太平洋岸の漁業管理者らは海の食物連鎖の底辺にあたる魚種の保護を行う目標決定を行った(3月10日Oregonian)
カルフォルニア、オレゴン、ワシントン州の漁業を管理する太平洋漁業管理審議会はバンクーバーで会議を持ち、生態系を損なわない漁業が可能であることの証明無しには新たな餌飼料魚の漁獲を禁止することを票決した。飼料魚あるいは餌魚はマイワシの、スメルト、オキアミのような小型の魚である。これらは大型の魚や海洋哺乳類にとっての重要な食料源である。海洋保護グループはこの決定を漁業、気候変動、海の酸性化などが圧量となっている生態系に対する確固たる勝利であると賞賛している。「これは海の健康にとって偉大な一歩である」とPEW慈善信託のd Paul Shively,はいう。
既存オ太平洋マイワシ、アンチョビー、その他の魚種については新しい決定で影響を受けることは無い。しかし、サンマやイカナゴなどを含む数百種類の魚種は現在は規制されていないが、いずれは保護を受けることになるであろう。この規制は連邦水域の3海里から200海里までを対象としているものの、オレゴン州魚類野生生物審議会は州の独自の規制として同じような規制を行うことが予測される。(以下省略)