デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

せつなくて美しかった♪『仁‐JIN-』最終回

2011-06-28 23:55:09 | テレビ番組

いや~~終わっちゃいましたね、TBSドラマ『仁-JIN-』。最終回を迎えるまでの昼2時からの再放送キャンペーンと土日のダイジェスト、すげーなー、社運をかけてるなーTBS・・・と思いながらも、それなりにバッチリ観てしまったデブ夫婦はすっかり思うつぼ・・・(。・m・)クスクス

そんなわけで最終回。漫画の方は未読なのだが、ドラマ版は壮大なラブストーリーだった。150年の時空を超えて届けられたあの恋文のシーンには思わず涙した人も多かったのではなかろうか。名前も顔ももう思い出せないけれど、その人の手を、涙もろさを、揚げ出しが好きだったことを思い出し、確かに『お慕いしていた』人への想いを書き留めておくことで『歴史の修正力』に抗おうとした咲さん。ああ、せつなすぎる・・・。激動の時代の6年間をともに過ごしたというのに・・・。そして野風の子どもを育てることで、大切な人の命をつないでいくという仕掛けがなんともはやロマンティックでよかったな~。

咲さんの、一見感情で動いているように見えるけれど実は聡明な女性であることがよくわかった最終回だが、母親の栄さん(麻生祐未)も凛としていてすばらしかったと思う。厳しく、気丈で、けれど深い愛にあふれている。イマドキの親子関係とは違う、ビシッと一本筋の通った母親の姿が清々しかった。その分、最終回で見せた母親だからこその弱さが際立って見えて、すばらしかった。日本の女性って、ほんの数十年前までは不自由で縛られていたんだろうけれど、それでもまっすぐに美しく生きてきたんだなあ。

歴史の中を生き抜いた人は、名を残すとか功績を残す人たちだけではなく、誰もが未来に信念や思想を遺してきたんだな、としみじみ思う。便利じゃないからとことん話してぶつかって、濃厚な時間を共有して『一生懸命』生きていたんだろう。たかだか150年前、ワタシたちのじいさんばあさんの、そのまたじいさんばあさんくらいの日本人たちは、こんなにも熱かった。龍馬のコトバにもあったが、その人たちが『もう一度生まれてきたい』と思える国だろうか、150年後のいまのこの国は。

・・・とまあ、いろいろなことを考えさせられるドラマでありました。最終回は視聴率が25%を超えたそうだが視聴率を抜きにしてもひさかたぶりに質の高い、いいドラマだったと思う。キャストもすばらしかった。やっぱり舞台の人は存在感がすごいなーと実感もさせてもらった。佐久間象山を演じた市村さん、西郷隆盛の藤本さん、中岡慎太郎の亀治郎さん。そして何と言っても龍馬を演じた内野聖陽さん。2号は、内野龍馬と2回だけ観た福山龍馬、あとは武田鉄矢さんくらいしか龍馬を演じた人は見てないのだが、ほんっとにステキだった・・・(人´∀`).☆.。.:*・゜ 歴代龍馬を観ている人に言わせると『今まで演じられてきた龍馬を踏襲しているだけ』という意見もあるようだが、すっかり内野龍馬にはヤラレてしまった2号嫁である。

ラストシーン、野風と咲が起こした奇跡によって命をつないできた彼女たちの子孫・橘未来の脳腫瘍を仁が手術するという終わり方もため息モノでしたな。今度こそ、未来を手に入れるために。未来もまたパラレルワールドの住人なのか!? という考え方も残しつつ・・・お見事でした~。

原作とは少しずつ違うストーリー、そして原作には存在しない未来さんが登場していることでオリジナルの終わり方。さてこうなると原作を読みたくなるってもんでしょう←単純w 主人公の名前『仁』を調べてみると、

思いやり、いつくしみ、なさけ。

という意味のほかに、

ふたつのものを、ひとつのものとして視る

という意味があるそうな。

そのへん、何かヒントになるのかな・・・。

そんなこんなでひさかたぶりにどーっぷりとハマッた『仁』でありました。多分年末あたりに連日再放送があるだろうから、それを楽しみにしていよう♪

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ワンピースストロングワーズ@気合い入れ直したい時に!

2011-06-25 23:51:00 | 読書感想・レビュー

もう2ヶ月ほど前に発売された本。なぜか新書なのでマンガコーナーに置いてない書店もあったようで、見つけるのが難しかったという人も居たらしい。
今や国民的マンガとなった『ワンピース』のストロングワーズ集となっているが、どちらかというと名ゼリフ集&名シーン集に近い。60巻の中から『名言』と呼ばれるものをピックアップして『旅立ち』『戦い』『覚悟』『愛』『絆』などのジャンルで分けている。とはいえ原作を読んだことのない人にはちょっとキツイかもしれん。
2号嫁はこの年齢にもかかわらず全巻読んでいるので、単純に『想い出の名シーン集』として楽しく読ませてもらった♪

