畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

草取

2012-07-03 18:08:52 | 農作業

7月3日(火)  いちじ  のち 

さあ、身体を動かそうと、8時過ぎには、軽トラックを走らせるが、着いた先の、花畑で待っている作業は、畝間の草取り。しゃがみ込んでの、這うように動くだけの、静かな作業だ。しかし、今やらなければ、適期を逃してしまう。張り切っていたのに、肩透かし気味だが、頑張ろう。

ヤマイモの畝は、二畝並べて、アーチとネットを張ってある。その間の草が、かなり伸びている。今は水分を含んだ土で、草も取りやすいが、しばらくすると、根の張りが強くなり、梅雨明でもしてしまうと、土も固くなり、苦労することになる。右手に草取り鎌を持つが、基本は、引っこ抜く動きの方が多い。ときどき、しっかりと根を張り育った草が、強く抵抗する。そんなときに、草取り鎌で、土のなか深く根を切り引っこ抜く。土の濡れ具合が、ちょうどよく、思ったより捗り、午前中に、貫通してしまう。時間が余ったので、ヤマイモと隣のカボチャの畝間に取り掛かる。カボチャもよく育っているので、脇芽が、ヤマイモ畝に侵入しようと伸びて一る。そんな蔓は、カボチャの方に返してやる。

午後は、田んぼを一回り。今日の雨は、確実そうなので、ちゃんと湛えようと、水手を点検土の流れているような所は手直し。3時近くになると、小さな雨粒が、フロントガラスに、点々としてくる。ときどき、少しばかり強まったりするが、本降りにはならない。でも、空は大分暗くなってくるので、畑には回らず、家に帰る。サトイモ畑の草を取っていると、4時過ぎころから、本降りになり、シャツの上からも雨を感じれる位になる。昨日、少々濡れてもと、決意したのだからと、雨に打たれながらも、一列の切りの好い所までと、続ける。