最新の治療法など、地元の医療情報を提供する「メディカルはこだて」の編集長雑記。

函館で地域限定の医療・介護雑誌を発刊している超零細出版社「メディカルはこだて」編集長の孤軍奮闘よれよれ・ときどき山便り。

ジャムおばさん

2022年09月08日 06時04分17秒 | 新聞コラム
北海道新聞みなみ風の「立待岬」
9月2日掲載のタイトルは「ジャムおばさん」

 悪さをする、ばいきんまんをやっつけるのは正義のヒーロー・アンパンマン。顔が壊れると力が出ないアンパンマンには新しい顔が必要だが、その顔を作ってくれるのがパン作り名人のジャムおじさんだ。
 経年劣化が著しい私のポンコツ頭は夏から秋にかけて一段と働きが悪くなるが、そのポンコツを元気にしてくれるのがジャムおばさんが届けてくれるジャムだ。自宅の庭でラズベリーやブラックベリー、グーズベリーなどを育てるジャムおばさんはいろいろなベリーでジャムを作っている。
 ミックスベリーはブラックベリーとブルーベリーを混ぜて作るが、採る時期でそれぞれの量がばらばらになることが面白いそうだ。
 それまでほとんど食べたことはなかったが、ジャムおばさんのジャムを口にしてからジャムに対する認識が変わった。市販のものと食べ比べると、ジャムおばさんの作るジャムは格別だということもわかった。
 ジャムは紅茶だけではなく、コーヒーともよく合うが、ラム酒やオレンジの皮を材料としたキュラソーなどを加えると香りも楽しめる。ラム酒は入れる量が増えて、ある時からラム酒だけになった。ワインとの相性も非常に良い。
 昔はグーズベリーを植えている家が多く、甘酸っぱい味はとても懐かしい。今年もジャムおばさんの季節がやってきた。(メディカルはこだて発行人・編集人)

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