デブ夫婦のビバ!お気楽人生&ぐーたら生活

体重合計約150㌔のちょっぴりデブ夫婦です♪毎日ぐーたら暮らしているお気楽夫婦のゆる~い日常を綴っています。

2月の病院通い終了~抗がん剤治療完了からもうすぐ2年。

2024-02-25 14:16:11 | カラダのこと・病気のこと
早いもんで2月も終盤。
1月終わりから桜が咲くころのようなあたたかい日が続き、このまま冬は終わっちゃうんじゃないか? なんて思っていたら、
2月のアタマには結構な雪が降った。何だかんだでちゃんと寒の戻りはあり、おまけに雪も降るんだよなあ。

さて、デブ夫婦は雪が降る前は買いだめなぞをして盛り上がるのだが、いざ雪が降ると基本的に外には出ない。
とはいっても1号旦那は透析があるので、雪が降っても病院には行かなければならないのだが、
雪予報が出ていた6日は透析日ではなかったので今回は安心・・・。しかし、今回の問題は2号嫁。
2号嫁は雪予報のその日に、大腸がんの手術後1年半の定期検査で下部内視鏡検査(大腸カメラ)と造影CT検査の予約が半年前から入っていたのだ。
デブ夫婦生息地帯は、雪が積もるとクルマを出せないことが多い。雪の降り方によってはバスが止まることもある。
バスが止まると、最寄り駅までの交通手段がなくなる。
タクシーを呼ぼうにも場所を告げると『あー、そっち方面は雪で無理ですね』と、速攻で断られてしまうようなヨコハマのチベットである。
なので、
大雪だったら行けないかもなあと思って一応、前日に病院に電話してみた。
『もし明日雪で交通機関が止まって予約時間に行けなかったら、何時になっても行った方がいいんでしょうか・・・』
内視鏡検査室の受付の人が消化器外科にも連絡して聞いてくれたのだが、検査は午前中しか行っていないらしい。
多少の遅れは構わないが、大幅に遅れるとキャンセルになってしまうとのこと。
キャンセルになると、大学病院なもんで次いつ予約が取れるかわからん。
前日には下剤を飲むのだが、下剤飲んだのに検査に行けないってのは最悪だよなあと思いつつも、
『何とか頑張って行きます』と言って電話を切った。

でもまあ、朝になってみないとどれだけ積もるかわからんし、行けなきゃ行けないでしょうがないやと早めにあきらめ、
検査前日は昼食にたまごサンドとコンソメスープ、夕方5時半に卵を落とした素うどんを食べ、夜8時に下剤投入して早めに寝た。

翌日、外を見ると結構な雪。だがバスが止まっている情報はないので何とかなるかな~と、とりあえず朝の下剤投入。
これは粉末のクスリを2リットルの水に溶かして、1時間ほどかけてちびちび飲んでいくタイプ。
もう何回も大腸カメラは受けているので、面倒だけど腸を空っぽにする準備は・・・慣れた(笑)。
何回かトイレに行き、お腹が少し落ち着いたところでダメモトで『GO』でタクシーを呼んでみる。
すると!! すぐに『5分ほどで到着します』とメッセージが!!
急いで家を出ると、タクシーが家の前まで来てくれた♪ なんでも近所の病院にお客さんを乗せていくところだったらしい。いや~ラッキー。
ふふふ・・・雪にちょっと足を取られてヨロヨロしながらも、
何だかんだで運が強いぜワタシヽ( ´ー)ノ フッ と、ほくそ笑みながらタクシーに乗り込む。
街なかはほとんど雪は積もっていないし、道路はフツーだった。やはり雪深いのはウチの周りだけだったようだ。

というわけで、ちゃんと時間どおりに病院到着。院内はいつものように混んでたわ。みんなやっぱり根性で病院には来るんだよね。
病院で何度かトイレに行き、3回目の大腸カメラに臨む。
今回も鎮静剤をお願いしたのだが、なぜか眠くならず、ずっと意識があるまま検査を受けた。
意識があると結構お腹が苦しくなったり痛くなったりするもんなのね。
検査後はリカバリールームで30分ほど寝ていくのだが、そこでも眠くならず。
その後CT室へ移動。造影CTも、もう何回目になるんだろうか・・・。
造影剤を点滴した時の、下半身が『ぬるっ』と熱くなる感覚にもずいぶん慣れたよ。こちらも無事に終了。

翌週、消化器外科の診察。ドクターに『いや~雪で来られないかと思いましたよ』と言ったら、
前日にキャンセルは何人かあったらしいが、当日キャンセルは一人も居なかったそうで。
やはり大腸カメラは下剤飲んだりの準備があるから、みんなできるだけ予定どおりに受けたいよね・・・。
さて、大腸は問題ナシ。今回はポリープもナシ。腫瘍マーカーの数値も問題ナシ。
その翌週は婦人科の診察。こちらも問題ナシ、再発も転移もナシ。
思えば、卵巣がん手術後の抗がん剤治療(全6回)が終わったのが2022年3月なので、抗がん剤終了からもうすぐ2年が経つ。
婦人科のドクターも『治療が終わって2年になるので、経過は良好ですね』とのこと。
ありがたいことです。
次は3ヶ月後に婦人科で診察(超音波検査もあり)、半年後にまた大腸カメラがある。

