デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

時候のあいさつこそ、リアル季節感!

2022-10-13 14:25:34 | つれづれ日記
いつの間にやら10月も中旬、2022年も残すところあと2ヶ月半!(←自分で書いててビックリした)
50歳も過ぎると一年過ぎるのが、まー早い早い(;・∀・)
でもって、追い打ちをかけるかのように世間を見渡すと
『クリスマスケーキご予約受付中!』
『◎◎のお歳暮2022』
『おせち早割受付中!』

などといった文句が目に飛びこんでくるもんだから、
『まだ秋だってのにホントにせわしないなあ・・・』と毎年思うのだが、
そんなことを思っているうちに、自分たちもやれクリスマスだ正月準備だというバタバタモードになり、
せわしないなどと思う暇もなく年末へと突入していくのだろう。これもまた、毎年のことである。

というわけで10月、秋真っ只中。
一年でイチバンさわやかで過ごしやすい季節なんだろうが、どうも今年はだらだらと暑さが続き、
かと思ったら先週あたりは急に真冬の寒さになったりして、さわやかな秋をイマイチ感じられていない。
1号旦那も、この寒暖差のせいか右首から肩、腕、右手までがピリピリ痛む(多分神経痛)ようになり、
家の中では早くもスウェットを着るようになったし、透析に行く時は帰りの寒さを考えて冬用のジャンパーを着て出かけている。
2号嫁も、急な寒さで先週あわてて衣替えをした。
で、これまた毎年のことなのだが
『去年長袖っていつ頃から着始めた?』
『セーター初めて着たのっていつ頃だったっけ?』
『薄手のダウンっていつから着ていいんだ??』

と季節の変わり目ファッション迷子になっている状態である。

さて、もはや季節先取り状態が当たり前になってきている今の世の中。
そんな中、たまーに見るビジネス系のメールや手紙なんかの『時候のあいさつ』。
普段は気にかけることってあまりないのだが、いざ自分がメールや手紙を書く時に改めて意識するよね。
で、これって、よーく見るととっても季節感にあふれているのよね。しかも短期限定的に。
1ヶ月の間でも、上旬・中旬・下旬それぞれにふさわしい時候のあいさつってのがある。
たとえば、10月上旬から中旬ってだけで、
 日増しに秋が深まり、朝晩は肌寒さを感じることも多くなりましたが、お元気でお過ごしでしょうか。
 天高く馬肥ゆる秋、ますますご壮健のことと拝察いたします。
 澄み渡る空気が心地よく感じられる今日この頃でございます。
 菊花の薫りゆかしいこの時季、お健やかにお過ごしのことと存じます。
 稲田が金色に波打つ実りの秋、いよいよご清栄のことと心よりお慶び申し上げます。
 秋たけなわの頃、皆様いかがお過ごしでしょうか。
 遠くに望む山々が錦繍に彩られる季節となりました。


いや~~季節感たっぷり。『菊花の薫りゆかしい』なんて、多分一生使わんわ。
『秋たけなわ』って。『たけなわ』って『宴もたけなわですが・・・』でしか聞いたことないわ。
『錦繍に彩られる』・・・なんて美しい表現なんだろか。

・・・と、時候のあいさつ文の例を見てプチ興奮してしまう2号嫁なのだが、
実は50も過ぎているというのに、この『時候のあいさつ』ってやつに未だ慣れない自分が居る。
ちゃんとした会社に勤めたことがないせいか、いわゆるビジネス文書ってやつの書き方を教わったこともなく、
実際あまり得意ではなく。
たとえば、メールや手紙の冒頭に『木々の葉が色づき始める今日この頃、いかがお過ごしでしょうか』
などと書かれていると、これに対して何か返さないといかんのか? と思い、
『いかがお過ごしでしょうかったって、まあボチボチ元気です・・・って返すわけにもいかないしなあ・・・』と思い、
アタマの中で『木々の葉が色づき始める今日この頃、いろいろあるけど、私は元気です』
などと、魔女宅みたいな返しを考えて一人で笑っちまったりすることもあるわけで。
いや、そもそも時候のあいさつなんてのは本文への助走? のようなものだから、あっても無くてもいいんだろうけど。
言ってみれば本文に入る前の礼儀みたいなもんで、季節や天候に応じた心情や季節感を表すひと言を添えることで、
メールや手紙の印象が良くなる(らしい)。
印象が良くなるならそりゃあ使った方がいいんだろうけれど、何せ使い慣れない人にはなかなか難しいもんでさ。
まあ、ビジネス的なメールや手紙を個人的に書くことはほとんどないのだが、
それでもちょっと目上の方や叔父叔母あたりに手紙を書く時には、この時候のあいさつで初っ端からうんうん唸ることもある。
しかも、時候のあいさつで始まった手紙には『結びのあいさつ』ってのも必要で、
これはもう、ほぼ使うのが『ご自愛』。大きくうなづいた人、いっぱいいるでしょ。
 季節の変わり目ですが、ご自愛ください。
 朝夕の冷え込みも募る頃です。どうぞご自愛ください。
 風邪が流行っているようですので、何卒ご自愛ください。
一年中、とりあえず『ご自愛』使っとけば間違いないでしょ! で、乗り切ってる気がするわ。

とまあ、何かと面倒でもある時候のあいさつなのだが、
なんというか、手紙に季節をそれとなーく、こそっと入れる日本人らしさって結構好きだったりもするのだ。
このひと言が書かれていることによって、
『うんうん、そうだよね、朝晩は冷えてきたよね』
『天高く馬肥ゆる秋、ワタシも肥えないように気をつけなきゃな~』

などと、季節感を差出人と一瞬だけ共有できるこの感じ。
世の中は2ヶ月も3ヶ月も先の季節を先取りすることに躍起になっているのに、
時候のあいさつは、常にリアルタイム。
イチバン季節感に満ち満ちたコトバが時候のあいさつかもしれん。

そんなわけで、何かと先々にいろんなことを予約したり注文したりしなきゃならん(らしい)今の世の中。
クリスマスケーキご予約も、ボージョレ―・ヌーボーご予約受付中も、おせち受付中も、2023年福袋ご予約も・・・、
季節先取りの情報に振り回されずに、今の、目の前の季節をちゃんと楽しめばいいや・・・と思うデブ夫婦(単に面倒くさがりやな中年)。
目の前の季節ってことで、毎日のようにいろんな品種の梨を食べ(今年はどの梨もおいしい)、
お手頃価格になっているシャインマスカットだけを狙って買い求めて食べ、
焼き芋土鍋『いも太郎』を出して焼き芋を作って食べ、
結果的に食べ物だけで季節感を満喫している、風情のカケラもないデブ夫婦であります(*´σー`)エヘヘ
コメント (4)
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