畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

意地

2012-07-28 19:53:43 | 農作業

7月28日(土)  ときどき 

弟たちは、朝食後少し休んで、帰ってゆく。見送るのもそこそこに、畑に走る。タンクも500Lに載せ換え、満タンの水を背負い走る軽トラック。軽トラックには、このように、時々無理をさせる。今日は、白い薄雲がかかり、陽射しの強さがそれほどでもないから、助かる。それでも、トレイから畑に移された大豆は、水不足の畑で、暑さにしんなりしている。昼、日中なので、少し多めの水をと思ったからか、500Lも、途中で無くなってしまう。午後も、もう一タンクの水を運ばなくては。

午後は、二トレイに播種。地元の枝豆用の大豆を撒く。その後、続きの水かけをして、夕方には、再度タンクに水を入れ、3トレイを植え付けて、水かけをする。夕方に植え付けて、炎天を避け、夜のうちにたっぷりの水分の畑土に根付かせてやれば、なんとかなるのではないか。それとも、もう一回の水が必要となるか、様子を見よう。

それにしても、1500Lの水を運び、ガソリンでポンプを動かして、時間をかけての水掛け。そうでなくとも、育苗して、植え付けると云う手間のかかる作業をしている。労多くして、収穫は少ない。そして大豆の価格は安い。大いなる赤字を承知の上での大豆作り。これはもう、意地の大豆作り以外の何物でもない。


祥月命日

2012-07-28 06:46:45 | 農作業

7月27日(金)  

この日は、連れ合いの誕生日であり、三男である弟の誕生日。そして、父の命日でもある。そんな訳で、埼玉に住む弟夫婦が、墓参りを兼ねてくる。久しぶりの、母に面会も。

我々も数年振りの再開なので、夜は、盛大に誕生パーティー、法事精進落とし、とあいなった。

昼間は昼間で、やらなければならないことはある。午前中は、畔の草刈だったが、午後は、どうしても欠かせない、大豆の作業。昨日植えた大豆は、日中の強い太陽の光と、暑さに、正に枯れ死する寸前だ。太陽の光が弱くなる、夕方くらいからの作業でないと、せっかくの水も効果は薄まる。3時過ぎに、軽トラにタンク満杯の水とポンプにホースを積み、出かける。

まず、昨日の続きに、2トレイほど植え付けてから、水掛け。大分、陽も傾いた6時過ぎだ。この頃になると、ただ立っているだけでは、汗も流れなくなってくる。小一時間ほどの水かけだが、300Lの水では、昨日植えた分だけで、終わってしまう。一日炎天下で耐えた苗が、生き返ってくれることを祈りながら。植え付けたばかりの苗は、一晩だけは、それほどのストレスなしに過ごしてくれるだろう。しかし、明日の日中も耐えろと云うにはきつすぎる。遅くとも、午前中には、水分を補給してやらなくては、と思いながら、日暮れの道を帰ってくる。

そして、片付けも早々に、誕生パーティーの準備、、、、、、。