自分の親のことを何て呼んでますか? あるいは呼んでいましたか?
これ、男性と女性とでも違うとは思うのですが。男の場合は、思春期を過ぎるあたりから何となく自然にオヤジ・オフクロに移行していくように思えるのだが、女の場合はどうでしょう。
『お父さんお母さん』派ってのは、やはり『さん』がついている分、父母が家の中の序列として上である、という暗黙の雰囲気がにじみ出ている気がする。対して『パパママ』派はアメリカのファミリーみたいにカジュアルなのよ~てな感じに満ち溢れている気がする。
2号嫁も自分の母親を、試しに『ママ』と呼んでみたことが無いわけじゃない。が、一日ともたなかった(´m`)クスクス
狭い建売の一軒家で、こたつに入って『とらや』では無い羊羹とか特売の煎餅食いながら『ママ』ってのはどーもなじまないということに気づいてしまったのだ。
やはり『パパ、ママ』と自然に呼べる環境ってのは、居間ではなくリビングで、ソファがあってレースのテーブルクロスがかかっていて、煎餅や饅頭じゃなくてママ手作りのクッキーやケーキが紅茶と一緒に出てきて、柴犬やスピッツじゃない犬を飼っている家・・・そう、まるで当時の少女マンガに出てくるような・・・という気が子どもゴコロにしてしまったのだ(関係ないが、少女マンガといえば2号嫁は未だにケーキ屋さんがワゴンでケーキを届けてくれるという家に憧れがある。何でも好きなケーキを選んでいいのよ、っていうあの状況。少女マンガでお金持ちの家っていう設定だと必ずそんな風景があったよな。ああいう家ならパパママもアリ)。
お父さんお母さん派だと、たとえば彼氏と泊まりで旅行に行く計画があったとして、
『○○ちゃんたちとグループで(ここ大事)旅行行ってくる』という言い訳をしがちだが、
パパママ派だと堂々と『○○君と旅行に行ってくる』といえる雰囲気がありそう。これも偏見?
恋愛にも我が家はオープンなんですよ~って感じ。ああでも今はこーゆー家庭多そうだなあw
かくして、恋愛の悩みでもカラダの悩みでも何でも相談できる『仲良し親子』ができあがる。
一緒に行動することを、いくつになってもなんら不自然だとは思わず、何でも話せる母と娘。
これが母と息子だと世間は『すっげえマザコン』という評価を下すのだろうが、母と娘の場合は世間も寛容で『お母さんといつも一緒なんて優しくていいお嬢さんねえ』ということになる。
当の母親も『娘と仲がいい母』というポジションがどうやらうれしいらしい、ということに最近気づいた2号嫁である。娘といつも一緒=娘と気が合う=私もまだまだ若いんだわ! ということか。
最近不思議に思うのは、子どもの頃から基本的に『お母さん』と呼んでいたはずなのに、30歳の声を聞く頃になると突然『ママ』とか名前で『○○ちゃん』と母親を呼び始める女性。そして母親とどこにでも行くようになる。母親が買い物行くのに車で連れてってといえば『もう、しょうがないなあ』と言いながらふたりで出かける。母親と自分の高さが同じになっていくんだろうな。ということはお母さん、という上の存在ではなくママという対等な存在になるわけだ。
しかし、親と子どもの間には目に見えない序列というか権力が存在しているほうがいいとも思うのだ。
親が子どもにすり寄っていくのは見ていて痛々しいし、○○ちゃんと呼ばれ、娘とファッションビルにお買い物に行って喜んでいいんだろうか? と。だったら、その年齢でステキに見えるように努力したほうがいいような気がするんだよねー。どっちかというと、娘に『歳をとったらママみたいな大人になりたい』と思わせた方がカッコよくない?
しかし今の世の中、いつの間にか歳を取ること、老いることはうっとうしくみっともないことで、
若くあることが価値であるという風潮になってきた。老いた人は、もはや尊敬される存在ではなく疎まれる世の中になってしまった。ゆえに、人は若さにすがるのだとも思う。白雪姫じゃないけれど、母親は老いてみっともなくなっていく女で、娘は若くて未来もある瑞々しい女。そこに嫉妬を感じないように、目をつぶっていられるための友達親子なのかもしれん。
子どもに嫌われたくない=将来面倒をみてもらわなきゃいけない という側面もありそう。だから『子どもに仲良くしてほしい』と子の高さまで無理して下りていって『友達親子』を演じているように見えちゃうのは2号嫁だけだろうか。ああひねくれてる~・・・
さて自分が母親の立場になったとしたらどうだろうかと考えてみる(実際にはもう無いことだが)。お母さんと呼ばれたいか、ママと呼ばれたいか。うーむどっちにしてもくすぐったくて想像がつかんぞ。ママ的なオープンな雰囲気を望みながらも『ママ』などと呼ばれるのはこっぱずかしくてかなわんかもしれん。
ただ、1号旦那からは9年ほど前からいつの間にか『お母さん』と呼ばれるようになってしまった。しかしここで
『アタシはあなたのお母さんじゃないわ!』などと怒る気も起きないところがまた、2号嫁の簡単なところでもある・・・。
ま、呼び方なんてどーだっていいじゃんってことか。でも呼び方って性格や生活が出るもんでもあるのよね。いやはや面倒だなあ。
なるほど! そういう側面もあるのですね。
ある程度裕福な暮らしができるようになったから、
そして女の子ができたから、
自分ができなかったことをさせてあげたい、
ママと呼べる環境は憧れだったんですね・・・。
そんな思いからの『パパママ』。
ピアノやバレエなんて、まーさーに、ワタシの憧れていた
『パパママと呼べる家』の象徴ですよ!
