拝島正子のブログ

をとこもすなるぶろぐといふものを、をんなもしてみむとてするなり

江戸川を渡らずに千葉に行く方法/次なる名字

2023-02-20 11:05:14 | 音楽

一縷の望みを持って配役紹介を見たら、残念、舞ちゃんの名字が変わっていた。やはり朝ドラは保守的である。婚姻に際して妻の氏を称したりしたら保守層からクレームが来るのだろうか。歴代の朝ドラで、婚姻して名字が変わらなかったのは唯一、カーネーションの糸子だけである(私の記憶が正しければ)。

さて。日曜日は正しくは週の始めだが、あえて週末だとすると、先週は三軒の中華屋に行って、キクラゲと卵と豚肉の炒め物を食べ比べた。

キクラゲや肉の量が違うし、味も、淡泊な店から辛口系までさまざまである。いずれも合唱の練習の反省会にて。ってことは、先週は合唱の練習が3回あったということだ。その3箇所は、中華の味付け以上に求められる歌い方が異なる。例えば、私などは、最初の音をポーンと出すタイプで、これはバッハなんかでは喜ばれるが、ルネサンスでは怒られる。そうっと入れ、ということだ。そう言えば、古楽は「メッサ・ディ・ヴォーチェ」(真ん中を膨らませる歌い方)で歌うんだった。

実は、血圧が再び上昇機運である。不調になる→大人しくする→元気になる→歌う機会が増える→飲酒量が増える→血圧が上がって不調になる。歴史は繰り返す、である。「ちょうどいい」ってないのか?ない(私の辞書には)。だが、経済だって同じである。不況になる→公共事業を増やす(お金を刷る)→インフレになる→引き締める→不況になる。歴史は繰り返す、である(なお、不況のときはお金を刷ればいい、と説いたのはケインズである。大学で教える経済学は、大きくケインズの近代経済学(近経)とマルクス経済学(マル経)に分かれる。国立大学はマル経が多いが、私が通った私学は近経だった。かように私は経済学科出身なのだが、大学時代は歌ばかり歌っていてろくに勉強してなかったので、このくだりは、もやが立ちこめる中からうっすらとした記憶を引っ張り出して書いている)。

というわけで、なんだか体調が昨秋の感じになってきた。だが、「『本番に出ない』なんて言ったらもう江戸川は渡らせないっ」と脅されている。困った。最近のマイブームは千葉なのに、江戸川を渡らなければどうやって千葉に行けばいいのだ?迂回ルートはないだろうか?グーグルマップを見る。江戸川はずーっと北、関宿ってとこで利根川から別れていて、あとは東京湾に至るまで延々と東京と千葉の間の境を成している。関宿まで行って、利根川を渡って南下する距離ロスは相当なもの。だったら、東方(千葉)の見聞を止めて西方に活路を見いだした方が無難かもしれない。それでも千葉!と思うんだったらうみほたる経由だったりフェリーに乗ったりして東京湾を横断するという手もある。

因みに、前回練習をさぼった理由を聞かれたので「おデートだった」と言ったら、「あ、そう。で、なんで来なかったの?」と聞かれる。私の口から出る「おデート」は無効のようである。

冒頭の話に戻る。私は、次に婚姻をする機会があり、かつ、夫婦の氏に関する法改正がなされていなければ、妻の氏を称する婚姻をする、と決めている。これまでの氏を捨てて怒る親族もいない。次はどんな名字になるんだろう!?とワクワクのワタクシである(この二つの単語は頭韻を踏んでいる)。