畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
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田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

野菜高騰

2012-01-13 19:32:14 | 食、農への思い

1月13日(金)  

カラカラの状態は、まだ当分続きそうだ。週間予報で、傘マークが出ていて、喜んだのも、糠喜びになりそう。傘マークは無くなった。頼まれた、道普請も終わった。畑の進入路のグチャグチャになる個所も、ダストを敷いて補修した。少しばかり残ったダストを、今日は庭に敷いた。雨が降ると水溜りになる個所も、少しは改善されるだろう。

午後は、花畑に行き、まだ畑に残っていた、ジャガイモの収穫を終わらせた。雨が降る前にと、思っていた作業は、すべて終わった。乾ききっていたから、作業は順調だった。もう何時降ってくれてもよいのに、雨になりそうもない。

寒さの方も、しばらく続きそうだ、ニュースは、野菜の高騰を報道している。さもありなんと思う。秋の暖かさで、冬野菜の生育が早まった。そこに、師走の寒波だ。それがいまだ続いている。だから、野菜の生育が遅れている。ちょうど、谷間に落ち込んだ状態だ。

我が家の野菜も、生育が悪い。しかし、小さいなりに食べてもらっている。しかし、一般流通野菜は、こんなときでも、規格が適用される。消費者も、規格外は敬遠する。見た目の悪いものは、購入しない。

道の駅に、野菜やミカンを出している友人が行っていた。見た目の悪いものは、売れ残る。ミカンも、少しでも青みがかったものを、混ざっているものは売れ残る。その辺の心理をつかんで、徹底的に選別して、きれいなものだけを袋詰めすると、少々高くても、最初に売れる。他の生産者は、そこまでやっていないから、俺のは、ほとんど完売だ。撥ねミカンは出るが、そこまでやった方が、はるかに、売り上げは上がるよ。

消費者の、この心理がある限り、高騰と、無駄(豊作処分)の繰り返しは続く。

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