Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

caution

2004-10-28 23:58:26 | Fish On The Boat
ねえ、ねえ、泣く木って知ってる?栗山の。
あれ、切ろうとした人がみんな死んじゃう木。
あ、知ってる?
こないださー、その木がある道通ったのね。
8時か9時かだったかな、夜の。
それで、誰かが「この辺じゃないか、泣く木あるの」って言ってえ、
もうそのとき久しぶりに泣く木ってきいたわけ。最初なんのことかわからなかった。
・・・あー!あー!って感じ。
それで、みんな泣く木についていろいろ知っていることをちらほら話しだしたの。
最後に泣く木を切った人も湖だったよな、とか、
そば通ると眠くなるんだっけ、みたいなこと。
で、話してるうちに、お地蔵さん?か何かの横通ったのね、で、誰かが「ここ!ここ!今のだ」って言って、
場所は詳しくしらなかったから、あーそうなのか、ここなのかって考えてたら、
急に、急にだよ?車の天井のところがドンッ!って鳴ったの!
かなりの音だよ。思い切りグーで叩いたような音。誰かいたずらしたのかと思ったんだけど、
なんか、みんながみんな、今の誰よ何よ、って顔してるわけ。
ちょっと疲れていながら冗談言い合う雰囲気だったから、まるでそんなイタズラとかって
起こら無さそな感じなの。
それに天井だよ?外から叩かれたような音だったの。
だから、何かが降ってきて屋根にぶつかったのかとも思ったのさ。
その瞬間、今のが「泣く木だ」って誰かがいったんだけど、もうすぐにそれ打ち消して、
スパイダーマンがはりついてるんじゃないか、みてみろ、とかまたふざけた感じに戻って、
泣く木の話をしなくなったのさ。
で、居酒屋に着いて、予約時間までちょっとだけ待たなきゃいけなくて車停めたらまたドンッって天井が
叩かれたような音がして。もう誰も泣く木の話をしてないのにまたかって思ったよ、しつこいってさ。
その音が泣く木だって決まったわけじゃないけど、最初のタイミングがタイミングだし、
誰もその音について説明しないしできないし、不思議だからさ。
あれきっと泣く木だと思った。
ちょっと怖かった。そういうの初めてだから。
心霊スポットとかいっても、たいてい雰囲気が怖いだけだったりしない?
平和の滝もそうだったし。
何かの加減でへんなものが見えたような気がするだとか、風の音かもしれないけれど、妙な音が聞こえた
とかさ、勘違いとすれすれの事しかおきないじゃない、せいぜい、普通はさ。
普通っていうか、仮になにかあったとしてもさ。
「気のせいかもしれないけど」だとか「見間違いかもしれないけど」だとか「○○な気がしたんだけど」
とか、いつも曖昧だったりしない?
怖がるにしても、そういう曖昧なところで十分怖がるじゃない。
それがさ、みんながみんな、8人がはっきり音を聞いたんだよ。あ、雨は降ってないよ。その一時間前くらいまでは
降ってたんだけど、その時は晴れてた。
ほんと、問答無用な感じがするよ、ああいうのって。
映画だとかさ、テレビだとかさ、見てもウソだってわかるじゃない。わかってて面白がるじゃない。
作ってるほうも、こうしたほうが怖いからと思って、そういう意図でやってるんだろうなって気がする
じゃない。それが全然違うんだって、実際。
ほんと、真剣勝負っていうか、笑えないよほんと。冗談通じない感じだから。甘くないから。
よくわかんないけど、シリアスだよ。いきなり強制的にシリアスさの中に放り込まれるっていうのかな。
向こうの、っていうか、なんか感じるんだよね、相手っていうのを仮にだけど思い浮かばさって、
その真剣さっていうの?怖がらせる気って全くなくて、ただ結果的にこっちが怖がるっていうのかな。
しばらく一人では通りたくないね。
あそこは、ヤバイ。
ヤバイ気がする。
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雪、深々

2004-10-26 23:09:55 | days
雪、今も静かに降り続いています。

先週の土曜の朝が初雪だったんです。
仕事してたら、ちらちらと窓の向こうに少しだけ落ちてきていた。

それで、今朝は会社へ行く途中にすれ違う車の中に、真っ白な冷たい服を着た車があるもんだから、
いやな気がしてたら案の定、会社までの数百メートルが冬。会社、山にあるんです。
それで昼間は晴れてたんだけれど、7時過ぎくらいからなのかな?降り続いている様子。
朝まで降るみたいです。まだ10月だっていうのに!
北国の冬はそれでなくても長いのに!

