私は前期高齢者寸前男である。
あれやこれやでUpが滞ってしまった。
いつも同じいいわけなのだが・・・。
書きたいことは「たくさんたくさん」あるのだが、集中力とモチベーションが続かない。
しかも、予想だにしない人事異動があり、そちらに時間を盗られることになってしまっている。
そんな中で、Jリーグが終盤を迎えつつある。
9月まではゲーム開始時間が猛暑を避けるために18時以降になっていたが
10月になって14時ゲーム開始になった。
私は田舎に住んでいるので18時以降のゲームを観戦してしまうと帰宅が早くても22時以降になってしまう。
なので昨日からの14時ゲーム開始はとてもありがたい。
ということで昨日観戦に行ってきた。
Jリーグも最終盤で、優勝争いや残留争いが激化している中で・・・。
今年3度目のアルビレックス戦のゲーム観戦に行ってきた。
・・・まあ、結果はあえて記しませんが。
生観戦した中でこれほど「サッカーの面白さ」を感じさせてくれたゲームは無かったのではないだろうか。
アルビレックスは非常にアントラーズに「分が」悪い。
調べてみると10年の4月に勝ってから「12連敗」中である。
しかし、今回は「アントラーズ絶不調」と聞いてそれなりに勝利を期待したのだが。
まず、感動その1
「アントラーズサポーターたちの熱気」
入場前に通路に集まり「声出しの練習」をしていたのだ。
それなりに観戦経験があると思っているが、これほど気合が入っているサポーターは見たことがない。
感動その2
「アントラーズの選手の気合」
やはり苦手意識があるせいなのか、アントラーズ選手の白のユニフォームのせいなのか「大きく」見えた。
ゲームが始まると、選手個々の身体能力に違いが見える。
まあ、これは「精神的なモノ」もかなり影響するので簡単に言えないのだが。
特にアントラーズのFW鈴木優磨は特に目立つ。
他の選手も、今のアルビレックスの戦術への対応なのだろうが「球際」がきびしい。
ちょっと自信を無くしている感のあるアルビレックス選手が「後ろで回すパス」が多く、なかなか攻めきれなかった。
感動その3
「アントラーズの3点目のセットプレー」
前半のAT2分なのだが・・・。
この時間帯は実はアルビレックスの攻撃に期待していた。
サッカーにおいて「最初と最後の10分間の得点」が、試合自体の趨勢を決めることが多い。
ここでアルビレックスが得点すれば「まだまだ分からん」はずだった。
だが、逆にアントラーズのセットプレー。
関連の記事を読んでもらうとわかる(映像を観る方が早いね)のだが、アルビレックスのゴール前右40度くらいから。
直接狙わずショートパスを出す。
さらにそのショートパスを「スルー」
回り込んだ樋口雄太がきっちりゴールを決める。
アルビレックスのGK小島は、日本代表にも選ばれるJリーグ屈指の名GKだが・・・。
あれは防げない。
ショートパスで1度。スルーすることで2度目のフェイントをかけられては・・・。
世界レベルのGKでもむずかしいだろう。
こうしたデザインされたプレーは、余程選手同士の息が合っていないと失敗して失笑されるものだ。
しかし、これをしっかり決めてまさに「試合の趨勢」を決めてしまった。
感動その4
「選手・サポーターを含めたオリジナル10の伝統」
アルビレックスのサポーターは、うぬぼれ(ライトサポーターならでは)も含めて他のどのチームにも負けない「熱さ」を持っている自負があった。
だが、アントラーズサポーターの勢いと腹立たしいくらいの「ブーイング・口笛」には、やはり「伝統」を感じる。
選手にはオリジナル10でマリノスとともに「降格をしていない誇り」が、無意識下にあるように見える。
負け試合で途中で帰ろうかとも思ったが、とにかく最後まで観戦して足早にビックスワンを後にした。
結論である。
前期高齢者寸前男の歳になると、物事を多角的に見る経験が養われる。
そうした多角的な視点から見ると「アルビレックスの現状」は、すでに「ここが精いっぱい」のレベルに見える。
アルビレックスサポーターなら、当然知っていることなのだがここ数年で活躍した「本間至恩・三戸舜介・伊藤涼太郎」が
次々に海外に移籍し、チームもサポーターも温かく送り出した。
ある程度の資金力があれば、3人ともとは言わないが一人でも今シーズンチームに残留していれば今ほど苦しんではいないはずだ。
もちろん、本人の思いは「お金」ではないではあろうが。
Jリーグ復帰した本間至恩も浦和レッズに入団したし~~~。
今のアルビレックス新潟のチーム年俸は20チーム中17位の6億4500万。
親会社的な大きなバックボーンもない。
そうしたチームが安定的にリーグで結果を残すことは・・・まずないよね。
・・・・まあ、それでもサポーターは一喜一憂するのさ!
今回も最後までお付き合いいただきありがとう。これを読んでいる皆さんも、細かいことで納得せずに「推し活」しますように。
May
来来シーズンにはJリーグは秋冬制になるっていうけど、地方Jリーグチームはさらに衰退するでしょうね。
っていうか、金のあるビッククラブをつくることがJリーグひいては日本サッカー界のためっていってるものね。
ただ、緩いながらのJリーグサポーターとすれば推しチームが衰退すれば、地元チーム以外のチームを応援したりは絶対しないけどね!