アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

外来生物

2024年02月23日 | 本と雑誌 その2

「なぜわれわれは外来生物を受け入れる必要があるのか」(クリス・D・トマス著)を読む

・人間は世界の植生の3分の1を食糧生産のために変え、野生の植物や動物の住処を減らした。海を酸性化し、気候を変え、それに適応できない生物を脅かしている。

・生き残った鳥類の13%、哺乳類26%、サボテン類31%、両生類42%の種が脅威にさらされている。

・しかし、人間の時代にうまく適応している種もいて、それらをむしすべきではない。

・農業に依存しているということは、かつての狩猟生活のような食料を得るために生き物の命を奪うことはないということ。そのため動物の殺戮から救済への道を歩んだ北アメリカ、ヨーロッパでは、バイソンやその他の大型の哺乳動物が再び増えている。

・気候の変化も、寒い気候を好むよりの温暖な気候を好む方が多く、生物多様化が増すこともある。

・日本の捕鯨は、大型の野生動物を借り続けて絶滅に向かわせている。(日本の場合は、増えている鯨の捕鯨は行っているので、絶滅に向かわせているというわけではない。)

コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする