アウトドアな日常

インドアからアウトドアへのススメ

散歩

2008年06月18日 | 読書日記 その4
『鉄棒する漱石、ハイジャンプの安吾』  矢島裕紀彦著 生活人新書

文人たちの意外な素顔を紹介しています。

昔の文人たちは散歩好きだそうです。
森鴎外は「東京方眼図」を、田山花袋は「東京近郊 一日の行楽」を出版しています。

池波正太郎は
「何も彼も忘れて、フラフラと3時間ほど歩いてみよう、という場所は、まだ探せば、東京にいくらも残っている。
 そうした、自分が気に入った場所を一つでも二つでも探し出すことが、つまり「散歩」なのである。」

今も昔も東京は魅力に満ちた土地なのでしょうね。

好奇心に駆り立てられ、発見がなければ、散歩も長続きはしないのでしょう。
人が町を作るのではなく、町が人を作るのかな。

コメント
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