Fish On The Boat

書評中心のブログです。記事、それはまるで、釣り上げた魚たち ------Fish On The Boat。

『TUGUMI』

2009-11-30 20:48:55 | 読書。
読書。
『TUGUMI』 吉本ばなな
を読んだ。

ばななさんの初期の作品です。
女性が主体の物語ですが、男が読んでも面白かったです。
つぐみは、口は悪いのですが、ものの見方は本質をみているような感じ。
町一番の美人ということもあって、実際にはどういう人かなぁと
想像したら、やっぱり長澤まさみちゃんが浮かんできてしまいました。
まさみちゃんのイメージとはちょっと違うんだけどねぇ。

うちのおふくろが、娘時代にはたいそう口が悪かったらしく、
親父と結婚するときに、祖母が「よくこんな口の悪い娘を
もらってくれるね」というようなことを言ったそう。
そんでもって、高校のミスコンで優勝したとかなんだかで、
ちょっとつぐみに近い部分もあるのかもしれない、なんて思いました。

とはいえ、つぐみは生来の虚弱体質で、長生きできないなんて
医者に言われていて、そういう境遇が性格を作ったようなところがありますから、
一概に同類とすることはできません。

それはそうと、重ねて書きますが、面白い作品でした。
ばななさんの『キッチン』なんかもそのうち読んでみたいです。
最近、映画といい本といい、面白いものに出会います。
そういう時期なんだろうなぁ。めぐりあわせがすこぶる良好です。

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WBC世界フライ級戦

2009-11-29 21:43:32 | スポーツ
王者・内藤大助vs挑戦者・亀田興毅の1戦をテレビ観戦しました。

亀田はビッグマウスなんだけど、戦い方はけっこう慎重ですよね。
普段は軽口たたいても、相手をっていうか、ボクシングを
なめていないんだろうなぁ。

判定で亀田の勝利でした。
ついに負ける場面が見られるかと思っていたんだけど、強かった。
元王者・内藤も、もう35歳だっていうから、よくこれまで
頑張っていたと思う。
引退するのかどうかわかりませんが、ひとまず、お疲れ様でした。
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スーツ

2009-11-28 19:36:46 | days
今日はスーツを買いに、札幌は大谷地まで行ってきました。
そのほかにも夕食のおかずや、小さな本棚を買いに清田あたりを
ウロウロしていました。

スーツはいままで親父のを借りて、そういう機会になったら
ごまかしていたんですが、いっこうに痩せないため、
ふとっちょ仕様のものをついに観念して買ったんです。
これで、面接とか冠婚葬祭とかに困らないことになるでしょう。
体型は、あの、ちょっとリバウンドしています…。
夜は早めに寝付くようにして、夜食を根絶しなければ
いけません。と、何度目かの決意。
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養成講座3日目

2009-11-27 15:15:45 | days
食品関係の勉強会の講座の3日目に行ってきました。
今日は地元の冷凍食品会社の工場長の方が講師。

個人個人が「主体者意識」を持ってだとか、
心構えを前半は重点的に説明されていたのですが、
きゅうくつでしたね。2時間の講義に休み時間がなかったことも、
この会社の社風みたいなものも伝わってきました。
人材育成だとかの話も、真正面からきいてられない。
ルールだとか、社会人の気構えだとかそういうのが、
僕にはしっくりきません。アウトサイダー気質なんだろうなぁ。

と、こんなことを書いていると、
そういうことを言っていると何もできないぞとか、
頭ごなしに否定されそうなのが、今日の講座の特徴。
会社の成長のために、休日出勤をだとか、
会社というものにどっぷりと浸からさせられるような内容でしたね。
またかくけど、主体者ではないと、東京だったら生きていけないだとか、
人の人格にまで踏み込むようなお話です。
そういうのとは違う、自然なやり方っていうのもあるし、
そういうやり方で力を発揮する人もいると思うんだけどなぁ。
まぁ、僕が甘いんでしょうね。

後半、トラブルの真因はなにかという話の中で、
6割が人間関係だという話がでてきましたから、
前半でいうような理想を現実にむりやりあてはめるような
お話も、絵に描いた餅的な要素をはらんでいるんだろうなぁという印象。
逆に、この話があってちょっとほっとしたほど。
そこまで人間、枠に当てはまるようにできてはいませんよね。

とにかく、講座はこれで終了。
修了証をもらってきました。
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ハローワーク

2009-11-26 20:23:42 | days
週に一度、ハローワークに通っています。
今日はよさげな求人があったので、すぐさま応募。
まぁ、よさげとはいっても、休みが少ないのがネックなんだけど。
そのほかにも、ちょっとしんどそうだなぁと感じられるところがある。
書類選考ということなのですが、それを通ったら面接になるのかな。
くわしく聞いてこなかった…。どうなるだろ~。
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養成講座2日目

