Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

初夢ハ

2006-12-31 18:02:47 | days
毎年初夢に何をみているか全然覚えてないのですが、
今年はちゃんと覚えてられそうな予感がします。
何故かというと、ここ2日、まともに夢を覚えているからです。
一昨日は、後藤真希ちゃんと遊んだ夢を見ました。けっこう幸せ。
今日は、ドラクエ風のRPGをやってる夢をみました。これもけっこう面白かった。
この流れでいくと、初夢の基本テーマは「遊び」になりそうです。
楽しい夢がいいやね。なすびだとか富士山とかいりません。
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『硫黄島からの手紙』

2006-12-19 22:08:36 | 映画
「硫黄島からの手紙」を観てきました。
感想を書きますから、まだ観ていなくてこれから観る予定のある方は
読まないほうがいいかもしれません、先入観を持ってしまいますからね。

さて、感想を、といっても難しい。
簡単に言えば、あの狂乱の太平洋戦争下の日本帝国のもと、
「お国のために死ぬ」という常識のあった時代、
「天皇陛下バンザイ!!!」と言って死んでいった日本兵にも
家族などの愛する人たちがいた、普通の人だったってことです。
普通の人が、戦争のために、殺し合いにかりだされてしまった
時代の悲惨さ(悲惨という言葉を使うとこの映画のでっかさに
比べて陳腐になりますけど)。

みんな手紙を書いていたんです。
ほんとはただのパン屋の人も、陸軍中将の人も。
どんな狂った時代であっても、人間らしさを失わずに殺し合いに
かりだされてしまったという悲しみがありますね。
そこが戦争の愚かしいところ。
イデオロギーでも縛れないところ。

これだけだと一面的な感想になってしまいますねぇ、難しい。
有象無象、みんな死にたくなんて無かったんだと思います。突き詰めれば。
帝国主義に洗脳された人たちは、狂信的に死に望んだっていうようなシーンも
ありますし、国のためにと本気で思って死んでいった人もいたでしょう。
そういう人たちだけでやればいいじゃないかとも思いますが、
時代はそんなことを許しません。
そこがどうしようもなくはがゆくて残酷。

それと、武器を使う側と使われる側っていうのがあるじゃないですか、敵味方双方に。
爆弾でも火炎放射器でもライフルでも、使うほうは人を殺すために使っています。
で、それらで殺される人たちがいて、そういうシーンが映し出されます。
こんな殺され方をする人たちをみて、武器を使った側は本当に本望かと問いたいですね。
こうやって殺せて満足してますか、と。

また、捕虜が殺されるシーンもあります。
「めし、食えるって」と話している最中に、殺されます。
あの、雑草汁しか食ってないような日本兵が、投降してほっとしている途端にです。
一人は(清水っていう人だけども)白旗を掲げながらやられてましたよ。
どうしようもないでしょう、ほんとに。

自決もそうですが、人の命をこれほど軽んじてしまう戦争は、悲惨です。
そしてこの映画は、そんな過去が本当にあったんだよと問い掛けてきます。
過去から逃げないで、その痛みや苦しみを、善とか悪とかで味付けせずに
そのまま料理しています。
僕はどっちも悪だと思いますね。どっちも善だっていうのは、どっちも悪だというのと
イコールになるのではないでしょうか。

まぁ、ね、長いことかいても上手く書けないです。
筆舌に尽くしがたいです。
僕は戦争には行きたくありません。これで充分な感想でしょう。
そう思いながらも召集された人たちが多勢いたことを考え、
さらに死んでいったことに思いをめぐらすと、合掌せずにはいられませんね。

「父親たちの星条旗」で描かれていたアメリカの兵隊たちは
けっこう能天気なんだよなぁ。日米に違いがあります。
生活の質の違いからきてるんだろうか。
アメリカは今でも戦争に出て行くけども、モチベーションが違うもんね、なんか。
星条旗の元にっていうのは、正義のもとにっていうのと
同義語みたいなものなんだろうな。
正義って一体なんなのだろうか。
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クラブW杯終了

2006-12-17 23:26:45 | スポーツ
クラブワールドカップが終了した。
驚いたねー!インテルナシオナルがバルサを破ってしまった!
ロナウジーニョやデコやスター選手がひしめくバルサに対して、
インテルナシオナルは代表選手なしのチーム。
応援するのはもちろん弱いだろうとみていたインテルのほうでしたが、
応援してても驚きましたな。イアルレイって選手が抜群に良かったですな。
後半に入っても運動量が落ちず、この一戦にかける思いを感じました。
それにアレシャンドレっていう将来を嘱望されるような選手も登場したし、
充分に楽しめた大会でした。もちろん、全試合観ましたよ。オシムと一緒だね。
この大会で日本のチームを見たいなぁと強く思いました。
浦和レッズよ、なんとかアジアチャンピオンズリーグを制してくれ。
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読書。

