Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『流星ワゴン』

2007-09-29 18:54:11 | 読書。
読書。
「流星ワゴン」 重松清
を読んだ。

面白かった~。
作者もあとがきで、登場人物が男ばかりだったので、
みたいなことを書いているように、女性にはあまり
受けが良くなかったりする小説なのかもしれません。
男ならね、読んでみるといいです、面白いです。
主人公がもう人生に疲れ果てて、終電を過ぎた駅の前のベンチで
一人ウイスキーを飲みながらおにぎりをかじっている場面から
その不思議な話はスタートします。
現実には反映されないのだけど、やりなおしの人生を過ごすことで…、
と内容はあえて書かないことにします。
Comments (6)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『アフターダーク』

2007-09-27 19:59:38 | 読書。
読書。
「アフターダーク」 村上春樹
を読んだ。

真夜中から夜明けまでの、ある19歳の女性を中心としたお話。
そんなに劇的なストーリー展開があるわけでもない。
もっと長編ならば伏線になりそうな場面も何ヶ所かあるのだが、
大きな展開をせずに収束していく。
面白いことは面白いんだけど、ちょっと物足りなさを感じましたね。
それと、これを読んでいて思い出したんだけど、村上春樹の小説での
男の会話表現って、なんか微妙に違和感を感じるんですよね。
これって、あまりに都会的な表現で、僕が田舎者だからかとも
思ったんだけど、今読んでいる小説にはそれを感じないので、
やっぱり村上春樹の小説のひとつの特徴なんでしょうね。
ま、それほど気にしないことはできるんだけど…。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

予言者ジュセリーノ

2007-09-25 22:57:59 | days
テレビで超能力捜査官のスペシャルがやっていた。
つくづく、この人たちの感覚はどうなっているのだろうと不思議に思わせられるのだが、
その中でも、ちょっとイロモノかもしれない
ブラジルの予言者ジュセリーノにひきつけられた。
この人、去年の年末にやっていたビートたけしの番組でも
取り上げられていたんですよね。その後、2ちゃんねるでも話題になっていた。
そこの投稿でみかけた予言群はどれもエキセントリックなもので、
そして2007年とされている予言はまったくあたっていなかったような
記憶があるんだけど、実際どうなのかねぇ。
投稿されていた予言群が捏造されたものかもしれないし、
予言書の原本を読んでみなければ、真偽はわかりませんね。
でも、その本の監修をしているのが、
UFO番組などではおなじみの、笑わせてくれるニラサワさんなんだよな。ははは。
オカルトエンタテイメントだよなぁ。買う気になりにくいよなぁ。
しかし、今回の番組を見ると、予言をした文書の保管はちゃんとなされているようで
信憑性をもたせられるものだった。ま、これからだよなぁ。
これからその予言が的中するかどうか見守らなければなりませんね、って、じゃあ、
本を買わなくちゃならなくなるじゃないか…。当たりだせばテレビやマスコミが
騒ぎ出すだろうからそれを待ちますか。誰にも気づかれないように風化して
しまう可能性もあるわけで。それはそれで記憶の取捨選択にまかせましょうか。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『タイタンの妖女』

2007-09-24 15:45:31 | 読書。
読書。
「タイタンの妖女」 カート・ヴォネガット・ジュニア
を読んだ。

この本は、帯に爆笑問題の太田さんが「今まで読んだ中で最高の物語」と書いてある
ように、太田さんが自分の事務所に「タイタン」と名付ける源になったSF小説です。
このことは「ほぼ日」でけっこう前に知ったわけで、まんをじしてとしうか、
ようやくというか、読んでみたわけです。講談社文庫とかと比べると、
このハヤカワ文庫の本は字が小さくてなかなかページを繰るのが遅くて
時間がかかってしまったけれど、それでも容赦なくすすむストーリーに乗せられて、
夢中になって読んでしまいました。ま、面白かったことは面白かったんだけど、
「これは最高だ!」というまでには思えなかった。『モモ』のほうが面白かった…。
これはおいらの知的レベルが高くないせいかもしれないね。あはは。

いやー、それにしても、プロ野球セ・リーグが面白い!
こんな三つ巴の混戦はなかなか無いですね。九月の上旬に巨人が阪神に三連敗
したときはもうダメかと思ったけど、横浜に三連勝して首位に返り咲いたよ。
とくに昨日の、3番の小笠原を敬遠して満塁になって迎えた、
6三振1凡退あとのイ・スンヨプの三塁打は爽快だったなぁ。
イが打席を迎えた時にはぞくぞくしたもんな。さぁ、リーグ優勝なるかどうか、
またまた天王山の中日三連戦が今日から始まりますね。今日は地上波での中継が
ないから日刊スポーツのサイトで速報を更新しまくるんだろうなぁ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

『すべては脳からはじまる』

2007-09-19 19:39:09 | 読書。
読書。
「すべては脳からはじまる」 茂木健一郎
を読んだ。

脳科学者でテレビでのおなじみの茂木さんのエッセー集です。軽くて読みやすい文章。
面白い雑談をきいているような感覚で読めてしまいます。
いろいろな事象の受け止め方が、ちゃんと地に足がついている感じでこなされていて、
読んでいても、「そうだよなぁ」とか「なるほどなぁ」とか
うなづいたりしながら読めます。
きっとこの人の本には脳科学についての難しいものもあるかとは思いますが、
こうやって物事が噛みくだかれてシェアしてくれるような本は良いですねぇ。
ん?・・・しかしなんだね、噛み砕いてもらってシェアしてもらうなんてのは、
離乳食を与えてもらう赤子かよ、おいらは!って言いたくなるな。
そう、この本は、読者を赤ちゃんにしてしまう恐るべし離乳食本なんです!
あぶあぶ、あばぁ。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

奈江サンヨカッタ!