明日は早朝からタイヤ交換です。
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Ah

2004-10-21 02:04:54 | days
会社のボウリング大会の幹事になっちゃった。
地方の過疎地で幹事やるのって大変だねぇ。
場所は無いわ、タクシー代は高いわ。
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静寂間際ノ美カラ

2004-10-19 23:07:51 | 考えの切れ端
日常のどんな音からも、音楽が出来る。
いや、出来ないかな。

日常に溢れる音たちには、実は音楽的なものがある。
拍子にのっかってなくても、音楽としてきけるものがある。
生活の、仕事の、自然の、間接的に人工の、音など。
それらの音を、一歩引いたところから聴いてみると、音楽的だったりする。
また、そういう音を知らず知らずに楽しんでいたり、「音楽」と捉えずに求めてみたりもする。

そして、その逆の音楽ってのがある。
空気と喧嘩しない音楽。
視界と喧嘩しない音楽。
鼓動と喧嘩しない音楽。
・・・・・・・・・・。
ごくナチュラルで、ある意味ネイティブな、音楽。

そういう映画もあるよなぁ。

口笛はどっちだろうと一瞬考えてみて、
音色とメロディによるかな、なんて気持ちで終える。
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ダイジェスト

2004-10-17 22:08:34 | days
えーと・・・、
一度投稿したにもかかわらず、未ログインと出てしまって、
投稿記事が消えてしまいました。まったくよーー。
・・・まずは愚痴らせてもらいました。
思い出し書き、スタート。

___

というわけで、出張から帰ってきました。
初日は、荷物を確認したらフリーで、宿泊も仕事場も虎ノ門だったので、
六本木ヒルズへ行ってきました。途中、左に曲がらなければいけないはずの交差点で、
僕の個人史上最も美しいであろう、若い金髪の白人おねーさんに遭遇したために、
道に迷いました。見惚れたのです。直進し続けたのです。

その後、別の仕事で東京に着ている会社の先輩と御徒町で合流して飲みました。
つーか、およばれしたんですね。
もともと、その先輩が知り合いの映画監督と飲みに行くところに、よんでもらったのです。
場違いかなと思いつつ、一方的かもしれませんが、
楽しませてもらいました。2軒とも良いお店だったし。
最後の焼豚メンはしんどかった。チャーシューが、それ豚の角煮だろ武骨!っていう。

2日目は仕事だったので書くことないです。
そうそう、飛行機が追い風に乗るってことを知りました。
離陸時間が遅れた後、機長の「追い風に乗りまして、定刻どおりの到着を予定しています」
という感じのアナウンスに間違いは無く、定刻に千歳に着きました。
追い風に乗るなんて、紙飛行機みたいだよなぁ。
紙飛行機って、歴史は浅いのかな、深いのかな。
紙飛行機って、ぼくに似ているかもなぁ。

___

数箇所、再現不可能でございました。

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闇鍋的2DAYS?

2004-10-15 00:12:19 | days
また書く気でいて、全然書いてなかったです。
しかし、また今回も書きません、東京小旅行について。
実はまた東京です。今日から1泊2日で。
今回は仕事なのです。出張です。
販売やってきます。

えっと、また今回も書きませんと書いといて、ちょっとだけ書きます。
国際フォーラムでのジョアンのコンサートのあと、恵比寿に移動して
「SONAR SOUND 2004」も見て聴いてきたのでした。
せっかくだからってことで予定を詰め込んだのです。貧乏性です。
贅沢っていうよりか、俗悪な感じもしますよね、ジョアン・ジルベルトのみならずってところが。
HUMAN AUDIO SPONGE が目当てでした。あの御三方が同じステージに立って一緒にやってる
ところを見るのって、10年来の夢でもありまして、
それでいて、関東で就職した友達と会って一緒に泊まったりなど、詰め込みすぎな2日間でもありました。

