ブルートレイン

東京・九州行きのブルートレインが来年３月でなくなるそうで、なんとも寂しく感じます。

僕が利用したブルートレインといえば、四国、金沢、秋田に行った時に利用させてもらいました。
自転車を分解して電車に詰め込み移動する（輪行といいます）、こうした行動には寝台車というのは都合のよいものでした。

主に夜を走って、目的地には翌朝か午前中に到着する。
移動する時間を得したように感じたものです。

寝台車といい、フェリーといい、こうしたものが無くなっていくのは時代の流れと感じつつも、僕の旅の記憶がひとつひとう消えていくような気もします。

これまでオートバイ、自転車、徒歩と日本中を旅してきましたが、遊びだと感じたことは一度もありません。
一般の人は、遊びだと思われるだろうけど、僕自身は本気だった。

良いこともあるし悪いこともある、それらひとつひとつが僕という存在を作り出している。
それと同時にブルートレインという列車も、利用した回数は少ないけど、必要なアイテムだった。

いつか九州を自転車で走るぞという希望もなくなってしまったかな。
寝台車といえば、なんども目を覚まし、眠れない夜を過ごす、今では居心地のよい思い出です。