畑のつぶやき

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食、農への思い

一茶

2012-07-02 18:39:40 | 食、農への思い

7月2日(月)   いちじ 

今回の雨も、関東の梅雨雨。たいした雨量にはならないが、ときどき、弱い雨をパラパラさせる。そんな空もようが、昨晩から、午前中まで続く。外仕事をするつもりなら、できないことはない程度の、パラパラだったが、やらなかった。

私たち、もともといい加減な質だと思うが、歳を重ねるにつけ、頻繁に、酷くもなってくる。

電話がかかる。「今日、荷物が着く日でなかった?」 「あっ!ごめんなさい。よていひょうにかきわすれてしまっていた。来週送るから許して」 

そんな応対が増えてきた。我が家の発送形態はさまざま。毎週もあれば、隔週から月一まで。しかも、水曜、土曜の発送だから、10通り以上に及ぶ。出荷担当の連れ合いが、月初めに、一月分の予定表を作る。五十音順の顧客リストから拾い出して行くが、記録漏れが出ることもある。チェックするのにどうすればよいだろうと思案していた。出荷形態をグループ分けして、リストを作り、最後にチェックすれば、拾い忘れも減るだろうと、そのリストを作る。止めたり、新たに加わった人もいたりで、改訂版顧客リストを作り、それをグループ分けする。

作業場仕事で、玄米出荷用の石抜きをまとめてやっておく。水曜出荷の米の精米。

ひょんなことに、突然のめり込むこともある性格なのか。長続きはあまりしないが。昨晩は、のんびりしたこともあり、季語を検索してみた。そして、ひょいとアクセスしてみた先が、「季語と歳時記の会」(きごさい)のホームペイジ。

ここにもあった。「雨休」。そして、一茶の句として、

「草よりも人のはかなき雨祝ひ」  よくわからないけど、(旱で、草も今にも枯れんばかりだけれど、農民の方がもっとぐったりしている)とでもいう意味なのかなあ。そして、雨祝いは、明日への少しばかりの喜びなのかな。もう少し、古文を勉強しておけばよかった。

もう一つ疑問。雨休の季節だが、「絶滅寸前、、」では、晩夏。「きごさい」では、仲夏。この一月の違いはなんだろう。前者は愛媛と西日本。後者は新潟と北陸。この地域差なのだろうか。

いずれにしても、梅雨入り後、立秋までの二月ほど、西日本は、降れば大雨も多い。東は、それほどの大雨はない。さすれば、「お酒は大好き」な、著者さんは、「四日目の雨休」を楽しみつつも、もう四日目かと、いささかげんなりしてくるのも、分からなくはない。

この所、無理して頭をひねっているので、私もいささかぐったりだ。明日からは、ちょっと濡れるぐらいなら、しっかり農作業と行こう。