MEDINT(医療通訳研究会)便り+

医療通訳だけでなく、広く在住外国人のコミュニケーション支援について考えていきます。

今週は岡山に行ってきました

2008-09-17 16:31:04 | 通訳者のつぶやき
今週の日曜日は岡山県に行ってきました。
兵庫県のお隣なのに、なんとなく行ったことがなかった岡山県。
桃太郎伝説とブドウの岡山県。
阪神が時々公式戦で使う倉敷マスカット球場のある岡山県。

岡山県にもたくさんの外国人が住んでいます。
今年4月には、総社市に中四国、九州地方で初となるブラジル人学校「エスコーラ・モモタロウ・オカヤマ」も開校しました。

今回は、医療通訳ボランティア養成講座に参加してきました。
国際交流協会事業としてはまだ始まって数年ですが、
長い間医療通訳ボランティアとして地域で活動してきた方もいて、
レベルの高さを感じました。
それから医療通訳派遣は、規模の大きさや予算の多さではなく、
コーディネーターの力量が大きいと思います。
そういう意味では岡山県は地道だけれど非常にいい調整をされていると思います。
これからの注目です。

さて、夏の暑さも和らぎ、夜は虫の声が聞こえる季節になりました。
こんな時期は、仕事も勉強もはかどるものです。

また、ついつい夏の疲れが出て、労災事故がおきやすくなっています。
労災事故については、アルバイトだから受けられないとか、
70歳を超えているから受けられないとか、外国人だから無理だとか、
いろんな憶測が聞かれますが、まったくそんなことはありません。
労働者であれば、「誰」でも事故が起きたときには申請できます。
医療現場の福祉制度については、日本人でも実際に自分とかかわりなければ
知る機会が少ないものです。
宣伝になりますが、20日のMEDINT講座では、この外国人に関連した
医療と福祉の問題を在留資格と絡めてお話します。
是非、ご参加ください。