約二倍程の時間を要するので、それは深夜を利用して追々実施して行こうと思う。今後の楽しみの一つでもある。
 そう云えば今夜も九時から「N響」放送が有る、「ツィンマーマン演奏の・ベートヴェントブラームスのヴァイオリン(協)」だそうだが、一応録画中だがどんな出来映えなのかこれも中々の楽しみである。

病院にて(芥川賞)

2004-04-08 22:02:02 | 趣味
市内の総合病院でのことである。今朝の内科待合室は何時にも増して大変な混みようだった。一度は出直そうかとさえ思ったほどである。しかし通院予約日でもあり苦労して駐車し、更に受付までも済ませた事を考えると、今更出なおす気も消え失せ、気長に待つ事を覚悟した。手持ち無沙汰に患者用に用意されている本棚から、表紙の見出し文に惹かれて一冊の月刊誌を手にした。一ヶ月ほど前の文芸春秋で「芥川賞発表」と赤文字で仰々しく書かれていたからである。最近の芥川賞には余り興味を持てなくなっていたのだったが、今回の受賞者は二人でその両者とも、最少年者であるとの報道を思い出し、時間も充分に在る事もあって読んでみる気になった。
 読み始めて驚いてしまった。若手の書き手へのある種の期待を込めて居たのだったが、数ページほど呼んだところで耐えられず伏せてしまった。時代が変わったと云われれば、それまでの事かも知れないが、70歳を超えた老人には読むに耐えないものであった。この内容では戦後早々に巷に氾濫した、「エロ新聞」その物ではないかと・・。時代は確かに大きく変化して来ていることは理解出来るが、これほど酷いものが受賞作品として一体全体どんな野郎が選んだのかと・・選者の顔ぶれを見てまた驚いて仕舞った。錚々たるメンバーである。これらの人々は何時から「エロ文学者」に成り果てたのか、それとも「理解あるオジサン」と阿ね媚びての結果かと、大袈裟ながら日本文学界も地に落ちたものと嘆かずには居られない。今頃になってこんな事を嘆く己自身のあやふさに我ながら心許ない有様である。どうやら私も七十歳を越え右脳・左脳はおろか脳全体が硬直状態に陥って仕舞ったのか・・と。何はともあれ「×××にピアス」許せない!。