妖精について、書き始めたら、「じゃ、あれはどうなの?」という、自問自答する項目が次々と浮かんできて、止まらなくなってきた感じです。
なので、今思いつくだけのことを、全部書き出してみることにします。
まず、「こびと」と聞いて、浮かんできたシーンは、「靴屋さん」の仕事を、夜中にやってしまった「こびと」たちのお話。え~っと、あれは何のお話だったかな~?...そうだ! 確か、「小人と靴屋」というグリム童話だったような...。
そういえば、このお話のシーンと似ているものを、最近どこかで見たような...。そうだ! 今やってるNHK朝ドラ「カ-ネーション」のオープニングだ...。古いミシンと「こびと」の人形の様子が、なんともメルヘンチックで可愛らしい。
ところで、その後、「ハリーポッター」に出てきた「庭小人(にわこびと)」のことを調べてみたところ、それは、どうやら「ノーム」のことらしいです。そして、その「ノーム」とは、英語圏での呼び方で、それをフィンランド語では「トントゥ」と呼ぶそうな。
そして、その「ノーム」とは、「地の精霊」で、その他に、「火の精霊」「水の精霊」「風の精霊」というのがいるんだとか...。
以下に、ちょっとまとめてみます。
☆ 「庭小人(にわこびと)」=「ノーム」(英語圏)=「トントゥ」(フィンランド)
☆ 土の精霊=「ノーム」(=「トントゥ」)
☆ 水の精霊=「ウンディーネ」(=「オンディーヌ」)...美女の姿をしているらしい。
☆ 風の精霊=「シルフ」
☆ 火の精霊=「サラマンダー」(これって、もしかして「火トカゲ」=「ヒトカゲ」?)
(それぞれの解説は、コチラの「妖精図鑑」を参考にしました。)
火トカゲという容姿は正しい解釈ですが、日本では、水中に
暮らすサンショウウオのことです。
ドイツロマン派の小説家フケーの、著書「ウンディーネ」
・・・ドイツ語のスペルは解らない。邦訳は「水妖記」だったかな?なかなか面白いですよ。
ノームは「g」で始まるスペルだから、慣れない人は読めません。そのまま読めば、「グノメ」。
外国語って女性、男性の表記がある場合があって、精霊は
火と土は主に男性、水と風が女性を表し、まれに風を男性
形で表すと「シルフィード」になったはず。
以上、蘊蓄の箇条書きでした。
なるほど、最期は狂って水に身を投げる・・水の精になるって事ですね。
妖精、とくればわたしは「ピーターパン」のティンカーベルが先ず思い浮かびます。
妖精が年取ると妖怪になるんでしょうかね^^?
ご無沙汰しております。(^^;)
凄い...。(・o・;) 赤飯さんは、「城郭」や「B級グルメ」ばかりではなく、多方面に博識なんですね。(^_ー)
>やまびこさん
「妖精が、歳をとると妖怪に...」: なるほど、そうかも...。(^m^)
ところで、「ハムレット」の恋人名は「オフィーリア」では? (・_・;) あるいは、同一人物?
そうです、そうです!オフィーリアでした++!!
この頃わたしも妖怪ボケ老人に変身しつつあります(汗)。
「オンディ―ヌ」は戯曲にありますね。
ところでオフィーリアといえば・・
中田喜直女声合唱曲集の中の「夏河」にある
「水の中なるオフェリアさま~♪」
をちょっと思い出しました。
中田喜直作品の「夏河」.....私はまだ歌ったことないなァ...。「オフィリアさま」という歌詞があるんですね? (・o・)
ところで、「オフィーリア」と「オンディーヌ」は、けっこう間違いやすいようですね。ちょっと調べてみたら、「オフィーリア」という絵を観に行ったはずなのに、「オンディーヌはどこですか?」と尋ねてしまった....という内容のブログ記事を見つけました。(^_ー)