畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

東京新聞

2011-09-28 18:59:00 | 暮らし

9月28日(水)  ときどき 

畑。播種したダイコンなどにべた掛けした不織布、長さが足りなかったり、穴が開いたりしていた。予備の不織布を持って行き、手直しをする。先日の台風で、ゴーヤと、秋用のキュウリを植えたばかりの、アーチネットが、吹き飛ばされ、倒れてしまっていた。以前のネットは、蔓が絡みつき、とても外せる状態ではない。切り取って、アーチを直し、新しいネットを張り直す。何日かぶりで云った畑なので、もう周りの畔部分は、草ボウボウ。これから耕して、畝を立てるので、草刈をしておく。

新聞のことを少し。コマーシャルになるかもしれないが。

東京新聞との付き合いは長い。娘が生まれて、アパート暮らしから、持家にということで、新築マンションを購入した。今までの、アパートなどは目黒、世田谷、杉並などの住宅街だった。移住する先は、川崎の多摩区。多摩川の岸辺と云ってもよいほどの所で、周囲は、梨畑など畑が多い場所で、そんな所にデンと出現したような、大きな七階建てのマンションだった。電車は、南武線で、駅からは5分ほどだった。その途中に、「東京新聞」という看板のかかった、配達店があった。住み始めて、何ヶ月か、通いがてら、目に入ったのが、購読料の安さだった。ある程度は、こだわって、『朝日新聞』を購読していたが、そのころには、新聞など、たいした違いはない、と思うようになっていた。安さにひかれ、変更した。

だから、もう、35年以上の付き合いである。

購読するようになり、すぐ、「東京新聞」が好きになった。まず、紙面が少ないこと。今でもそうだが、読売、朝日などと比べると、8ページほど、見開きの紙にして、2枚は少ない。それで充分に足りると思う。広告のページを多くするために、どうでもよいような紙面を作っていないようで、気に入った。その頃からあったかどうかは記憶にないが、見開きの特報面は、片隅に追いやられるようなニュースを、深めたり、広く取材したりで、読み応えのあることが多かった。読書欄や、社会面の扱いも、それなりだったように思う。「朝日」のように、高い目線からの記述もなく、それなりの庶民性も、気に入っっていた。その後も、エイプリルフール特集とか、日曜版の大図解シリーズなど、斬新な編集も気に入った。

7年ほどで、この房総の地に移住することになったが、変更する気持ちは、さらさらなくなっていた。そして、今に至っている。