ルフィが故郷のフーシャ村から旅立つ時の
「よっしゃいくぞ!!海賊王に おれはなる!!!!」からスタート。
ここからすべてが始まるわけですね~。今思うと『海賊王』というコトバそのものが名言のような感じもする。
そのだいぶ後になってからだが
「支配なんかしねぇよ。この海で一番自由な奴が海賊王だ」という名ゼリフも。

ゾロの名言も満載♪
鷹の目・ミホークとの戦いでの「背中の傷は戦士の恥だ」
バロックワークスのMr.1ダズ・ホーネスを討ち破った時の
「礼を言う おれはまだまだ強くなれる」
「剣士として最強を目指すと決めた時から命なんてとうに捨ててる。
このおれをバカと呼んでいいのはそれを決めたおれだけだ」
初期のゾロが大好きだった2号にはたまらんセリフですなあ。

タイトル『受け継がれる意思』の中の名ゼリフ
「人はいつ死ぬと思う?
 心臓を銃で撃ち抜かれた時・・・違う
 不治の病に冒された時・・・違う!!
 猛毒キノコのスープを飲んだ時・・・違う!!!
 ・・・人に 忘れられた時さ」

Drヒルルクのこの言葉はワンピースの中でも屈指の名言。
ヒルルクの意思がここで、チョッパーやドルトンたちに受け継がれた。そして彼の言葉と行動が人を変え、国を変えた。
『意思を継ぐもの』はワンピースの中で、その後さまざまな形で表れてくる。人は死んでも、その意思を受け取った者たちが居る限りつながっていく。
そして、さまざまな人のさまざまな意思を継いだ者たちがたどり着くところが『ひとつなぎの大秘宝(ワンピース)』なんだろうかねえ。ああ、先は長い・・・C= (-。- ) フゥ

作品の中でよく出てくる『正義』にまつわる名言も見逃せない。これはなかなか深い~。
「徹底した正義は・・・時に人を狂気に変える」(青キジ)
「何が違う!“正義”も“悪”も・・・!!勝ってなお 渇くばかりだ!!」(スモーカー)
「私には選べる正義がありませんでした」(たしぎ)
他にもいろいろあるが、ワタシは海軍と海賊の戦争の真っ只中で叫ばれたこのセリフが最も印象的。

「平和を知らねェガキ共と 戦争を知らねェガキ共との価値観は違う!!
 頂点に立つ者が善悪を塗り替える! 今この場所こそ中立だ!!
 正義は勝つって!? そりゃあそうだろ、勝者だけが正義だ!!」(ドンキホーテ・ドフラミンゴ)

善悪なんてのは簡単に入れ替わるものだし、立場が違えば双方が掲げる『正義』だって正反対だ。正義とは何か? なんてのが問題なのではなく、『正義』が塗り替えられていくことが問題なんだよな。正義が生まれ変わろうとする場に立っているドフラミンゴの嬉しそうでいて不適な表情がすごーく印象に残るシーン。

他にも名ゼリフは数々あるが、2号嫁がイチバン好きなセリフは、ルフィのこのコトバだったりする(*^^*ゞ
 「オレは剣術を使えないんだコノヤロー!!
  航海術も持ってねェし! 
  料理も作れねェし!
  ウソもつけねェ!
  おれは助けてもらわねェと生きていけない自信がある!!」

思想家・内田樹さんによる解説の中でもいちばん好きなセリフとして取り上げられている。

その解説で印象的だった部分をいくつか。

「ルフィは『ワンピース的世界の生物学的多様性の守護者』として働いています。仲間を絶対に死なせないというルフィの決意は、『友情に厚い』とか『人情がある』というレベルのものではありません。それは、『一人を失うことは、ほとんど世界を失うことに等しい』という原理的な確信にルフィが領されているからです」

「たいせつなもののために生きる人間は、自分の中に眠っているすべての資質を発現しようとします。『スタイル』とか『こだわり』とか『オレらしいやり方』というような小賢しいものはルフィにはありません。そんなものは選択肢を限定するだけだからです。この解放性こそが本作中でルフィを際だって爽快な登場人物たらしめている理由だと僕は思います。ゾロもサンジも能力は高いけれど、『勝つこと』にこだわりがある。それも『自分らしい勝ち方』にこだわりがある。冷たい言い方をすれば我執がある。ルフィのような、仲間を救うためには使えるものは何でも使う(使えるものなら『敵』でも使う)という思い切りのよさがありません。それが現実に、身体能力の開発というプログラムにおけるルフィの圧倒的なアドバンテージをもたらしている」

「『あなたなしでは生きていけない』という弱さと無能の宣言を通じてしか、本当の意味での仲間には出会うことはできない」
「自分をほんとうに強めたいと思うなら、限界を超えて強めたいと思うなら、『私は誰かの支援なしには生きられない』『私の支援なしには生きられない人がいる』という二重の拘束のうちに身を置く必要がある」

解説を読むと、改めて『日本のマンガってのは文学だなあ』と思ってしまう。そして、ワンピースを読んで『泣ける』という人が多いのもわかるなあと。

震災の後は『元気が出る本』としても取り上げられたらしい。先が見えない、不安な世の中だからこそ人は『揺るぎない信頼や信念』を描いたもの、そして『力強い言葉』に勇気づけられるのかもしれん。
読んだことのある人には響く言葉がいっぱい。言葉だけを切り取ったのではなく、原作の緻密な(緻密すぎる?)ストーリーがあるからこそ光る名言集ですよ♪

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毎週ハラハラの『ママ友地獄』終了?