2009-11-25 18:56:08 | days
食品関係の講座の2日目に行ってきました。
今日のテーマは、「食品開発」についてです。
タイトルは、「地場産品による食品開発について」となっていました。
講師のかたは、北海道立食品加工研究センターの食品開発部長の人でした。

もらったプリントのまま書くと、
前半は「素材(地場産品)に着眼した開発事例」。
道産小麦を使ったラーメンの開発だとか、
羊乳を使ったアイスクリームの開発だとか、5項目の説明がありました。
けっこうね、もうやりつくされているんじゃないかと思われても、
新しい商品って開発されていくものなんだなぁって感じましたね。
こういうのは音楽も一緒。ポップソングなどのメロディラインなどでは、
もう心に響くようなのは出尽くしているんじゃないかって思われますが、
毎年おもしろいものがでてきますよね、似通っていても。
ま、でも、応用っていう創造の仕方が多いのかなぁ。
無から有をつくるようなのってめったにないんじゃないですかね。
発想と、そしてより重要なのは「偶然」なのかもしれない。
いつも考えているということが努力にあたって、
その努力があってこそ、幸運という偶然をものにできるんじゃないかな。
そう考えると、自分もなにかしら情報を摂取したり、勉強したり
したほうがいいんだろうなって考えさせられます。

後半は「技術に着眼した開発事例」。
酵素をつかって食品加工をした例など3例の説明がありました。
PHがどうのとか、機械がどうのとか、プロバイオティクスだの、
プロダクトアウトだの、難しい言葉や事柄が述べられて、
あとで調べることもあるかもしれないと思って、メモだけしてきました。

本格的に、食品製造業に携わることになったら、
昨日、今日と聞いてきたことを勉強することになるんでしょうね。
できない、とは思いませんが、それなりに時間のかかる
自己改造・自己増築だと思います。

いまは、興味にそうものを読書して知的欲求を満たしたり
しています、小説も含めて。
それを仕事という名目で、方向を決めて進んでいけるかどうか。
好きであればやれるなんて簡単に考えてしまわないで見つめてみると、
それになり心に負荷というかストレスがかかる行為になるんでしょうね。
そういうのにも、過度なものじゃないかぎり、心地よさがあると
思うので、そういう時がきたら、そういう姿勢、気持ち、
を持てるようになりたいなぁなんて思っています。

明日はお休み、3日目は金曜日です。
これも行ってくるつもりです。
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養成講座1日目

2009-11-24 19:54:06 | days
先週、新聞のチラシに入ってきた食品関係の講座の申し込みをして
本日、市内で開かれたその講座の初日に行ってきました。
といっても、資格をもらえるわけでもなく、
講師のお話をきいてくるといったものです。

今日の講師のかたは保健所の主査の女性でした。
題目は「食品衛生」についてです。
前半は法律関係のことの要点を簡単になぞっていくような感じ。
後半は食中毒について、その感染経路や予防方法やウィルスの種類
などを説明してもらいました。

資料にも書いてありましたが、近年おおいのはノロウィルスですね。
これはカキなどの二枚貝が体内に蓄積していて、
生で食べるときはノロウィルスのリスクを考慮していなければいけないとのこと。
僕も何年かまえに、ノロウィルスとみられる食中毒症状を
正月に起こしたことがありますが、軽症ではなかったことが今回の
講座でわかりました。ノロウィルスにも、軽いのがあるのね。

また、聞きなれない名前のカンピロバクターというのも
けっこう患者を多くだしているウィルスだそうで、
なんでも、鶏肉には100%の確率で含まれているんだとか。
鶏肉自体はしっかり加熱処理することで殺菌できますが、
怖いのは、たとえばまな板で鶏肉を切って、その包丁とかまな板で
サラダ用の生野菜をカットするとか、果物をきるとかして、
ウィルスをくっつけてしまい、二次感染してしまうことだそうです。

僕はそういうところ、あんまり注意を払っていなくて、
なんとなくそう教えられたからそうしているという程度の
食中毒に対する注意心だったのですが、こう説明してもらうと
理屈がわかって、気がひきしまります。
こういうのって、小学生の家庭科でならったりしたんだろうか?
ならったんだろうなぁ、もう忘れているからこう新しく
情報を知った気持ちになるに違いない。

また、新型インフル対策として、アルコール消毒液がお店なんかで
おいてあったりしますが、ノロウィルスやカンピロバクターには
効かないそうです。こいつらには塩素系の消毒をしないといけないらしい。

