毎年思うことだが『暑さ寒さも彼岸まで』とは、よく言ったものだなあと・・・。そんなわけで、お彼岸の中日だった昨日は涼しく感じるくらいの陽気であった。夜になってからちょっとお出かけしたのだが、半袖一枚では寒いくらい。今年の夏は40℃を超えた地域もあったというのに、季節はちゃんとめぐってくるんだなあ。
夏がすっかり終わり、お彼岸を迎えたということはウチの1号旦那のパワーメーターがいよいよゼロを切ったということである。相変わらずのTシャツ短パンサンダル(ただし、もうビーサンではない)姿ではあるものの、彼の中ではすでにパワー下り坂。大きな背中が大変に淋しそうなのも毎年のことである。
そんな中、前の記事でも書いた『Hawaii five-o』シーズン3の最終話にやっぱりズッコケてみたり、『半沢直樹』最終回が、もはやお笑い番組に見えてしまったりと、デブ夫婦の中ではテレビ番組もひと段落。思えば結構テレビを観た夏であった。
デブ夫婦は基本的に連続ドラマとか映画をちゃんと観ないし、CDもあんまり買わないし、スマホに音楽を入れてクルマの中で聴くなどということもほとんどしない。が、年に一度くらい今さらながらのCDを買っちゃう時がある。今年の夏も突然思い立って購入したCDが2枚。
さだまさしのデビュー40周年とソロコンサート4000回達成記念としてリリースされたベストアルバムで、選曲はファンによる『国民投票』によって選ばれたものだそうだ。ちなみに1位はアルバム『私花集』に収録されている『主人公』。1978年の曲ですよ! 30年以上も前の曲が1位ってのも、ある意味スゴイ。いやでもワタシも好きです、この曲。
そう・・・2号嫁、何を隠そう(隠すこたないが)、さだまさしの歌が結構好きなのである。初めて聴いたのは小学生の時で、近所に住んでいた当時20代半ばのお姉さんが、さだまさしとアリスのアルバムをどーんと貸してくれたことがきっかけだった。小学生の2号は、それを健気にカセットテープに録音して毎日聴いていたものである。
メロディもいいんだが、何しろ歌詩にどかーんとヤラレてしまった小学生2号であった。季語、地名、難しい漢字の読み方、それにトキの学名が『ニッポニア・ニッポン』であること・・・などなど、小学生のワタシはほとんどこの人の歌詩で覚えたような気がする。そして、なんとなーくモノを書く仕事をしたいと思ったきっかけも、間違いなくこの人の歌詩だった。
しかし、小学生や中学生くらいでなかなか『さだまさしの歌が好き』とは言えなかったのも事実。当時は『暗い』ということが今以上にマイナスイメージだったので、さだまさしを聴いている=根暗と思われるのがイヤだったんだろうなあ。実際の自分は思いっきり根暗のくせになあ(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪
とはいえ、ファンなのかと聞かれると微妙でもあるのだ。近所のお姉さんが最初に貸してくれたのは、グレープの『コミュニケーション』からソロになってからの『帰去来』『風見鶏』『私花集』『夢供養』までだったので、ワタシが最初にさだまさしを聴いたのは、1979年くらいだったんだろうなあ。その後オリジナルアルバムは1982年の『夢の轍』までしか聴いてないので、このベスト盤上位に入っている『風に立つライオン』とか『あなたへ』とか『遥かなるクリスマス』とかは聴いたことがなかったし、もちろんライブも行ったことがない。なので、このアルバムの中では知っている歌の方が多分少ない。ま、聴いてみたかった曲もたくさん入っているという意味でうれしかったりするのだ~。
ま、40歳も過ぎれば堂々と『好き』と言えるものもあるってことさ。小学生で『何かわからんけど、いい歌だな~』と感じたものを、40代も半ばになっても『やっぱりいい歌だな~』と思えるってのは、結構いいことかも。そして、いいものってのは時代を超えていいものなんだよなあ・・・と改めて思ったりもする。
ちなみにもう一枚は、1号旦那が買った鈴木雅之の『OPEN SESAME』。これにもさだまさしが作った『十三夜』という歌が入っております。これまた、しみじみといい歌であります。
せっかく秋らしくなってきたので、いい音楽を聴きながら過ごすってのもいいかもしれんですね♪ とはいえ、デブ夫婦にとっての秋はやっぱり食欲の秋なので、今日もコスコで買い求めた『ファミリー寿司48貫』(ちなみに1号旦那は玉子とマグロとボイルエビとのり巻きしか食わないが)をもりもりと食べたりしているのさっv(*'-^*)bぶいっ♪