2011-06-22 22:56:14 | テレビ番組

いや~暑い! ひさかたぶりの梅雨の晴れ間、そして真夏日のヨコハマであります。1号旦那は午前中だけで3回も風呂に入るほど汗だくになっております。でも暑いのでご機嫌です♪

さて、あまり連続ドラマを観ない(=根気が無い)デブ夫婦であるが、今クールは結構ハマッてしまったドラマがあるのだ。前に書いた日テレ『リバウンド』にTBSの『JIN~仁』、そしてそして昨日最終回を迎えた『名前をなくした女神』。スタートした頃は、まったくもってノーマークだったこのドラマ、1号がなんとなーく観始めて『2号、これおもしろいよ!』というので2号もなんとなーく観始めたのが多分第3回くらいからだった・・・。

キャッチフレーズは『ママ友地獄へ、ようこそ。』あああもうこれだけで怖いじゃないっすか! 
引越しをきっかけにママ友地獄の恐ろしさを知ることとなる主人公の秋山侑子=杏ちゃん。お受験に命をかけるセレブ読者モデルの本宮レイナ=木村佳乃、夫から経済的暴力と言葉による暴力で支配されている安野ちひろ=尾野真千子、小悪魔系元ヤンママ・進藤真央=倉科カナ、ひと回り年下の夫の浮気?に悩むキャリアウーマンの沢田利華子=りょう。この5人の女たちがそれぞれによかった♪
何よりも主演の杏ちゃんが適度に暗いのが。゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!! 
さらに、木村佳乃ちゃんはこの役のために痩せたらしいが、どうにも意地悪に見えないのが。゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!!
さらにさらに、ちょっと老けたとはいえりょうちゃんはやっぱり。゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!!

ドラマを観て改めて思うのは・・・夫婦になり、子どもが産まれ、子どもを通じてのお付き合いができてくると大変なんだなあということだ。もちろんドラマだからショッキングな事件やエキセントリックな取り上げ方が多いのは仕方ないとしても、実際のところはどうなんだろう? もっと怖ろしいママ友地獄があるという話も聞くが・・・。
途中からお受験にかかわることがストーリーの中心になってくるが、デブ夫婦が子どもの頃は小学校受験をする子なんて近所にゃほとんど居ないし、中学受験だってクラスに数人しか居なかったもんなあ。まあ、ふたりともヨコハマの片田舎に住んでいたので地域性だったのかもしれんが。そうそう、お受験の話なら1994年のTBSドラマ『スウィート・ホーム』を思い出す。山口智子ちゃんと布施博さんが夫婦役で、いわゆる『お受験』って言葉が生まれたドラマだった。当時は『お受験』ってどちらかというと子どもよりも受験に躍起になる親を揶揄するコトバだったんだけどね。しかしあれから25年以上が経った今は、小学校受験ものんきなことは言ってられないのかもしれない。

そして、このドラマに登場した誰かに、誰でもなり得るんだよな~とも思う。ちょっとした言葉の行き違いや、ちょっとしたコンプレックスや嫉妬、ちょっとした悪意によって誰でも『憎しみ』を持つ瞬間ってあるのかもしれない。そして憎しみをもたれる相手が次々と変わる・・・これは女子特有だよな。何だかあまりの怖さに毎回いたたまれない想いになるのだが、結局最終回まできっちり観てしまったという・・・作り手側の思惑にどっぷりハマッてしまったさ(*^^*ゞ

『名前をなくした女神』このタイトルは、いかにも~な感じはする。

『誰々さんの奥さん、誰々のママ』と呼ばれるようになって、女性たちは次第に名前がなくなっていってしまうってことなんだな。
思うに、デブ夫婦の親世代は結婚して『誰々さんの奥さん』『誰々さんところのお嫁さん』と呼ばれたり、子どもを産んで『誰々ちゃんのお母さん』と呼ばれることに疑問を持つような母親は少なかったように思う・・・。ま、時代的に声を大にしてそんなことを言える人も居なかったんだろうけれど。いつのまにか時代が変わって、女性が『妻でも母でもない、女として、人間としてのワタシを見て!』と声高に言えるようになってしまった。それがいいか悪いかはわかりませんがwまたまた誤解を招くかもしれんが、直感的に『だったら結婚なんかするなよ』と言いたくはなっちまいますが。誰々さんのママ、と呼ばれるのなんてたかが15年くらいなんだからさー、と。まあ、子どもを育てたことも無いくせにと言われればそれまでですが。ええ、根性ねじまがってるもんで(*^^*ゞ

