私は初老男である。
すでに「敗戦記念日」が過ぎた。
世の人々が「終戦記念日」と呼んでいる8月15日のことだ。
なかなか、ここに書き込むことは無かったが、少しずつ少しずつ調べてきた。
話の見えない人のために確認しておこう。
私にはライフワークがある。
「日本は何故、勝てる見込みのないアメリカに戦争を挑んだか」
という疑問の答えを探ることだ。
積み上げたものの最後にあったのが・・・。
「極東軍事裁判」
そう、俗に言う東京裁判。
最終的な答えの鍵が、ここにあったようだ。
以前に購入しておいて、読んでいない資料が多い中で「パール判事」の本に手を付けた。
そうなのだ。
散々いろいろ調べていながら、そこに手を付けていなかった。
例の「A級戦犯」の話。
さて、ここで問題です。
「A級戦犯」と「B級戦犯」「C級戦犯」の違いは何でしょう?
実はこのことが、大東亜戦争の敗戦における大きなファクターになる。
そして、その裁判における「判決」が決定的に、この戦争が「なんであったか」を物語っている。
まず、さっきの質問の答えを記そう。
「B級戦犯」とは、戦時国際法に規定された(捕虜虐待など)戦争犯罪者。
「C級戦犯」とは、殺害・虐待などの「人道に対する罪」を犯したと認定される者。
そして、
「A級戦犯」とは、侵略戦争の計画・開始・遂行など「平和に対する罪」を犯したと認定される者。
とされている。
大抵の人は、A級戦犯の方が「責任が重い」と勘違いしている。もともと違う事象に対しての区分けであり「級」というより「項」と区分けをする方が正しいといえる。
まず、そのことが分からないと始まらない。
そして、そのA級戦犯に、何人がどういう理由で選ばれたか?
ここいら辺で、実はこの東京裁判がいかなるものかが分かってくる。
是非、調べて見て欲しい。
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、自分の国で何ががあったかを知る努力を怠りませんように。
May
やはり「時」が経たないと、分からないことがあるものなんだ・・・。
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