畑のつぶやき

畑や田んぼの作物の生育や農作業の報告
農家の暮らしの日記
田畑を取り巻く自然の移ろいの描写
食、農への思い

日記

2011-09-02 19:03:27 | 農作業

9月2日(金)   ときどき  いちじ 

ゆっくりの台風の影響は、相変わらずだ。何時降ってもおかしくないような空模様。晴れてはいるが、雲の動きが、急だ。何等の方から、薄黒い雲が流れ、山がうっすらと霧がかかるようになる。降り始めるのか、と見ていても、それ以上にはならない。陽射しが強くなる。そんな風に動く空模様を見ていてもはじまらない。田んぼの様子を見て回り、こんな天気に、刈ってもよさそうな田んぼに手を付けることにする。

機械を運び、刈り始めるのは、11時近く。夜の間の雨は、ある程度の量のようだ。なびいているイネの所に来ると、葉っぱの上には、まだ雨露がある。が、それほど問題なく作業は続けられる。12時を少し回った頃に、黒い気もが、雨を落としてきた。「参ったな」と思うが、すぐに陽が射してくる。ホッとする。刈り終えてから、昼飯と、作業を優先する。1時過ぎに刈り終える。籾コンテナは満杯。しかし、無理やり、山にして、積み込み、逆立ちしそうな軽トラを走らせ、帰り着く。

乾燥機に入れながら、家に入り、昼飯をかきこむ。パラパラしていた雨が、急に強くなる。あわてて飛びだす。籾コンテナは、ちょうど軒先にかかっている。屋根からの雨がもろに落ちてくる、大急ぎで、シートを被せるが、バケツ一杯ほどの雨が、籾を濡らしてしまった。

その後は、雨は上がるが、暗い曇りのまま。もう一か所を、刈り始めようかとも思うが、その勇気はわかず。機械は家に下ろす。注油をしたり、燃料を補給し、次の作業にすぐかかれるようにして、今日の作業はおしまいとする。