memories on the sea 海の記録

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ガザ漁民の格闘  (2)

2015-03-11 00:17:36 | 海事

ガザ漁民の格闘  (2)

国連人道問題調整局 (OCHA)によれば1990年代の終盤ににはガザの中の4つの水揚げ場Rafah, Khan Younis, Deir Al Balahおよび Gaza Cityでは 3,500トンが水揚げされ年間の稼ぎは1,000万ドルであった。

この悲惨な状況が悪化したのは昨年の7~8月のイスラエルとの戦闘であった。漁師らの操業範囲が6海里離までに制限された。1993年オオスロ協定後のそれは20海里であった。しかしながら、漁民たちは6海里の制限区域内であっても銃撃され殺されたり負傷したりしている。Jarbouaは彼のボートを指差し、イスラエル海軍による銃撃の跡を示した。                                           

別の漁民らもボートを拿捕されたり逮捕されたりしている。 Jarbouaの友人のFathi もShati 難民キャンプに居住するが、彼の弟が数週間前に5海里のところでイスラエルイ海軍に逮捕されたという。

同じくShatiキャンプのSami Al Quka, 35歳は規制域内でイスラエル海軍オ銃撃で手首を吹き飛ばされたとIPSに語った。その兄のIbrahim Al Quka, 55は彼はイスラエルの封鎖前は意思に地に50-100 ドルは稼いでいたという。「今では漁のよいときでも稼ぎは30ドルしかない。それでは家族の数日分の食物しか買えない。こうなってからは自分は国連を頼りに生きながらえている」と彼はIPSに語った。

Oxfam GB(英国オクスハム協会)は漁業者の声を確認している。「6海里の規制範囲の中でもイスラエル海軍に銃撃されたり逮捕される。2014年前半で少なくとも177件の漁民に対する銃撃があった。これは2013年一年分に相当する」と。


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