アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

微生物が地球をつくった

2022年10月30日 | 本と雑誌 その2

「微生物が地球をつくった(生命40億年史の主人公)」(ポール・G・フォーコウスキー著)を読む

テレビは「時間泥棒」という父親と、近所に住む大学院生カップルのおかげで、いろんなことに興味を抱く幼少期をおくる著者でした。

・深呼吸をしてみる。この酸素はおそらく100年前に作られ、大気圏のおかげで遠くから運ばれてきたものだ。私たちが吐き出す呼吸は、二酸化炭素と水を産む。非常に弱い炭酸水だ。私たちが吐き出す二酸化炭素は植物プランクトンや植物が使って、地球の別のところでさらに植物や植物プランクトンを作る。(114頁)

・過去5億5000万年の化石記録からは、海の生物には少なくとも5回の大量絶滅があった。その原因は一つを除いてわかってはいない。その一つとは、65000万年前のメキシコ・ユカタン半島沖に巨大隕石が衝突したことにようるものだ。(119頁)

・1年で100万年分の石油を引き出せる能力がある。つまり藻類や高等植物が光合成をしてつくった100年年分の燃料を私たちは1年で燃やす。(196頁)

・私たちの生存は、遠い昔に進化した、微生物にある微視的なナノマシンの進化によってありえた、微生物こそが私たちの本当の先祖であり、地球を本当に管理しているのも微生物なのだ。(237頁)

藻や植物、そして微生物、これらの生物のおかげで我々は生きていけるのだなあと認識できます。

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