とはいえ2号嫁も30歳くらいまでは、そう思ってた時期もあったさ。『お嫁さん』なんて呼ばれるなんてイヤだな~、別にアタシは家と結婚するわけじゃねーし、と思ってた。結婚式の『○○家』ってのも違和感だった。
でも結婚してみたら(ウチは結婚式はしてないw)当たり前のように『○○さんところのお嫁さん』『若奥さん』と呼ばれるようになり、不思議なことにそれを別段イヤだとも思わなかった。名前で呼んでよ! とハナイキ荒くして反論する気もなかった。要するに呼ばれ方なんてどーでもいいことなんだなーと。夫婦、嫁姑、家族の関係をそれぞれのちょっとした努力でうまくやっていけてれば、呼び方なんて気にもならんのかもしれん。

それにしても毎回起こる盛りだくさんな出来事に、このドラマの背骨はママ友の怖さなのか、主婦の大変さなのか、お受験の話なのか、家族愛(笑)なのか、どれがメインテーマかがイマイチわかりにくかったところはある(・m・ )クスッ
最終回は意外にあっさりさっぱり駆け足でハッピーエンドだったような感じもするが、小学校に入れば入ったで新たな『ママ友地獄』が始まるのか・・・。そう思うと、母親って大変。子育てだけでも大変なのに幼稚園から中学校くらいまでは子どもを通じてのお付き合いを上手にやらにゃならん。2号嫁は性格が歪んでいるうえに人付き合いも決して上手な方ではないので、もし子どもが居てママ友と付き合わなきゃいかんことになったら・・・と、想像するだけで息苦しくなってくる・・・。でも子どもを持っているお母さんたちはみんな当たり前にやってるんだよなあ。女として賢くないと難しいと痛感させられる。

ドラマの中ではママ友同士の問題もさることながら、夫婦の問題もいろいろあった。観てて思うに、夫婦がもっと話をしていれば、もっと早く解決できたこともあるのになあと。気持ちを隠して表面上うまく繕って大人のふりをして、ってことを繰り返すから面倒なことになるのなあ。あ、でもあけっぴろげにいろんな話ができる夫婦なら、そもそもドラマにならんのか・・・と呑気なことを思う2号嫁である。

ドラマでは『名前をなくした女神』が、最後は一部『名前で呼び合える関係』になりつつあった。しかし2号嫁は、こんな年齢になってもまだ『お嫁さん』だし、今や1号旦那からも名前で呼ばれなくなってしまった。でもそれもまたよし。呼ばれ方なんてどーでもいいのです、日々がそこそこ楽しければ。

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ぶっかけ飯の快感/小泉武夫@白米LOVEな人は必読!

2011-06-20 09:33:18 | 読書感想・レビュー

2号嫁は、いわゆる『丼モノ』が嫌いではない。というよりむしろ好きである。
それでも若い頃は『やはり女子が丼モノをガツガツと食うのはいかがなものか?』という恥じらいが一応あり、男の子の前ではもちろん、女の子とゴハンを食べに行くときも丼を頼む勇気は無かった。
でもたまにそば屋なんかで『カツ丼』や『カレー丼』なんかを堂々と頼み、湯気をたてている丼と格闘している女性なんぞを見かけると、すごーくうらやましく思ったものだ。
『ああ、ワタシもいつか周りの目なぞ気にせずに堂々と丼モノを食えるようになりたい!』
と切望したことを覚えている。

2号はデブになる要素アリアリだったので、丼モノでも天丼とか親子丼とか玉子丼などという女子でも許されそうな丼よりも、カツ丼、牛丼、カレー丼などのガッツリ系を愛していたので、その分ストレスもたまるわけだ。
その頃かろうじて外で食べられたものといえば、そば屋さんでミニざるそばとミニ丼がセットになっているようなシロモノであった。これなら『ミニ』とついている分『女のくせに丼をかっこんでいる』という感じにはならないのでよく食べてたなあ。たまに実家でそば屋の出前なんかを頼む時は迷わず『カツ丼』『天丼』『すき焼き丼』のどれかだった(*^^*ゞ家で食べるので誰の目も気にせず、丼いっぱいに盛られた白飯とちょっと濃い目に味付けされた具のハーモニーを楽しめる。最初は具と飯のバランスを考えつつ食べるのだが、食べ終わりに近づくとタレと飯が渾然一体となってきて、箸で持ち上げるのが難しくなってくる。ゆえに左手に丼を持ってかっこむ。ああ、あの快感! というわけで、家で思う存分丼が食える時はそうやって堪能していた2号である。

