「無人島に生きる16人」(須川邦彦著)を読む
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明治時代に起きた座礁で、無人島に取り残された16人の実話物語です。サンゴ礁でできた島なので、水の手配もままならずでしたが、創意と工夫でその島で永住できるほどの能力を発揮します。
アザラシとも仲良くしますが、二人の人間の具合が悪くなり、アザラシの肝を食べさせたいということで殺してしまおうと算段しますが、そこへ日本の漁船が現れて難を逃れます。
勉強の時間を設けたり、こうした環境の中で生き延びる術をわきまえることができる16人の男たちは規律を重んじ、現代の日本の環境でも道しるべになってくれるのではないかなと感じます。
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