1月14日(土) ときどき
我が家の軒先のあちこちに、ポリマルチフィルムが、雑然と押し込まれている。畑から撤去してきたものだ。これらは、産業廃棄物だが、廃プラスチックの再利用として、回収されている。しかし、それに出すためには、規格どおりに折りたたんで、縛らなければならない。この作業が、結構大変だ。幅80センチに折りたたんで、両端を同じもので縛ると云うのが、回収の規格だ。今までは、地面に鉄パイプを80センチ幅に突き刺し、そこにくるくると巻いて一定の量になったら、縛って、パイプから外す。そうすると、規格どおりの荷姿になる。差し込んだパイプは、邪魔なので、その都度引っこ抜いてしまう。細いパイプなので、何度か作業すると、斜めになったりしてしまう。
そこで、何時でも使えるような道具を作ろうと、前々から考えていた。作業場に据え付けるように作ろうかとも、思ってはいたが、畑でやってしまった方がよい場合もあるので、移動出来たらよいかもと、考えていた。しかし、ポリマルチを200mぐらいぐるぐる巻き付けるのだから、チャチナものでは役立たない。そこで、足場パイプを組み立ててみることにした。1mほどの長さのパイプをクランプで組み合わせて、作ってみる。
試行錯誤しながら、8本のパイプを、それらしく組み立てた。軒先のマルチの山から、何枚か引き出し、ぐるぐると巻きつける。200mぐらいとなった所で、両端を縛り、パイプから引き抜く。しっかりと規格どおりの荷姿に出来上がっている。これなら使える。道具として、十分利用できる。
さて、問題は、この道具を使って、軒先のマルチフィルムを全部片付けることができるかだ。曇り空の夕方は、うす暗くなるのも早いし、寒さもひとしおだ。風呂釜に火をくべて、早めに家に入る。