ポテト姫の気まぐれ雑記 part2

つれづれなるままに、気ままに綴るエッセイ集

マトリョミン

2007-01-07 | うんちく・小ネタ

Photo_142  先日、行きつけの楽器屋さんで、こんな本を見つけました。この表紙に載っているモノ、実は楽器の一つです。

 私は、最近、知人の紹介で、この楽器の存在を知りました。ロシアの人が発明した、世界最古の電子楽器と云われる「テルミン」。それを、同じくロシアの民芸品「マトリョーシカ」の中に入れてしまったのが、写真の「マトリョミン」だそうです。

 「テルミン」は、木製の箱のようなものにアンテナが付いているような形ですが、形が複雑で、ちょっと馴染むのが困難。でも、コンパクトで可愛らしいこの「マトリョミン」なら、持ち運びも便利なので、人気が高まってきているそうな...。ちなみに、これを考案したのは、日本人(テルミン演奏家:竹内正実氏)だそうです。

 もともと、ユニークな楽器を集める趣味のある私、買っちゃおうかな~?と、食指が動きつつある現在であります。

Photo_143  もう一枚の写真は、以前ロシアに旅行したとき入手した、「マトリョーシカ」。本当は、もう少し大きい、こけしに似た本体の中に、8体くらい次々と大きさの違うものが入っているのですが、子どもたちが遊んでいるうち、行方不明になっちゃいました。(^^;)

 この「マトリョーシカ」は、ロシアの観光地なら、どこでも売っていて、顔も様々。「ゴルバチョフ」や「エリツィン」の顔のモノもありました。観光ポイントに、バスが着くたび、売り子さんが、必ずわんさとやってきます。値段は、その当時、日本円にして800~1,000円くらい。お土産としては、手頃な値段ですが、その金額、当時のロシアでは、1ヶ月生活できるくらいの価値があるとのことでした。

 それにしても、ロシアの他の民芸品は、北海道で見つけるアイヌ系の木彫りの民芸品に似ているので、驚きました。

コメント (2)
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