アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

心地よい孤独

2019年05月30日 | アウトドアエッセイ その2

霧の中の急坂の途中で、昼食を摂ることにした。

自分の吐く息が弱まると、周りの静寂さがわが身を包み、しばらくすると鳥のさえずりが聴こえてくる。

猛禽類らしき鳥が木の上部にとまる。そして小鳥たちのさえずりがやむ。そちらに目をやるとその鳥は飛び立った。

身体が冷えて来たので、出発の準備をして歩き出す。すると、先ほど飛び立った鳥が、また近くの木にとまる。

私は監視されているのだろうか・・・

霧の中の静寂は、生き物たちの住処でもあるのだ。

孤独ではなかったのだ・・

コメント
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