「長調と短調」のところでも、少し触れましたが、世の中には「陰」と「陽」の世界が存在すると思います。
ここからはまた、私の勝手な解釈になるのですが、ふと思ってみると、才能ある女性が活躍してるときには、不思議に、タイプの違う2人が、同時期に現れてるように感じます。そして、その「2つのタイプ」が「陰と陽」のように思えるのですが...。
たとえば、「源氏物語」を書いた「紫式部」と、「枕草子」を書いた「清少納言」。どちらも、当時の「家庭教師」のような立場でしたが、共に優れた文学作品を残しました。この二人のタイプを思うと、「あはれ」の「紫式部」が「陰」で、「をかし」の「清少納言」が「陽」でしょうか。
そして、時は流れ、ニューミュージックの世界に「中島みゆき」と「ユーミン」という2人のシンガーソングライターが登場しました。(流れ過ぎ...?:笑) これでいうと、曲や詞のタイプから、「中島みゆき」が「陰」で、「ユーミン」が「陽」かな。
さらに、かつて「松田聖子」と「中森明菜」というアイドル歌手が活躍しました。この二人は「アイドル」でも、ちょっと前までの「可愛いだけで、歌はトンデモ...。」というタイプではなく、けっこう歌唱力がある方だと思います。この二人の場合は、「聖子ちゃん」が「陽」で、「明菜ちゃん」が「陰」の魅力?。
そして今、フィギアスケートの世界で活躍する「浅田真央」ちゃん。今現在、世界のトップレベルにいて、更に有望な存在ですが、そこにも、韓国の「キム・ヨナ」選手が登場して、しのぎを削っています。この二人を表現して、こんな言い方をする人がいるそうな...。「浅田真央」が「太陽」で、「キム・ヨナ」が「月」だと。とすると、「真央ちゃん」が「陽」で、「キム・ヨナ」が「陰」...?
まあ、傍で見ている立場の我々としては、「見比べる」面白さがあるわけですが、当事者としては、厳しい状況なんでしょうね。(^^;) 現役で活躍している、若い二人の「真央ちゃん」と「キム・ヨナ」選手には、更にがんばってほしいものです。
ところで、「陰」と「陽」をくっつけて、「陰陽」となると、これを「おんみょう」と読むことになるのは、なぜだろう?(・_・)