また、二次感染の勉強に付随して、手洗いの実習というのをやりました。
手にクリームを塗って、ブラックライトで照らすと手がぼぉっと光る
んですが、それを手洗いでちゃんと洗い流せるかという実験をやったんですね。
そうしたら、いつもよりもきれいにあらったつもりでいて、
手の指の甲の部分だとか、親指のまたの部分だとかに全然洗い流せずに
クリームが残っていて、ブラックライトにぼぉっと照らしだされていました。
手洗い一つでも、しっかりしないと効果がないんだなぁ。

他、食品衛生の法律関係の教材をもらい、
『庭や野山の毒草ハンドブック2007』と
『野や山のきのこハンドブック2007』をもらってきた。
このあいだ縄文時代の本を読んだことでそう思うんだろうけれど、
縄文人なんかは、こういう毒草とかの知識が豊富だったんだろうなぁ。
それと同時に、笑い茸とか、ゆかいな毒キノコなんかをわざと食べて
みんなで笑い転げていたんじゃないかって思いますね。
祭祀なんかでも使ったかもしれない。

ま、そのへんはいいとして。
明日もこの講座の2日目に出ます。
題目はなんだったかな。
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『わずか3秒のWindows7』

2009-11-23 19:43:48 | 読書。
読書。
『わずか3秒のWindows7』 オンサイト
を読んだ。

昨日に続いて、これも読書と言えないような本を読みました。
「わずか3秒の」とあるように、Windows7で使えるショートカットキーを
特集した文庫サイズの本なんですよね。これもコンビニで買った。
100個ちかいショートカットキーが載っていますが、
全部覚えようとは思えませんでした。まぁね、現行覚えているのが
10個くらいあるのですが、それ以上に便利そうなキーは見つからなかった。
というか、やっぱり面倒くさくて覚える気にならないんだなぁ。
でも、ショートカットキーの説明のところで、そうかこういうのも
あるんだな、という気づきには出くわしましたね。
たっぷりと時間に余裕のある人は読んでみてもいいかもしれませんが、
コピペとか更新とか終了とかのショートカットキーを覚えている
人には、それほど役に立たないんじゃないかなぁ。
といっても、意欲的な人には勉強になるんでしょうかねぇ。
一度読んでおくと、心理的に、「頼れるものをもっているぞ」いう余裕には
つながりそうです。
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『これ一冊で完全理解Windows7』

2009-11-22 18:12:35 | 読書。
読書。
『これ一冊で完全理解Windows7』 日経BPパソコンベストムック
を読んだ。

うーむ、これは読書といえるのだろうか。
Windows7のうわっつらを勉強する本でした。コンビニで買った。
XPとVistaを飛ばして、Meから7へと移行した僕ですから、
まだまだ知らない操作なんかがあると思われます。
こういう初歩的な本は重宝しますね。
ちょっとした、OSを知るとっかかりになりました。
ま、職場でXPは使っていたから、経験なしというわけはないんですが。
一度読んでおくと、今度ぱらぱらとめくるときに、
なんとなく記憶していて、調べたいなと思ったときに直感的に
調べられるというメリットがありますね。
といっても、すぐ忘れちまいますが。
忘れても、やっぱりぱらぱらとめくることに後ろめたさみたいなのを
感じなくてもすみますよね。なんだろう、読んでいない本を
ぱらぱらめくるだけの読書時のへんな感じって。
まぁ、それは今回はいいとして。
もう2冊パソコンの本を買ったので、そのうち更新します。
感想って浮かばないですね、こういう手合いの本は。
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『曲がれ!スプーン』

2009-11-21 13:36:03 | 映画
本広克行さんが監督した長澤まさみちゃん主演のコメディ映画
『曲がれ!スプーン』を観てきました。

あんまり興味をひかないようなタイトルかもしれませんが、
内容はほっくほくです。暖かいし、引き込まれる映画です。
超能力者を演じる人たちはオーディションで選ばれた
人たちだということで、全然みたことのない俳優さんたちです。
その彼らが、人間味にあふれる実に良い演技を見せてくれます。
どのキャラクターも、それを演じた俳優さんたちも
好きになってしまいました。

そんな映画が面白くないわけがない!
長澤まさみちゃんが主演だったけれど、群像劇のコメディといったほうが
的を得ているかもしれません。
それほど、他のキャラクターに血が通っていて、物語の主導権を
握っているんですよね。

舞台になっているのも、クリスマスイヴなので、
季節がらとしても楽しめましたね。

まさみちゃんのかわいさ目当てでも元が取れるくらいなのに、
内容も素晴らしくて、得した気分です。
本広監督の映画では、前作『少林少女』以上の面白さです。
何度も言いますが、無名の俳優さんたちがすごく良かったです。

僕はまぁ、オカルト関係は好きなほうなんで、すーっとその設定に
入り込めました。そういう人にはストライクな映画なんだろうなぁ。

ほっこりと心を暖めたい人はぜひ観にいってみるとよろしいかと。
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