畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

夜露

2011-09-07 19:17:30 | 農作業

9月7日(水)  

昨夜、乾燥の状態を見に作業場に向かう時、半月ほどの月が明るく、満天の星空だった。空気も気持ち良く、秋、到来を感じる。

朝、まだ暗い、4時。起床するが、外で、トタンをたたく音。ポトーン、ポトン。え! 雨?。着替えて、勝手口から出ると、星空はまだ続いていた。ホッと安心するが、では、あの音は。正体は夜露だった。作業場などの屋根は、すべてトタン屋根。しかも、増築、増築を重ねるから、屋根は幾重にも重なり合っている。上の屋根から流れる夜露が、下のトタン屋根に落ち、たたき、音を立てている。草も冷たく、濡れるほど、車もびっしりと結露している。眼の前の暦は、明日、「白露」と云っている。

洗濯と、食事の支度を終えて、籾すり作業を始める。8時半ころには、20俵ほどの米袋を積み終わる。昨晩電話をしておいたから、夕方引き渡すと責任から、解放される。今年は、まあまあの出来で、喜んでいた。

我が家の稲刈も、予定通り済んだ。乾燥機の運転は、2時ころと速かった。今夜遅くには、仕上がるだろう。明日は、午前中に籾すり。そして、最後の、「無農薬田」の稲刈を終わらすと、刈上げだ。