ガザ漁民の格闘 （２）

ガザ漁民の格闘　　（２）

国連人道問題調整局 (OCHA)によれば1990年代の終盤ににはガザの中の4つの水揚げ場Rafah, Khan Younis, Deir Al Balahおよび Gaza Cityでは 3,500トンが水揚げされ年間の稼ぎは1,000万ドルであった。

この悲惨な状況が悪化したのは昨年の7~8月のイスラエルとの戦闘であった。漁師らの操業範囲が6海里離までに制限された。1993年オオスロ協定後のそれは20海里であった。しかしながら、漁民たちは6海里の制限区域内であっても銃撃され殺されたり負傷したりしている。Jarbouaは彼のボートを指差し、イスラエル海軍による銃撃の跡を示した。                                           

別の漁民らもボートを拿捕されたり逮捕されたりしている。 Jarbouaの友人のFathi もShati 難民キャンプに居住するが、彼の弟が数週間前に5海里のところでイスラエルイ海軍に逮捕されたという。

同じくShatiキャンプのSami Al Quka, 35歳は規制域内でイスラエル海軍オ銃撃で手首を吹き飛ばされたとIPSに語った。その兄のIbrahim Al Quka, 55は彼はイスラエルの封鎖前は意思に地に50-100 ドルは稼いでいたという。「今では漁のよいときでも稼ぎは30ドルしかない。それでは家族の数日分の食物しか買えない。こうなってからは自分は国連を頼りに生きながらえている」と彼はIPSに語った。

Oxfam GB(英国オクスハム協会）は漁業者の声を確認している。「６海里の規制範囲の中でもイスラエル海軍に銃撃されたり逮捕される。2014年前半で少なくとも177件の漁民に対する銃撃があった。これは2013年一年分に相当する」と。

トルコの計画はクロマグロ回復の脅威

BRUSSELS 発：　EU ,日本およびその他の国々はトルコの大西洋クロマグロの一方的な漁獲枠設定が昨年の合意を超えるものであり、保護規制組織のそれを超え資源回復に脅威となると警戒している（2月28日AP/JapanTimes)

その書類はAPが現認しEUは今週はじめの激しい会合でそれを示した。代表団らは国際的に合意された枠を73%も超えていることで激怒した。「多くが自立的に配分を決定したことに不満を表明し、トルコの決定は東部のクロマグロ資源の回復を弱体化させ、委員会を空洞化するものと表明した」と会議の公式報告が発表した。

「一国が国際的合意を超えて進むことはこの象徴的な魚種については破滅的なことである、また実際関連管理組織であるICCATにとっても壊滅的である」とPEW慈善信託の国際マグロ保護担当役員のAmanda Nicksonはいう。ICCATは米国や日本およびEU28カ国など 50の相手と契約して、世界中の鮨屋などで好まれる美味としてのこの魚種の減少問題と格闘する管理努力を行っている。

この危機は特に、ローマ時代からクロマグロを漁獲している地中海で悲惨な状況にある。ここ地中海ではかつては漁業者が1,100ポンド (495 kg)を超えるクロマグロを漁獲することがあった。しかし価格が急上昇したことで、近代的な漁船が動きまわり資源枯渇に繫がっている。

枯渇状態はそこを打っている、しかしICCATは環境的に持続できる枠の設定に困難を感じている。昨年11月の地中海クロマグロ枠の引き上げは環境保護主義者らにとってはショックであった。翌年の中仲介クロマグロ枠は20%引きあげられて15,821トンとなり、さらに20%の引き上げがk毎年行われる見込みである。トルコの独自設定はメンバー国による抗議を受けることとなった(以下省略）

 

参考写真：網によって囲まれた大西洋クロマグロ。2011年4月南スペインのBarbate の沿岸で。

魚の胆嚢を生で食べるな 中国

湖南省の男性がソウギョの胆嚢を生で食べ中毒し、ほぼ死にかける事態が起こったが、彼の状態回復が待たれている。これは中国での伝統的なもの。これは急性腎臓中毒であるが、胆嚢を食することは中国、香港、日本、インド、米国でも知られている。魚の堪能を生食してはいけない（2月24日Shanghaiist)