そしてそれから数十年。
未だにひとりで丼を頼む勇気は無いが、1号旦那と一緒とか誰かと一緒であれば丼OKになってしまった。(´ヘ`;)ウーム…すっかり『恥じらい』というものを無くしてしまったようである。無念である。
そんなこんなで、白いご飯に何かをかけるだけで立派な食事になってしまうという魅力。
いまや若いお嬢ちゃんが牛丼屋のカウンターで丼持ってかっ込んでいても許され、おしゃれ居酒屋のシメのメニューなんかにも堂々と載っていて、すっかり市民権を得た丼やぶっかけご飯。
そんなぶっかけ飯や丼に代表されるB級~D級?グルメをこの本で紹介しているのが、醗酵学を専門とする元・東京農業大学教授の小泉センセイである。

この方の本は、食べることに関する表現(特に擬音)がすばらしいなあ、といつも感じるのだが、この本もそんな『おいしい音とおいしい文字』が満載。猫飯から鰻までという幅広さに加えて、タイトルにある『ぶっかけ飯』だけではなく茶漬け、鍋物、麺、魚のアラ料理などなど、どれも読んでいるだけでお腹が空いてくるようなレシピが盛りだくさん。レシピとはいっても、そこはコイズミ先生なのでいわゆる『作り方』だけじゃないのだ。ホントに腹が減ります。危険なほど減ります(⌒▽⌒)アハハ!

2号のヨダレを誘った料理をいくつか並べてみると・・・、コンビーフを玉子でとじて毒々しい紅生姜をのっけた『C級食人絶賛のコンビーフ丼』、ご飯の芳香にネギの快香、削り節の燻香が交錯する『三杯飯が五分で食えるネギ削り節丼』、これを出されるとその旨さに皆が称賛するのでセンセイが鼻高々になるという、鮭の皮に砕いた煎餅入りの『天狗印の茶漬け』。すごーく食べたいけど食べる勇気が無いのが・・・モツとニンニクをたっぷり使ったその名も『悪魔のライスカレー』。臓物ゆえに溶け出す脂肪がハンパなく、でも旨いもんだからご飯が止まらない、結果として尋常じゃないカロリーになるので『悪魔』なんだと。でもね、読んでると食べたくなるのですよ~。

以前にコチラコチラの記事でも書いたが、基本的にゲスな食べ方や手抜き料理が大好きなデブ夫婦。値段が高い料理はそりゃ旨いに決まってるのだが、真に旨いものはB級以下にあると思うのだ。白飯に肉を焼いた後の汁をかけるとか、冷たい牛の缶詰を炊きたてご飯に埋めて食うとか、肉じゃがの残りを飯にかけて食うとか、カレーと半熟目玉焼きをぐちゃぐちゃに混ぜて食うとか・・・そらあ他人様から見たらゲスなことこのうえない食べ方かもしれんが、その中にココロまで豊かになるおいしさってあるんだよな。
ひと通り読んで、お腹が空いたら・・・実際にこの本のレシピ通りに作ってみると、コイズミ先生の表現力と食いしん坊ぶりと胃袋のすごさがわかるかもしれません(⌒∇⌒)デブ夫婦のように、食に貪欲な人にはオススメの本です♪

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ひさびさに無駄な?お買い物♪

2011-06-14 23:53:17 | こんなものを買いました

ここ数日は、雨こそ降らなくても肌にまとわりつくような湿気が不快に感じる梅雨らし~いお天気。そんな中、ひさかたぶりにデパートなんぞにお出かけしたデブ夫婦。まったく買う予定はなかったのだが、なぜかキッチン用品売場をのぞいてしまい、こんなものを衝動買い♪

Imgp1921 日本橋・木屋のキッチンばさみと爪切り~♪

爪切りの方は以前から持っていたのだが、あまりにも気持ちよく切れるので見つけた時に買うべし! とばかりに携帯用&義母用にと2つ購入。そしてキッチンばさみは・・・最初は買う気はなかったのだが、1号旦那が発見して

『2号! これがあれば魚とかさばけるよ!』

と提案してくれたのである。

さらにたたみかけるように

『木屋のハサミで1匹98円とかのサンマをさばくのってカッコよくね?』

と、そそのかして背中を押してくれたのである。

1号は2号の先天性ぶきっちょぶりをよーく知っている。そして2号も自分の絶望的なぶきっちょぶりは40数年つきあっているので、そらあもうよくわかっている。こんな2号でも魚の三枚おろしなぞに挑戦してみたこともあるのだが、中骨に身がたっぷりついてしまってどーにもならんという事態になってしまうのだ。で、ある時キッチンばさみでサンマを開いてみたのだが・・・これが感動的なくらいに簡単で! だって腹をチョキチョキチョキ・・・と切って、内臓をハサミの先でちょいちょいと出せばOK。頭だってハサミで切っちゃえる! さらに数年前に伊勢海老をいただいた時にも、包丁とまな板を前に途方に暮れる2号であったのだが、義母の『ハサミでやれば?』のひとことで目覚め、軽快に(でもないが)海老を分解したということもあった。

ゆえに、ぶきっちょな2号にとっては必需品であるキッチンばさみ。しかし嫁に来る前からあったハサミはさすがに年季が入りすぎてきた。そこへ木屋のキッチンばさみとの出会いである。これは運命だ!買うしかないでしょう! というわけで購入。