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ジョアン

2004-10-11 23:26:36 | days
どんな感想を書けばいいのかな、って。
書き始めは考えてしまいます。

ジョアン・ジルベルト東京公演10/10。

ただ、一ついえそうなことは、
時間に対する観念の違いで魅せてくれたコンサート、ということです。

くつろぎ感覚と、素朴さと、裸の付き合いのような表現方法。
そして、それに対して、「幸せだ」「豊かだ」と感じたのです。

逆に、それが一級のエンタテイメントとして成立し、
高いお金をとれるのは少し残念なことでもあります。

まぁ、時間感覚の違いだけがジョアン・ジルベルトの秀でてる部分ではないのだろうけど。


これ、また続き書こうか。
旅行の俗っぽい部分も含めて。
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風来

2004-10-09 23:30:22 | days
明日から小旅行だというのに、台風が北上してきた。
でも、飛行機はたぶん飛ぶだろう。
22時段階で、台風はいわき市の東80km。このまま太平洋に抜けていきそうだ。
飛行機が飛ぶならば、明日はコンサート三昧。
関東に就職した友達とも会えるし、楽しみといえば楽しみなのだが、
あまり先の楽しみばかり考え出したところで、今から浮き足立ってしまうのは
わかりきっているから、日程のメモだけを頼りにして、仕度をしようと思う。
アツそうだなぁ。
ずっと北海道に住んでいるせいか、東京なんかに行くと、アジアだなぁって感じます。
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ロック

2004-10-03 23:58:27 | 考えの切れ端
書きたい気持ちよりも、読みたい気持ちが強いのかなぁ、とぼんやり考えてみた。
ここのところ、何か書こうと言う気になれない。
何も無いわけでもないのだが、わざわざ文章におこすことが億劫だ。
書き始めれば、あれもこれもといろいろ書いてしまう。
これじゃ言い切れてないからと、不足分を足しはじめて、当初の予定よりもずっと
書くことに時間を費やしてしまう。
心ごとを抽象的なまま抱えて、蒸発してしまうものはしてしまえばいいというスタンスに、
結局のところなってしまうのだ。

人間は言葉を得たからこそ、人間でありえた。
言語というツールがもたらしたものは、ビールであり、CDであり、絵画であり、ビタミン剤であり・・・
たぶん、「すべて」じゃないか。
言葉の源に抽象的な思考があったとしても、「人間としてのはじめ」は言葉なのだなぁと、
今年のはじめくらいにやっと気づいた。
まぁ、気づいたというか、そういう思考への道をみつけたというか。

それで僕は、動物的な方向と、人間的な方向の、
もっともバランスがとれてフェアなポイントを探しているのです。
画一的にもならなく、卑屈にもならないポイントを。
なぜ、バランスがとれてフェアなポイントを探すのかといえば、
世の中いろんな人がいるんだけど、
なるだけそれぞれリスペクトしあえたらいいなって思うからです。
すべての人と人は、きっと何かの糸で繋がってるというまだ仮説ともいえないイメージを持っていて、
その糸の存在を確認して、すべての人に示したいのかもしれない。そしてそのあともなんとなく考えている。
つーか、そういう言い方をすると、本当に言いたい主旨から外れてしまうな。
いろんな壁を壊したいのかな。狭く囲った壁なんかに風穴あけたいのかな。
ま、これは夢ですね。
自分で書いててまとまっていないのはわかる。


にしても、それがしばらくのテーマになるのかもしれないな。




と言ってみて、メインテーマじゃないかもという気がしてきたりする。
考えることっていっぱいあるしさー。
それでいて情報過多に気をつけていると、まるで社会情勢知らんことになってしまったりもするわけで。
そこらへん、何が大事かっていうプライオリティーを考えるのが先かとかさ、考え出してたりする。
内外の抽象的部分に興味を持っていて、そして好きだからこういうこと書くんでしょうね。
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