昭和ひとケタ樺太生まれ

70代の「じゃこしか(麝香鹿)爺さん」が日々の雑感や思い出話をマイペースで綴ります。

もみじ撮り歩き~神社通りで

2013-11-24 16:20:19 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 先日病弱の娘に代わって、年金の切り替え手続きを無事に済ませての
帰り道、予定より時刻も早かったので、国道から離れて神社通りを走る事に
しました。
 以前この近くを通った時に、色付き始めた樹木を遠目ながら眼にして
いたからでした。

 その神社通りの木々は、ちょうど良い具合に色付いて、まさに紅葉の
真っ盛りでした。
 無事に写真を撮り終えて帰路に付いたのですが、道路を行き交う車の数が
いつもより多いのに気付きました。
 その上神社への入り口の辺りに差し掛かると、今度は何時に無く
子供づれ家族の多いのにも気付きました。
 そうでした、今日は七五三参りだったのです。嬉しそうにはしゃぐ子ども達と、
その親たちの明るい顔に、やはり私たちも以前に孫たちと連れ立って訪れ、
お参りしたことを懐かしく想い出し、ほのぼのと心が温まるのを覚えました。



 




ホオズキ{鬼灯}

2013-11-19 16:46:53 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
  先日調剤薬局へ行った帰りのこと、
近くの住宅街のとある家の裏庭で、今どきとても珍しい物を見付けました。
 初めは車の中から見ていたのですが、花にしては今どき珍しいと
思ったものですから、車から降りて近寄って確かめることにしました。
 近づいて知ったのですが、其処は空き家であることが分かりました。
 庭の手入れはもとより、庭の仕切りの柵などは壊れて荒れ放題だった
 ものですから、安心して近寄って見ると、それはホウズキだったのです。
まさに・・・ 主なしとて 春な忘れそ・・・でありませんが、そのホオズキは
住人の在る無しに関係なく季節が来れば、花を咲かせ実を結んだものなのでしょう。
 自然の有難さにほのぼの心温まる思いでした。

 ホオズキには、懐かしい想い出が色々とあって、時が経つにつれて
それぞれの想い出が蘇って来ました。
 先ず幼かった頃のお袋さんのこと、姉や直ぐ下の妹にホオズキの実の
ほぐしてからの作り方、そして鳴らし方などを何度も何度も優しく教えて
居たことなど、そして後年私の亡妻が、娘や孫たちに同じように教えていた事などが
鮮明にそして懐かしく想い出され、そして又たまらない切なさに浸った次第です。






釧路の大夕焼け

2013-11-14 16:10:20 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
{世界三大夕日の釧路港}との表題で、郵便の切手シートにもなった釧路の夕焼け、
釧路市民が日本一と自慢するその夕焼けの季節が、いよいよやって来たようで、
先日見事な夕焼けを目にしました。
 ただ残念なことは、もう八十歳を過ぎた今、以前のように夕焼けの美しい季節が来たからと云って、夕べの街中をあちこちと走り回るようなことは出来ませんから、
家の中からとか玄関の前からとかの場所に限られてしまいます。

 私が本当に撮りたいのは、釧路市民が誇りとする釧路湿原の夕焼け、
または釧路の名橋幣舞橋と乙女の像からの太平洋の夕焼けなのです。
 しかし先に書いたように、既に八十を過ぎた年齢の私では、
その夕焼け撮りはとうてい無理なことです、
 老人には、会社帰りなどで混雑する黄昏時の街中を走るのは、
かなりの冒険と言えるでしょう。
 だからと言って歩いて行くのは、情けないことに足が心許無いのです。
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日本郵便の切手シート

  






ナナカマドの実

2013-11-08 16:16:54 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 
 ナナカマドは、その実の真紅の美しさに加えて、紅葉の見事さも群を抜く美しさで、多くの人に知られ愛されております。
 なお、ナナカマドを漢字にすると七竈となり、この木は竈で七度焼いても燃え尽きない事から、昔からそのように呼ばれてきたようです。
 しかしそのように多くの人々に好まれ、公園や街路樹として植えられておりますが、庭木としては好ましくないとされ、庭はもとより敷地内に植えることもご法度とされております。
 と云うのは、このナナカマドを家の敷地内に植えると、 七度も竈を返すと言われているからです。 
 家の家計又は所帯をひっくり返す、即ち七度も破産を繰り返すことになるのです。

 そのように或る面では疎まれているのですが、私の大好きな植物の一つで、これまでにもたびたびブログに載せて来ました。
 なおネットで知ったのですが、ナナカマドは備長炭の原料なのだそうです。

 また子供の頃、このナナカマドに赤い実を、何故かカラスの実と呼んで居たのを思い出してもいました。








紅葉撮り歩き~その一

2013-11-04 11:08:22 | じゃこしか爺さんの見て歩る記
 花撮りの季節が終わってようで、目に付く街中の花に変わって
色付く木々が目立って来ました。いよいよ紅葉の季節到来のようです。
 そして私のブログの表題が、もみじ(紅葉)撮り歩きに代わりました。
 先ず花撮りと違って紅葉の場合は、家々の庭などを探し回ることよりも、
街路樹や公園などの方が多い筈ですから、範囲もよく広く車で走り回った
方が良いでしょう。

 そんな訳で、早速く街路樹が一杯の製紙会社通りや、また直ぐ近くの
通学路などを
一回りして来ました。
 これまで車での通りすがりに見て居て所為か、殆ど同じ種類の木々と
思っていたのですが、それぞれの紅葉の色付き具合で、そうで無かったことが
分かったのでした。
 それぞれの木の色付き具合を見計らって、これからも何度か来て見ようと
思っております。

 小学校の通学路の紅葉