これで魚をチョキチョキ切っていこう♪ ハサミなら魚料理だって面倒じゃないもんね~。

それにしても、ヘンケルスだ何だといってもやっぱり日本製だよな・・・。なんとなく・・・。このぶきっちょさでは、木屋の包丁を使うという無謀なことはできないので(包丁が泣く)、ワタシにはハサミくらいがちょうどいいのかもしれん。

さらに昨日テレビCMで見かけたので、早速買ってしまったのがコレ。

20110614_152737『ウィルキンソン』のジンジャーエール♪

このドライなジンジャーエール、結構好きな人が多いよね。デブ夫婦も、あの喉にジンジン来る感じがたまらなく好きなのだが、つい最近まで日本生まれだということを知らなかった。ウィルキンソンをカフェとかホテルのラウンジでオーダーすると、瓶とグラスが運ばれてきて、何だかありがたがって飲んでいたような気がするのだが・・・(*^^*ゞ知らないってのは、こーゆーことなのだよ・・・ε- (´ー`*)フッ そこで調べてみたら、ウィルキンソンさんという人が兵庫県で炭酸の鉱泉を見つけて瓶詰めにして販売したのが始まりなんだそうだ。外国人が造ったんだけど、生まれたのは日本なのね。

瓶入りのドライジンジャーエールは知っているが、ペットボトルは初めてお目にかかる。期待に胸をふくらませつつ飲んでみると・・・、う~~ん、喉にビリビリくるぜ~~! やっぱりうまいぞウィルキンソン! コスコで瓶入りのケース売りがあっていつも買おうか悩んでいたが、ペットボトルだと気軽でいいなあ♪ でも気分が盛り上がるのはどうしたって瓶入りなのだがw

さらにさらに、本日コスコで1号旦那がこんなものをGET!

Imgp1924_3 何だかわからんけどスナップオンのツール。ライトだけは2号がもらった♪1号はこういうモノが好きなので、目につくと買ってしまうのだ・・・。『何に使うの?』と訊ねても『バカヤロー、こういうのを持ってるってのがいいんだよ!』という何だかわからん答えしか返ってこない。まあ男子ってのはこういうモノを買うのに理由なぞないのであろう。

それにしても、あの地震の後はLEDマグライトがまったくなくなっていたのに、3ヶ月が過ぎた今は水やトイレットペーパーはもちろん、マグライトも乾電池もこれでもか! というくらいに積みあがっていたコスコである。

さすがアメリカ・・・と改めて感心してしまったデブ夫婦。

ずいぶん久しぶりのコスコだったので、なんだかプチ興奮してしまったデブ夫婦(*^^*ゞ来るべき(予定は無いけど)ゴルフシーズンに向けてトレイルミックスを買い、はちみつ生姜のために生姜を1キロ買い・・・さらに1号は勢いがついて、現在コールマンのテントとマットレスを欲しがっているのだが・・・デブ夫婦はアウトドアなんてしないんだが・・・さてどうなることやら。

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ハードル高い!?『スーパークールビズ』

2011-06-08 12:21:22 | つれづれ日記

6月に入ったら梅雨の中休みのような天気が続いているヨコハマ。雨が降らないのは気分的にもありがたいが、やっぱり湿気にはかなわない・・・。ああ、あとひと月もすれば高温多湿なニッポンの夏がやってくるのだなあ・・・。今年に限らず、これからは節電が当たり前になるだろうからデブにはニッポンの夏は辛そうだ~(;´Д`A ```

しかーし! 今年のデブ夫婦、早くも夏対策を行っているのだ(・-・*)ヌフフ♪ ただいま巷で話題になっている『ステテコ』を買い求めたのである! しかも2号嫁まで(*^^*ゞ

梅雨前からショッピングセンターやデパートをふらふら見ていて、今年はおしゃれなステテコ風パンツが結構あるなあ・・・とは思っていた。1号旦那は、夏の間はだいたいパン一(パンツ一丁)で過ごしているのだが、人が来た時にデブが普通のパンツ一枚で応対すると、さすがに相手がびっくりしてしまう。で、一枚で履けてしかも部屋着っぽく見えなくもないステテコを買ってみようと思い立ったのである。

思い立ったら行ってみよう! とスーパーに行ってステテコ売り場を見てみると、カワイイ柄や色のステテコがいっぱい(*'▽'*)わぁ♪ 無地にしようかハイビスカス柄にしようかとあれこれ目移りしてしまったが、何とか1号と一緒に2枚ずつ買ってきた。しかしだ。ステテコといえば、デブ夫婦が子どもの頃は思いっきりお父さんのイメージで、決しておしゃれなモノではなかったはずだが・・・ステテコ姿でだらしなく寝そべっている父親には嫌悪感すら抱いたものだったが・・・。数年前のふんどしに続いて今年はステテコがブームになるのだろうか。

そんなこんなで除湿機、ステテコと暑さ対策をなんとなーく行っているデブ夫婦。さて暑さ対策といえば、6月1日の衣替えから環境省が提唱している『スーパークールビズ』も話題となっている。夏の電力不足対策の一環として、Tシャツやジーンズ、スニーカー姿での勤務を認めるそうな。『スーパークールビズ』などと名前をつけてはいるが・・・要するに『普段着でOK』ってことで理解していいのかな?

