memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

漁船に囚われの外国人労働者  英国 (1)

2015-03-03 00:13:22 | 海事

外国人労働者が英国水域の先で漁船に囚われていることをビザ制度が許容している(2月20日BBC)

Marcoの子供のころの夢はいつも英国に来ることであった。彼はそこには仕事が沢山あると聴いていた。そこでは尊厳をもって働く人がいると。50歳のタクシー運転手の彼は家族を養えないことに気がついた。それらを支えるために必死で、コーンウオールの漁船で働くために彼はフィリッピンエージェントに2,000ポンド以上を支払い、ビザと仕事を求めた。彼は吸ううに48時間エビの漁船で働く契約にサインした。しかし、約束が現実になることは無かった。彼がたどり着いたのはコーヌオールではなかった。彼はベルファストまで飛び、北アイルランド沖合いの漁船で働くことになった。彼が依然漁業の経験は無かったにもかかわらず、何の訓練もなかった。週48時間労働についても何もいわなかった。

マニラカランに長いフライトのあと、英国の土に足をつけるやいなや、ただちにエビのお子引き網漁船では働かされた。「到着以降彼等は休む時間などはくれなかった。自分は毎週7日間、毎日20時間働いた。休日は無かった。エビを追いかけ、バスケットに詰めた。もし2時間以内に詰めないと、船長は怒鳴り散らした。彼は自分を動物のように扱った。


ブラックリストの貨物船が荷崩れで沈没  ウクライナではこれを喜ぶ

2015-03-03 00:11:56 | 海事

2月19日午前零時過ぎに貨物船"Fort Azov" がシノップ岬沖1海里の錨地で荷崩れにより沈没した。本船はVarnaのFatsa港からのものであるが悪天候のため積荷の木材が荷崩れを起こしたもの(2月20日SNT) 

 9 p.m.時点で船長が沿岸警備隊に救助を要請、 TCSG-72 が11 p.m.に出動し 11.40 p.m.に現場に到着した。天候状況から乗組員の移乗はっ出来なかっが、その翌朝には船長は何時沈没してもおかしくない状態と宣言、沿岸警備隊による救助が再開された。 

2月18日10 a.m. には乗組員 12人 はライフラフトで脱出、10.50 a.m. にはÇaylıoğluに運ばれた。 この船はすでに併合されたKerchに航海しており、クリミアのブラックリストに載せられていた。ウクライナ人らはは本船沈没の報せを喜んだ。