Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

サイレン

2010-04-12 18:57:14 | days
正午のサイレンは時報としか思わないけれど、
火事のサイレンって、どうしてあんなにざわざわさせられるんだろう。
おばけくらい怖い。同じサイレンでこうも違うのは何故なのだろう。

もともと、サイレンというものは、怖く感じるものなのかもしれない。
それが、お昼に決まって鳴ることに慣れることによって、
感覚がボケて、怖くなくなるのかな。
そのお約束が反故にされるように感じるのが火事のサイレン。
異常事態なり!っていうのを聴覚から感じとるわけだから、
どきどき感っていうのがひとしおなのだろうなぁ。
聴覚ってほら、ホラー映画の効果音でもわかるでしょう、
場面(画面)はそれほど怖くないけれど、音で驚くというのがありますね。
敏感に危険を察知するようにできているのが、人間の聴覚なんじゃないでしょうか。
車のクラクションもそうですね、音で警告し注意する。
これが、クラクションの代わりに、ボンネットから派手な旗でもぴょんと
飛びでて注意を喚起しようものなら、まったく役に立たないでしょうね。
視覚は限定されている。それに対して、聴覚は360度に対応しています。

しかし、正午のサイレンが鳴る地域って、けっこう少なかったりするんだろうか。
うちの地域はバリバリ鳴りますね。
そのかわり、午後5時くらいに童謡のインストゥルメンタルが町内に設置された
スピーカーから鳴るということはありません。
あれはたまに聴くならば平和ですが、飽き飽きしないものかなって思います。

それにしても、消防署の近所に住んでいる人は迷惑だろうなぁ。
正午のたびにウゥーーというのを大音量で聞かなくてはならない。
あ、夜中の火事のサイレンはもっと迷惑か。

そんなサイレンを鳴らす装置というか、建物は、「サイレント」というらしいですよ。
あ、「サイレン塔」か!こりゃまた、しんずれぇすますた。

Comments (2)
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