軽装で出勤してよい、と言われる側のビジネスマンの意見は歓迎ムードが多いらしい。普段スーツで暑い思いをしている人は、クソ暑い思いをしてスーツを着なくていいってだけで単純にうれしいのかも。あとは周りの意見として、真夏にスーツ・ネクタイ姿で汗だくの人を見ると、見てる方が暑苦しくなるから軽装の方がいいって声もあるらしい。

単に自分が涼しい、見た目が涼しそうだから歓迎っていう意見もあるが、もちろん反対意見もある。

私服のセンスが問われるからイヤ、とか取引先の人が笑っちゃうような服装だったらどうすればいいの? などなど・・・。さらに、ちょっとカッコイイな、と思ってた男性社員が私服で出勤してきたら・・・『なんか微妙?』とか『うわーセンス悪!』みたいに思われちゃう危険性もアリアリで(*^^*ゞこんなふうに私服のセンスをあれこれ言われるようになると、センスに自信が無い男性たちは結局スーツに戻っちゃって元も子もなくなるような気はするのだが・・・。結婚してる人なんかは、奥さんが気合い入れてコーディネイトしてくれたりするのかもしれない(でもそれも奥さんのセンスの見せ所だ! 大変だ!)。

環境省の職員さんが、ちと肌寒かった6月1日にスーパークールビズ姿で出勤している様子をニュースで観たが、アロハシャツとかTシャツで無理してる感、着せられてる感がどうしても漂ってしまう・・・。着慣れてないんだろうな、ってなんとなーくわかっちゃうんだよね。それに真夏にジーンズはどう考えても暑いだろう・・・。だらしなく見えない程度に涼しくみえて、しかも自分も涼しい。そんな着こなしがあるといいんだが。そう考えるとホントにセンスが出ちゃいますなあ。

いや~それにしても日本の40代以上の男性、これを機会にも少しおしゃれに興味を持つようになるといいな、と思う。

『おっさん=休日はゴルフウェア』ってのはもうキビシイだろう・・・。スーパークールビズだろうがスーツだろうがセンス無い人は無いし、ダサイ(死語)人は何着てもダサいし、暑苦しい人は暑苦しい。なので私服といえばゴルフウェアに毛が生えた程度の服しか着ないお父さんや、サワヤカにポロシャツを着てるつもりでも腹がベルトにどっかりのっかってるお父さんや、シャツをインしているウエスト位置が異常に高い人とか、どうにも似合わない人のTシャツ短パン姿(しかも中途半端な長さの靴下だったり)なんぞを毎日見るのはツライかもなあ・・・と思ってしまう。同じ会社でなくても、通勤電車の中や取引先なんかでそういう着慣れてない、ゆえに似合っていないファッションの人を見ると、なんだかいたたまれない気分になりそうだ。

でも! ピンチはチャンスでもあるのだ。今までスーツさえ着ていれば何とかなった男性たち、今年の夏はちょっとおしゃれセンスを磨くチャンスかもしれん。周りの女子たちの見る目がもしかしたら、もしかしたら変わるかもしれないぞ~!

ちなみにウチの1号は、5月~10月くらいまでは『Tシャツ・短パン・ビーサン』が定番ファッションとなっているので、年に一度くらいスーツを着たりすると非常に怖い(* ̄m ̄)プッ 何たってデブで坊主でヒゲなので、ええ普通のサラリーマンにはとても見えません。ついでにサワヤカでも何でもありません。嫁としては無念であります・・・。

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リバウンド人生。

2011-06-03 23:51:53 | つれづれ日記

早いものでもう6月。すっかり梅雨ですなあ。お天気がいい日はできるだけ洗濯をしているデブ夫婦であるが、さすがに雨じゃなくても湿気っぽい日が多くなってきた。というわけで洗濯物を除湿機で乾かし、乾ききらない分はコインランドリーで乾燥し・・・という毎日が続いている。
なぜそんなにコインランドリーかというと、デブ夫婦宅は洗濯物の量が、多分普通の大人ばかりの家に比べて多いのだと思われる。なぜなら、1号旦那は一度でも袖を通したものは洗わないと気がすまないのだ。Tシャツでもズボンでも一度着たらその日のうちに洗う、これが基本。なので夏場になるとTシャツとパンツだけで1日6枚ずつくらい洗う日もある。ゆえに洗濯に耐えるものを選ぶのだが、ここでも侮れないのがコスコで売ってる6枚セットのTシャツ。ホンジュラス製から最近ベトナム製になったのだが、これがまた洗っても乾燥機でぐるんぐるん回しても伸びない縮まないというスグレモノで、しかも1枚あたり300円を切るというお値打ち価格! 今年の夏を迎えるにあたって、また新たに6枚セットを買い求めるのであろう。

