畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

初穂

2012-07-15 19:21:11 | 農作業

7月15日(日)   ときどき 

午前中は、田んぼの畔草刈。午後は、花畑、宮畑のロータリー耕。

田んぼの稲。あちこちで、穂の出揃った水田が見られるようになってきた。「ふさおとめ」「ふさこがね」等の早生品種だ。4月20日前に植え付けられたと思うから、3か月になるかならないかで、稔に移行している。これから約一月、8月の中旬には収穫となる。当地は、九州や四国に次ぐ早場米の生産地域だ。新米としての価値があるうちに、いくらかでもよい値段で、ということだろう。コシヒカリは、そろそろ初穂が見られ始める頃。早い人でも、8月20日頃からの収穫だろう。

我が家の田んぼはというと、一枚だけは、早稲系のもち米を作付けしている。その水田では、穂は出始めている。しかし、出穂期(約5割の穂が出る時期)には至っていない。数日先のことだろう。後はすべてコシヒカリ。しかも、かなり遅い、5月1日からの田植えだった。そのコシヒカリも、穂をはらみふっくらと膨れている茎が、目立つようになってきた。これからの晴天と、気温と水で、稔へと生長してゆく。水不足ぐらいの夏の方が、豊作だ。年配の人からよく聞いた話だ。それから行くと、今年は、豊作?。

初穂:穂の出始め

出穂:約5割の穂が出る状態。この状態をめどに、出穂前の管理、収穫期の目安などを推定する。