小学校時代、パパママ派の子は居ましたが、
いつの間にかお父さんお母さん派に変わるってのもよくありました。
やっぱり『子どもみたいで(いや子どもなんだけどさ)恥ずかしい』というキモチが働くみたいですね。
さて周りを見ると、70歳近くなってもお互いを『パパママ』と呼んでいる
夫婦も結構います。
お子さんが居なくてもパパママと呼び合っている夫婦もいるなあ。
そして、30歳を過ぎたあたりから急に『パパママ』と呼び始める女性。
うーむ。
やはり『パパママ』に憧れのあった人は、
ある程度歳をとると『パパママ』と呼びたくなるのだろうか・・・。
ああ、ウチの母も『ママ』というキャラではなかったなあ。
スナックのママ的雰囲気はあったかもしれんが(何だそりゃw)
見た目とかキャラとかも関係あるのかもね~。
男の人でも『オヤジオフクロ』と呼ばない人も結構居るよね。
やっぱり育ち方とその親御さんのキャラなのかなあ。
こんなことも人それぞれ・・・だと思うと面白い。
母親と娘ってのは、性格なんかが合う合わないってのが
微妙にあるみたいね。
ウチの母もワタシより妹の方が扱いやすかったみたいだぞ。
長女ってなかなか甘えられないしねヽ( ´ー)ノ フッ
やっぱり『パパママ』って呼ぶには、それなりの環境が必要?
しかし、30歳過ぎた女性では多いっすよ。
自分の母親を『ママ』と呼び始める人がw
昔、少女マンガとかで憧れて、ママと呼んでみたかったけど、
それこそ昭和庶民だったから呼べず、
自分が大人になって優雅な独身生活とか送れるようになって、
初めて『ママ』と呼べるようになったのかしら・・・などと
想像したりもします(*^^*ゞ
お父さんと娘。ワタシの知人で、ハタチ過ぎても休みの日には
お父さんと原宿行ったりしてた姉妹が居ましたよん。うらやましかったなあ。
かといってパパべったりのファザコンってわけでもなく、
普通の年齢で結婚したしなあ。
つ・ま・り・・・お父さん次第ってことだ!
・・・と、プレッシャーをかけてみる(´m`)クスクス
多分、母親の憧れだったんだと思います。
母は小学生で父親を亡くし、5人兄弟の長女で、長男と一緒に弟妹の面倒を見ながら大きくなったそうです。
祖母(母の母)は女手一つで子供を育てる為に、戦後の混乱期はよいとまけをして、その後はお針の先生をしたそうです。
父と母は10歳の年の差があって、それは戦争で父の婚期が遅れた事が理由だったのだろうと…
だから、ある意味経済的には少し余裕があったと思います。
そして女の子が生まれて、自分が決して出来なかった「ピアノ」とか「バレエ」とかを習わせて…
そして「ママ」と呼ばせて…
だったんだろうと推測してみました。
父は自分の母親は「お袋」と呼んでいましたが、面と向かっては「お母さん」と呼んでいた記憶があります。
ただ、物心が付いた時には、父は母を「ママ」と呼んでいました。
それは86歳で亡くなるまでそのままでしたね。
私は幼稚園までは普通に「パパ、ママ」と人前でも言っていました。
でも小学校に入ると、「ママ」と呼ぶのが恥ずかしいと思うようになりました。
だから小学校からは「お母さん」「お父さん」と呼ぶようになりました。
ところが家では父が「ママは何処?」とか言うので、つられて「え~と、ママは買い物」…笑
父は大正生まれですが、自分の事を言うにも「パパは今日は遅くなるから」とか言うので、母に「パパは遅くなるって!」…笑
習慣と言うのは恐ろしいものです…笑
結局、学校などでは「お父さんが、お母さんが」と言いながら、家では「パパ、ママ」と普通に使い分けが出来る、一種のバイリンガルになりましたとさ~笑
そうそう、大人になってからは外では「父が、母が」となりましたが、相変わらず実家に帰ると「パパ、ママ」のままでした。
理由は…さすがに結婚してからはパパはどうなの?と思って「お父さん」と呼んだら、父が「どうしてパパって呼ばないの?」とすねたからです~笑
お母さんはお母さんで絶対ママってキャラじゃないので絶対呼べませんw
一度気になって男性がいつからおふくろと言うのか周りに聞きまくった事ありますw
結局わからずですけど(≧ε≦)
ちなみに私はお母さんと兄弟では一番距離あるかもです?
友達みたいな関係って長女には向かない様で…
妹は何でも話してるみたいなので不思議です(笑)
物心ついた頃には姉貴、兄貴が「お母さん」って呼んでいたから。そこで「ママ」ってなってたら自分も追随したのかなぁ?
でも、昭和庶民を絵に描いたような畳生活の我が家にはやはり「ママ」は似合わなかっただろう。
大正生まれの父親は母親のことを「おい!」とか「○○子!」とか呼んでて「お母さん」なんて呼んでたのを聴いた記憶が無い。
姉貴に子供が生まれて同居していたから、その時点で孫中心になって、誰もが(-自分も-)「おかあさん」とは呼ばずに「おばあさん」と呼ぶようになってしまいました。
今でも電話で話すときも「おばあさんも風邪引かないようにね!」ですね。たまには「おかあさん」って呼んでみようかな? ビックリされるのがオチか(笑)
そうそう、母親と娘は大人になっても一緒に行動していいみたいですが、父親と娘はどうなんでしょう? いつまで一緒に出かけてくれるかなぁ? そちらが心配なワタシです。