2007-09-17 23:35:58 | days
NHKの『英語でしゃべらナイト』に裕木奈江さんがゲスト出演。
良かったな~、『北の国から』や『ポケベルが鳴らなくて』の映像がはいったり、
「泣いてないってば」がBGMで流れたりと扱いも良かったし、
何より奈江さん自身の言葉がいくつもきけて良かった。
いつのまにか37歳になってたけど、まだ若かったねぇ。
彼女のオールナイトニッポンをもう10年以上前にかかさず聴いていたけど、
その当時よりも声のトーンが落ち着いてはいたけれど、
言葉と姿勢のポジティブさは変わってなくて、それがなんだか懐かしい感じがした。
またこういう番組で奈江さんをみたいです。NHKよくやってくれた!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

裕木奈江サン

2007-09-17 18:38:23 | days
本日、夜の11時からNHK総合で放送される『英語でしゃべらナイト』に
裕木奈江さんがゲスト出演されるようです。
去年、映画『硫黄島からの手紙』でそのリアルタイムな姿を10年ぶりくらいに
拝見したのだけど、今度はテレビでみれます。楽しみ!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vsカタール

2007-09-12 21:35:27 | スポーツ
サッカーU-22日本代表の五輪最終予選、ホームでのカタール戦。
予想通り厳しい戦いでした。どこのチームもそんなに差はないということが
改めてわかりましたね。前半戦を終えて、勝ち点7の首位しかし、
後半戦にはアウェイ2戦が控えています。
そうやすやすとはこの予選を突破できないでしょう。
今回の試合ではパスミスが多く、そのへんが課題になるでしょうね。
運動量は問題ない感じ。後半、本田拓が退場になってからは本当にヒヤヒヤすることが
多かったけど、これもありえる状況だからね、良い経験になったと思います。
それに他にも何人かイエローを一枚もらってる選手がいたと思うので、
そういった選手が欠けてもサッカーの質をおとさないことが肝心なところですね。
梶山のケガを気になるところだけど、次戦までには一ヶ月あるから大丈夫かな。
なんとか予選を突破して欲しいです。がんばれ!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vsスイス

2007-09-12 05:41:42 | スポーツ
サッカー日本代表、3大陸トーナメントの第二戦にして最終戦のスイス戦。
前半は0-2で負けていながら、後半に素晴らしいサッカーをして4-3で勝利!
これはやりましたね~。
松井と稲本が加わったチームの真価が後半に発揮されたんじゃないかな。
この二人とも闘争心溢れるプレーをしますからね、
そこが一つ、チームにとっての良いエッセンスになったように見えます。
これまではどうも、どこか攻撃面ではおっかなびっくりしているように
見受けられるサッカーをしていました。
攻撃にまごまごして、バックパスをしたり余計な時間をかけてしまうところです。
ところが、このスイス戦の後半になると、攻撃に対してより貪欲にボールを
相手ゴールに向けて進めていっていました。
もうね、アジアカップ4位だったチームとは違いましたね、進化しました。
この試合で、日本代表はここまでやれるんだってことを見せてくれました。
オランダに勝ったチームに勝てる実力があることがわかりました。
内容からいって、これはフロックではないでしょう。
さらにこのチームに高原が加わることを考えるともっと面白くなります。
自信のつく良い試合でした。夜中まで起きていたかいがあった。
さぁ、次はU-22の五輪予選、対カタールです。
なでしこジャパンも頑張って引き分けたことだし、勢いに乗って勝ってほしいね。
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

vsサウジアラビア

2007-09-09 04:40:31 | スポーツ
サッカーU-22日本代表の北京五輪最終予選、
アウェイでのサウジアラビア戦はスコアレスドローとなった。
相手はホームで、けっこう前がかりに攻め込んできたのを、日本は守備に徹していた。
サウジにはすばやい選手が多く、よく守りきったと思う。
相手が10人になってから攻めきれなかったのは残念だけど、高温多湿の気候条件では、
まぁ勝てなかったにしろ、よく頑張ったと言えるんじゃないかな。
日本の選手では家長が良かったなぁ。次のカタール戦も先発ででてほしい選手です。
平山は後半残り5分くらいにでたけれど、先発の森島の体力を考えての交替だったん
ではないかな。平山は意外にフィジカルが弱いようにみえるんだよなぁ。
今日の試合を見て、この五輪最終予選はかなり厳しいものだということがわかったね。
どのチームもそんなに総合的なチーム力に差はなさげです。
次はホームでのカタール戦。是非かってほしい!
Comment
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする