霧の中の急坂の途中で、昼食を摂ることにした。
自分の吐く息が弱まると、周りの静寂さがわが身を包み、しばらくすると鳥のさえずりが聴こえてくる。
猛禽類らしき鳥が木の上部にとまる。そして小鳥たちのさえずりがやむ。そちらに目をやるとその鳥は飛び立った。
身体が冷えて来たので、出発の準備をして歩き出す。すると、先ほど飛び立った鳥が、また近くの木にとまる。
私は監視されているのだろうか・・・
霧の中の静寂は、生き物たちの住処でもあるのだ。
孤独ではなかったのだ・・
霧の中の急坂の途中で、昼食を摂ることにした。
自分の吐く息が弱まると、周りの静寂さがわが身を包み、しばらくすると鳥のさえずりが聴こえてくる。
猛禽類らしき鳥が木の上部にとまる。そして小鳥たちのさえずりがやむ。そちらに目をやるとその鳥は飛び立った。
身体が冷えて来たので、出発の準備をして歩き出す。すると、先ほど飛び立った鳥が、また近くの木にとまる。
私は監視されているのだろうか・・・
霧の中の静寂は、生き物たちの住処でもあるのだ。
孤独ではなかったのだ・・