Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』

2012-11-19 20:39:38 | 映画
『ヱヴァンゲリヲン新劇場版:Q』を観てきました。

個人的感想としては、「悲しい」という。

エンディングテーマ曲の、宇多田ヒカルちゃんの「桜流し」は母性をテーマにしていると
スポーツ紙のサイトで読みましたが、そうか、この映画の内容にそうくるか、深いぞ!
と思いました。

エヴァ:FINALが楽しみです。来年公開予定となっていますが、
予定通りに公開されて欲しいです。

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『太陽熱エネルギー革命』

2012-11-15 23:31:41 | 読書。
読書。
『太陽熱エネルギー革命』 菊池隆 堀田善治
を読んだ。

太陽光発電ならば聞いたことがあるという方は多いと思います。
本書は、太陽「熱」発電を紹介する本です。
日本ではまだまだ知られていない、太陽熱発電はどういうもので、
どうのくらいの可能性があって、
今現在世界ではどのくらい普及しているかということを紹介しています。
それはそれで知ることが多かったのですが、本書の作りがあんまりよろしくなかったです。

構成力については、ちょと足りないと言うしかありません。
序盤の環境問題の話から太陽熱の話をチラチラと出すべきではなく、
もっと確固とした区別をつけるというか、メリハリをつけるというか、
そういう作りにした方が面白く読めたでしょう。
さらに、こだわらなくていいようなところが細かくて、
もっと記述をしたほうがいところが端折られていると感じました。
そして、太陽熱発電をやっている世界の会社の紹介にページを多く割いていましたが、
果たしてそんなことが必要だったのかというと、そこにも疑問符が付きます。
また、序盤からの、切羽詰まった感じありありの「わざとか?」くらい思える文体も×。

そういうわけで、本書は240ページくらいありますが、
いらない部分を省くと、60ページくらいで事足りたんじゃないかと思えるくらいでした。
星をつけるならば、5点満点で2点です。

まぁ、あくまで、僕個人の感想としてなので、あしからず。
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『日本語は生きのびるか 米中日の文化史的三角関係』

2012-11-09 21:35:10 | 読書。
読書。
『日本語は生きのびるか 米中日の文化史的三角関係』 平川祐弘
を読んだ。

本書の結論、つまり、本書を一本の木に例えた時にその幹となる主旨は、
日本語や日本文化の理解を深めたうえで、第一外国語と第二外国語、それ以上を習得し、
それぞれの国を知り、三点観測できるような知識人が生まれる土壌があったほうがいいね、
というものだったと思います。
砕けたところもある感じの文章でしたし笑える部分もあるのですが、
ややエリートな人の感じもしましたので、
僕としては同調というか共感しずらいところもありました。
が、読んでいていて面白いことは面白いのです。

「22世紀の日本列島に住む人々は、はたして何語を話しているだろうか」
という問いかけから始まります。

時間と興味のある方はご一読を。


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