そんなこんなで毎週病院に通っていた2月でありました。
がんという病気を患ったもんで、頻度は少なくなっていくが定期的に病院には行かなければいけないが、
とりあえずフツーに食べてフツーに働いてフツーに暮らせていることに、改めて感謝である。

どうでもいいこと。
今回検査に向けてインスタントのコンソメスープを買った。万一、ポリープがあって切除すると当日はコンソメスープくらいしか食べちゃいかんので、一応買っといたのだ。
で、検査前日の昼食の際に飲んでみたんだが、これが・・・非常~~~~にうまくて!!
あまりのおいしさに2杯飲んでしまったほどである。

JALのビーフコンソメ。
存在は知っていたが、たいしたもんじゃなかろうとスルーしていたカップスープ。
いや~~こんなにうまいとは思わなかった。空腹だからおいしく感じたのかなとも思ったが、
その後も飲んでみたらやっぱりおいしい。
検査のおかげで、またひとつうまいものを見つけました♪
何でも楽しみを見つけていけば、雪だって、検査だって、病院通いだって気楽なもんさ♪
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人生初の手術から2年が経過。

2023-11-13 18:11:36 | カラダのこと・病気のこと
気づけば、いつの間にやら11月ですよ!! ホントに早い、早すぎる。
毎年同じことを言っているが、2023年も残り2ヶ月を切ってしまった。
カレンダーも2ヶ月のやつはもう残り1枚ですよ! 
毎年どーでもいいことを書きなぐっている『ほぼ日手帳』も、残りがずいぶん少なくなってきましたよ!
・・・ってんで訳もなく焦るのもこれまた毎年のことである。

今年は秋がだらだらと暑くて、つい先週までは『いつになったら涼しくなるんだ?』というくらい、昼間は暑かった。
が、先週末からいきなり寒くなって、朝晩は12月並みの気温って・・・。
ホントに、ここ数年は季節が急に変わってしまう。春と秋が極端に短い。
季節が『移り変わる』というよりも、シャッターを切ったかのように急にバチッと変わってしまうもんだから、
情緒もココロとカラダの準備もあったもんじゃない。人間たちは付いていくのが大変よ。
少しずつ、少しずつ季節が移ろっていくのが日本の良さなのになあ。

そんなこんなで秋を通り越して冬のような気温の週末、デブ夫婦もやっとこ半袖を仕舞い、
冬のアウターや長袖シャツやニットを出した。まだコートやニットは着てないけどさ。
用意しておかないとまたいきなり寒くなったりしそうなので油断ならん。
ホットカーペットとファンヒーターの試運転もした。
つい1週間前までは家の中では半袖でOKだったのに、もう羽織るものがないと寒いし。
すっかり冬支度完了よ。

そして、この週末1並びの日は・・・、2号嫁が人生初の手術をした日である。
早いもので2年が無事に経過したことになる。
喉元過ぎれば何とやら・・・で、もうずいぶん昔のことのようではあるが、まだ2年なのかもう2年なのか。
何とか無事に過ごせていること、何とか仕事もして家のこともできていることにエライぞワタシ! 
と自分で自分をほめるのと同時に、
1号旦那をはじめいろいろな人や当たり前の日常に改めて感謝する日である。
毎年この日は、皆さんのおかげさまで今の自分があることに気づく日。そして感謝する日。
忘れっぽい2号嫁でも、さすがに1並びの日なので忘れない(笑)。これもまたありがたいことである。

さて、急に寒さがやってきてあちこちで雪の便りなんぞも聞こえてきた今日この頃。
デブ夫婦宅では、今シーズン初のおでんをこしらえた。

初回なので量ひかえめ。おいしくできました♪
大根しみしみ、玉ねぎ(ウチは丸ごと1個ダシとして入れるのだ)トロトロでうまーい(⌒∇⌒)
練り物はタンパク質やリンが多く含まれているので透析患者である1号は食べすぎてはいけないのだが、
ウチで作るおでんは旨すぎるので・・・つい食べすぎてしまうのも毎年のこと。
ま、たまにはいいんです。たまに血液検査の数値が悪くなっても『おでん食べたからな』ってわかっていればよし。
鍋やらおでんやら、あったかいものがおいしくなる季節なので、食べないのは無理無理。
テキトーに気をつけながら楽しむのがよろし。
ゼロかイチかでは人生窮屈だしつまらない。
何ごとも適度に適当に、ゆるーく付き合っていくのが疲れないコツなのだと勝手に思っている。
そんなわけで、今年の11月も、何でもなく、どーでもいい、フツーの日常に感謝しながら過ごしていきたいと思うのだ。
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人生初の入院から一年が経ちました。

2022-11-30 16:56:04 | カラダのこと・病気のこと
さて、新コロ感染による1号旦那入院、2号嫁自宅療養から始まった11月も、気がつけばもう終わり。
月初めに1号が退院し、2号もなんとかバイトに復帰することができた。
新コロで食えなかった分を取り戻すかのように、
とんかつ食べに行ったり、肉食べに行ったり、おいしいパン屋さんでしこたまパンを買ったり、
家でも何だかんだと食べたかったものを作って食べた11月であった・・・(*´σー`)エヘヘ

