memories on the sea 海の記録

海、船、港、魚、人々、食・・・などなんでもありを前提に、想い出すこと思いつくこと自由に載せます。

インドネシアに囚われたフィリッピン漁民43人を支援  労働団体

2015-03-06 00:19:32 | 亜細亜海道

MANILA発:43人オフィリッピン漁民は来週帰還できることになる。インドネシアに彼らの漁船が拘束されて以来6ヶ月が経過した(2月21日ABS-CBNnews)

労働者団体のグループSENTROはこれらの漁民らは昨年8月26日漁船 Love Merben II に乗っていて拘束されたものだという。身分証明やパスポートの無い彼等はインドネシアのテルナテ島の拘置所に留め置かれた。彼らの家族や仲間たちはジェネラルサントスにある漁業会社Citra Minaが漁を準備したものという 。この会社は漁民らを見捨てたことになる。

この漁師らの窮状について、家族や仲間が彼らの支援を呼びかけた。その仲間の一部がSENTROに支援を要請したものという。SENTROはこの情報をジェノアの交際農業、ホテル、レストラン、ケータリング、タバコ連合労働者協会IUFに伝えた。

SENTROとIUFアジア太平洋地区部門はこれら漁民の解放のキャンペーンを開始、さらに外務局にインドネシア政府に対する漁民を即時解放をするよう呼びかけた。Citra Minah2013年違法に237人労働者を組合を解消することで解雇しているという。

 


漁船に囚われの外国人労働者  英国 (4)

2015-03-06 00:18:43 | 海事

「自分はMarcoの話を聞いても驚かない。それは初耳ではない。こうした事例は沢山ある。何年間もの間に多くの漁民に会い、恐怖の体験を聞いてきた」

「言葉による虐待だけではない、時には身体的虐待もある。こうしたことが起こるのは他所の世界のことだと思っていたが、スコットランドにもあるとはショックだった。たぶん英国の人々はこうしたことに気がついてはいない。しかし自分は人々がこうしたことに気がつき、仲間である人間に配慮すべきだ。これは現代の奴隷だ。奴隷制度はいまだ存在している」

通行ビザの性格はMarcoは英国内での雇用される権利を持たないことを意味する。彼が英国市場のためにエビを求めて英国船舶の上で働いているにもかかわらずである。彼は賃金が支払われていないという。英国政府はこれは英国漁業界の問題であると気付いている。 現代奴隷法案は最近議会を通過、これにより新しい権力をもつチームが遠洋での漁船に乗り込むことになる。

しかし、この通行ビザ問題を解体する計画は無く、これはクルーズ客船でも行われている

業界が設立した団体のSeafishは英国の漁業の利益を代表しているが,同団体は何故遠洋漁船に通行ビザによるEEA圏外やEEA圏内からのこうしたビザ使用をしているのか説明を求められている。「英国の漁業が非EEA圏からの乗組みを求めるのにはいくつか理由がある。地元の労働力には限りがあり彼等はほかの産業に就いてしまう。また非EEAからの乗組みは一部の船長にとっては競争力が生まれ利益となる。しかしながら、おおくの船長が非EEAの乗組みを採用するのが増えているが、年々彼等はp路であり経験者として必要な技量をオな得ている」

Marcoについては人身売買の被害者として認定され、警察の捜査が終了するまで彼は英国に滞在が許される。

 


タンカーが海峡の最狭部で停電      イスタンブール

2015-03-06 00:18:13 | 海事

長さ182mのマーシャル船籍のタンカー "King Edward" が海峡の最狭部を通行中停電が発生した(2月22日SNT)

本船はイタリアから黒海の Kavkazに向かう途中で日曜日の夕刻18:00に海峡に入った。本線は機関が停止、完全に停電となったもので現場はKandilli航路であった。 タンカーは強い海峡の流れによって岸に向かって漂流を始めた。幸いにも水先案内人と船長の冷静な運用により両舷の錨を投錨できた。その後ただちにトルコ沿岸安全協のタグボートが本船をAhirkapi 錨地に曳航した。本船によれば同じような事故が2ヶ月前にもチャナカレ海峡で発生したことがあるという。