2006-12-16 22:00:47 | 読書。
読書。
「遠い声 遠い部屋」 T・カポーティ
を読んだ。

これ、けっこう難解な本でした。
カポーティの処女長編っていうんでどんなのかなと期待してたんですが、
これって、文壇への挑戦ですよね。そんな気がする。
個人的には「草の竪琴」のほうが好きです。わかりやすい。

本格的に冬になってきましたねー。
今年で3シーズン目の冬タイヤなので、ガリガリとABSが作動する機会が多い!
こないだも交差点の半分くらいまで車がでちゃいました。
今年の冬は用心に用心を重ねないと事故っちゃいますな。
みなさん、くれぐれも冬道をなめてかからないように…。
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近況

2006-12-12 23:06:38 | days
本日、商工会議所より簿記3級検定試験合格の証書が送られてきました。
やったね、良かったね、一発合格です。
これでちょっぴり、再就職の範囲が広がります。

さて、歯医者ですが、長引いています。
歯茎の治療をしていて、口の中を右上、右下、左上、左下とわけて、
そのうち二箇所を終了したところ。おまけ歯の詰め物までとれたりで、
ガタガタですよ。虫歯じゃないのに爪でカリカリやったくらいで痛い
歯もあるしなー、正しいブラッシングを今覚えないと将来大変なことに
なりかねません。
みなさんは口内環境に不安をもっていますか、それとも万全でしょうか。
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雪空

2006-12-09 22:23:26 | Fish On The Boat
僕が住んでいる地方の景色はすっかり雪化粧をし、
本格的な冬を迎え始めています。
札幌などの都会へでると、
街のネオンがしんしんと降る雪を照らしていて、
静かに聖夜へカウントダウンしているように見えます。


降る雪、

積もる雪。


重なり合って浮かび上がる、
立体的な賛美歌が聞こえてくるよう。


降る雪、

積もる雪。


人通りの無い冷たい道路の真ん中でかたく丸くなっている猫にも、
暖かな幸運が訪れますように。
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読書。

2006-12-07 22:44:36 | 読書。
読書。
「ことばの由来」 堀井令以知
を読んだ。
「てんやわんや」だとか「べそをかく」だとか、
いろいろな言葉の由来を教えてくれる本でした。
その説明の過程で、いろいろわき道に逸れていくので、
情報量はけっこうなものです。
そのくせ、読後には何も残らないような本でした。
まぁ、それはそれでいいのだけど。
読書は対話なのです。
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デスノート

2006-12-05 23:18:32 | 映画
「デスノート The last name」を観てきた。
今年の春から夏にかけて公開されていた「デスノート前編」の後編にあたる作品。
前編は映画館でみてなくて、日本テレビで放送された金曜ロードショーで観たのでした。
まんまと戦略に乗ってしまいましたねー、後編を観にいくとは。
で、出来なんですが、面白かったですよ。
途中、まさかこの展開でストーリーがすりかわって行くんじゃないか
と危惧したんですが、ちゃんと後半で落としてくれました。
原作を読んでいないけど、けっこう良い出来だったんじゃないのかねえ、
まぁ、映画になるくらいだから。
さぁ、次は「硫黄島からの手紙」かな。楽しみです。
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歯医者ニ通ウ

2006-12-04 23:15:56 | days
プーっつーことでね、歯医者に通い始めています。
今のうちに悪いところは治しておく。
今日も行って、歯茎の状態を見てもらいつつ歯石除去やブラッシングをしてもらった。
その過程で虫歯が見つかってしまいました。
一日で終わるような虫歯だそうで、たぶん削っても痛くはないのだろうけど、
やなもんですよ。とりあえず歯茎の治療が終わってからその歯をいじることになった。
年内に終わるといいけど無理かなーなんて思います。

読書。
「海のふた」 よしもとばなな
を読んだ。ページのわりに字数が少なくて、読みやすかったです。
この人の文章って、感覚的なというか、直観的なというか、
そういう部分に迫るような文章のように感じます。
またそのうち、この人の本を読んでみようかと思います。
昔のとかね、読んでないから。
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読書日和

2006-12-03 01:19:01 | 読書。
今日も読書。
「博士の愛した数式」 小川洋子
を読んだ。
真面目に丁寧に書かれている小説でした。
面白い小説を読むと、読み終わるときに名残惜しい気持ちになります。

しかしあれですな、世の中はスポーツにわいてますね。
アジア大会に世界バレー、Jリーグでは浦和が優勝。
「博士の愛した数式」にもタイガースの92年当時の活躍が描かれていましたが、
読書とスポーツの初冬って感じだな、個人的に。
それに映画と音楽とゲームとって、いつもとかわらんかこれじゃ…。
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