私は中老男である。
ロシアのウクライナ侵攻が止まらない。
その状況の分析を某公共放送が行っていた。
その中で、気になったのは・・・。
視聴者からの意見に
「ロシア国民はなぜプーチン大統領を支持するのか?」
というような物が多々あった。
これも何かの情報番組で聞いた話であるが、現在の我々が1日に得る情報は「奈良時代の人間の一生分である」とのこと。
しかし、思うのだ。
これほど多量の情報が入ってくると「入ってこない状況」とある意味似ている。
情報が多すぎて「情報の信ぴょう性が確認できない」からだ。
そうした意味で言えば、現在は「自分自身の意識」で情報を選ぶしかない。
そしてそれは「『正しいと判断した情報が本当に正しいか』はわからない」ことになる。
ロシア国民がプーチン大統領を支持するのが、我々が「不思議」と思うのと同じように
ロシア国民は「他国民が自国を非難すること」の意味が分からないことは
実は「同じこと」なのだ。
そのことが分かっていない人が公共放送に、あのような意見を寄せる。
非難しているのではない。
もしかしたらロシア以外の国の私たちへの情報の方が「どこかからのプロパガンダ」なのかもしれない・・・と。
疑ってみる必要が「無くは無い」のである。
「自分の考えが正しい」という自覚を持つことは、間違っていない。というよりそう自覚するしかない。
しかし「自分の考えが本当に正しい」かどうかは、わからないのである。
同じ答えを繰り返してしまうが・・・。
大東亜戦争の時の「日本」は、今のロシアのようだったのではないだろうか・・・。
そうした意味でも、私はロシアをそれほど「おかしい」とは思えないのだ。
以前Upしたように、この侵攻が「どのように終わるか」が注目される。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の自覚が「独りよがり」なりませんように。
May
日本の近くに「崩壊するのが近い、すぐにも崩壊する」と言われ続けて、結局今も崩壊していない「北朝鮮」という国がある。
ロシアは「大きな北朝鮮」になるだけで、体制がそう簡単に代わったりしないだろうね。
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