memories on the sea 海の記録

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漁獲禁止がヒルサの供給に影響   インド

2011-10-30 00:08:34 | 
バングラデシュでの11日間の禁漁がカルカッタの祭りの期間のヒルサ(Hilsha/Hilsa)不足を招いている(10月11日telegraphindia)

バングラデシュ漁業局はヒルサの産卵期にあたる5日から16日までを禁漁とした。これにより国内向けおよび海外向けの需要に対応するためという。カルカッタとその周辺地区ではこの時期毎日100トンのヒルサを消費するが、その70%はバングラデシュから輸入される。つまりこの禁漁によりヒルサPadma-r ilishなしでの1週間を過ごすことになる。

最後のヒルサ契約分350トンが10月3日に到着、その後はDurga PujaのためPetrapole国境は閉鎖された。地元のヒルサはDigha, Diamond Harbour や Raidighiなどから来るが、供給量の3割に過ぎず、不漁のためにとるに足りない量となっている。Dum Dum市場では先週キロ当たり350ルピア、Tollygungeでは375ルピアとなっていた。「バングラデシュからのヒルサは今はない」とTollygungeの商人はいう。

「日曜日魚好きの人たちは落胆、彼らは魚を求めて市場を歩き回らねばならなかった。先週まではヒルサはいっぱいあった。しかし今の状況は違う。魚売りたちはいつまたふんだんに魚が入るかはわからないといった」とSalt Lakeの主婦Roshni Mukherjeeはいう。彼女をはじめヒルサ好きの人々は少なくともあと10日間は待たなければならないだろう。

「漁師たちが海に出て魚を獲れるのは10月16日以降のこと。それから5日後くらいにカルカッタに魚が届く」とカルカッタの漁業局関係者はいう。カルカッタでは今年のヒルサ時期は落胆から始まった。魚の値段は一般人が手の届かないものとなった。バングラデシュからの供給は7月8月は一回当たり50トン以下となっていた。欠乏は9月第一週の125トンの到着で一段落したものの、その後欠乏している。

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