さて梅雨を迎える頃になると、来るべき夏に向けて雑誌のダイエット企画なんぞが目立つようになる。ダイエットか・・・諦めてからいったい何年になるのか・・・(´m`)クスクス
そんなことを思い出しつつ、ここのところふたりで観ているドラマがある。

日テレ水曜22時~の『リバウンド

体重78㌔だった主人公が、ダイエットとリバウンドを繰り返す中で、仕事、恋愛、友情などに立ちはだかるさまざまな壁を乗り越えながら、本当の自分を見つける・・・というのがテーマ。
何しろ相武紗季ちゃん演じる主人公・信子(愛称ブー子)がカワイイのが。゜+.(・∀・)゜+.゜イイ!! このコってこんなにかわいかったっけ? と思ってしまった(*^^*ゞこれは役柄のせいもあるのかなー。1号旦那も『この子かわいいな~♪』と毎回喜んでおる(・m・ )クスッ
親友役の栗山千明ちゃんが相変わらず美しいのだが、この間の放送で朝ごはんを食べるシーンがあってすかさず1号が『あああこの子、箸の持ち方がぁ・・・』とうめいていた(〃^∇^)o_彡☆あははははっ♪
この主人公のように好きな人のために痩せてキレイになりたい、というのと、今のままの私を好きになってくれる人がいい、というのは相反する乙女ゴコロなのよね~。そんな可愛らしい気持ちをすっかり忘れてしまったオバサンが微笑ましい気持ちで観るにはいいドラマであります。それにしても、信子の上司役を演じる若村麻由美さんが改めてキレイだ・・・。惚れ惚れしてしまう♪あの役柄って『プラダを着た悪魔』のメリル・ストリープを意識してるのかしらん。

さて、ドラマでは痩せる→リバウンドを繰り返している主人公。
何を隠そう(隠すこたぁない)、2号嫁もリバウンド人生である。
20代前半までは50キロくらいだったのが、20代半ばで1年で15㌔太った(これは失恋によるストレスと淋しさによる夜遊びのせいと思われる)ところから始まり、そこから何とか8㌔ほど落とした。これは当時遠距離だった彼と『次に会う時までに痩せなきゃ!』というカワイイ想いがあったんだと思う。もうはるか彼方の記憶である・・・。

そしてその後は停滞状態。しかーし! 30歳を過ぎてまたまたリバウンド。1号旦那と知り合ってさらに太り、一時期は90㌔が見えてきたこともあった。それに比べれば少しは痩せたんだけど、世間的に見たらまだまだデブの部類に入っている。まあ、たかが20年くらいでこんな体重の増減を繰り返していれば、そらあカラダもおかしくなるわなあと思うがw

20代前半は仕事が不規則、当然食べる時間も不規則、酒も覚えてさんざん飲んだ後、深夜に屋台のラーメン、シメに甘いモノ、これじゃ三十路になったら肥えるの当然(* ̄m ̄)プッ
30代に入ったら入ったで、これまた仕事が増えれば飲みも増え、もともとできない運動はまったくしなくなり、気づいたら人生最高体重を日々更新する始末であった。1号旦那も同じようなこと(いやそれ以上か)をやってきているので、40代を迎えた今、おそらく2号以上に不健康なカラダになっているに違いない・・・。
同じ年代でもこういう生活をしてこなかった人は今も太ってないもんな。やはり若い頃にやってきたことは、確実にカラダに表れる(・m・ )クスッ・・・

そんなわけで若い時の無茶や不摂生によって、すっかり不健康な四十代となってしまったデブ夫婦である。とはいえあの頃はそれが楽しくて快楽だったわけだから、これもある意味リバウンド・・・と言えるのかもしれん。1号は人生最高デブになっていく過程の2号を見ているが、なーんにも気にならなかったらしい。世の男性の中には『女房が太ったら離婚』みたいなことを言う人も居るらしい。女性の方も『自分の旦那が太るなんて絶対イヤ!』って人は多いらしい。何だか厳しいな~とため息が出てしまうな。しかし中年になってくると太るのはある程度仕方ないのかもしれん。ちょっと食べ過ぎるとすぐに太るし、しかも痩せにくくなる・・・ァ '`,、'`,、('∀`) '`,、'`,、

ま、それも仕方のないこと。頭髪が淋しくなってくるとか白髪が増えるとかシワやシミが目立つようになるとか、そんなことと変わらないのでございます。
( ゜д゜)ハッ! これも『努力したくない言い訳』なのかもしれん(*^^*ゞ

そんなデブ夫婦、体重だけでは飽き足らないようで、どうやら人生もリバウンド続き(⌒▽⌒)アハハ! 
ま、振り幅が大きい人生もまた楽し。リバウンドも楽しめるココロの余裕が欲しいもんだ・・・と思う今日この頃なのである。

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