アウトドアな日常

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エコ

2009年05月08日 | 読書日記 その5
「偽善エコロジー」 武田邦彦著 幻冬社新書

たとえばレジ袋。
石油の不必要な成分を活用したものであり、レジ袋を追放すた結果、石油の消費が増えるということもあるらしい。
「レジ袋の量」ー「エコバッグの量」+「専用ゴミ袋の量」

たとえば割り箸。
マイ箸を持つことは、ただのエゴと手厳しい。
割り箸は、端材を使っているので森林を育てているので、どんどん使って欲しいと記す。

僕は基本マイ袋、マイ箸を使っていますが、こうした行為がゴミのポイ捨てなどを防止する効果もあると思います。
願わくば、石油の不必要な成分、端材を他に有効活用できないのかを思案してもらいたいものですが・・

他にも、「ダイオキシンは危険だ」検証「危なくない」
「狂牛病は恐ろしい」検証「危なくない」
「古紙、牛乳パックのリサイクル」検証「よくない」など。

著者は最終章で「心が満足していると物は少なくなる」と書き、「環境のため」と思ってきた生活を、「人生のため」という生活に切り替えてみて下さい、と記します。

人にとって、基本的なエコロジーというのは、「安全な食べ物を、必要なだけ食べ、食べ残ししない」ということなのだと個人的には思っています。


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