そして・・・11月も終わりということは、
2号嫁が人生初の入院&手術をしてから一年が経ったということなのであった。
・・・思えばあっという間だった・・・。
去年の11月9日に入院して、一並びの日に卵巣と子宮の摘出手術を行った2号嫁。
あの時は、手術した後にどーなるもんやら全くわからなかったのだが、
一年経ってみると、とりあえずフツーに生活ができ、お仕事もそれなりにできている。
手術が終わった後はICUにひと晩泊まり、翌日の朝まで泥のようになっていたのに、
いろいろな人の力があって、ぐーたらな2号嫁でもこうして元気になっている。
改めて、ありがたいことなのだ。
ヘソから一直線に伸びている開腹手術の痕も、ずいぶんと色が薄くなってきた。
この傷痕を見るたびに、いろいろなことに感謝しなきゃなあ・・・と思い直すわけで。
そして抗がん剤治療が終わってからも8カ月が経過した。
こんなノー天気な2号嫁でも、やはり初めての体験だし、
世の中いろいろな情報があふれているので・・・ワタシ大丈夫なんだろうか?? とちょっと不安だったが、
全6回の治療を、さほどストレスもなく、仕事しながら乗り切ることができた。
これもホントにありがたいことなのだ。

病気なんかをして入院なんてものをして、心細い中、医療スタッフや周囲の人に助けてもらうと、
年齢のせいもあるのかもしれんが何もかもがありがたく思えるようになる。
若い頃はひねくれ者で、人に素直に感謝するなんてことができなかった2号嫁でも、
50歳を過ぎ、病気になり、自分のパートナーも病気になり、
とにかくいろいろな人の力を借りないとできないことが増えてくる。
そうすると、どんなことでも『ありがたいなあ』と思うんだよね。
と同時に『しあわせのハードル』も低くなる。
もうね、1号と2人でゴハンが食べられるのも、料理を作ることができるのも、
ゴハンを食べに行くことができるのも、毎日ゆっくり風呂に入れるのも、何だかんだでお仕事できるのも、
ぐっすり眠ることができるのも、果てはお天気がいいってことだけでありがたいし、しあわせ
なのだ。

人間ってのは元気な時や調子がいい時は、人に世話になったことや助けてもらったことを忘れがちだし、
病気になったり状況が悪くなったりすれば、人のせいにしてみたりするもんだ。
いま元気でいられるのは、ワタシ一人の力じゃないのだ・・・。
医療者だけでなく、いろーんな意味でワタシを助けてくれ、支えてくれた人たちのおかげなのさ。
よく考えてみたら2人して結構な基礎疾患があるのに、新コロに感染してもとりあえずは重症化せず、
10日かそこらで元気になれたことも、ホントにありがたいことなのだよ。
デブ夫婦、運がいいぜ!! と浮かれると同時に、1号に関わってくれた病院スタッフや、
2号の療養生活を支えてくれたネットスーパーにも感謝なのだ♪

そうそう、去年入院している時にドラマ『きのう何食べた?』を観ていて、
主人公(シロさん)の父親がガンで手術をして無事に退院した後に、母親がシロさんに言った
『いつもどおり、一緒にご飯を食べられるだけでありがたいわ』というセリフがあって・・・、
入院中もココでうるっときたし、今でも観ると泣きそうになる。
一緒にゴハンを食べる人が、いつもどおり目の前に居ること。
当たり前、いつもどおりって、ホントに大切で、いとおしいものなんだよな・・・と改めて思う。

年齢とともに忘れっぽくなり、買い物に行ってもちょこちょこ買うべきモノを買い忘れて帰ったり、
買い物メモを作ってもそのメモを忘れてきたり、1号旦那に頼まれていたことをスコーンと忘れてしまったりと、
情けないほどにアタマが錆びつきつつあるオバサンだが、
11月の感謝だけは忘れずにいようと思うわ。
しあわせのハードルが低すぎる、しあわせの大安売り状態、しあわせバカと言われても、
何でもしあわせだ~と思っていたほうが、きっとこの先の人生お気楽だしお得♪
ワタシにとって11月ってのは、
そんな、何でもない、どーでもいい、フツーの、日常に『感謝する月』なのでありました(⌒∇⌒)
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今さらですが・・・(〃ノωノ)ちょっと恥ずかしい?

2022-11-09 20:36:41 | カラダのこと・病気のこと
いや~~気づけば11月ですよ! 
2ヶ月1枚のカレンダーは残り1枚、2022年も残すところあと50日あまり。
新語・流行語大賞のノミネート語が発表され、街は早くもクリスマスだおせちだと盛り上がり、
ひたひたと年末への足音が近づいている・・・。

そんな11月ですが・・・、
実はデブ夫婦、10月後半にふたりして・・・今さらのコロナ感染しました!!Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
いや~~ビックリよ。
ちょうど世の中的には、だいぶ感染者も減ってきた時期だったもんで、ホントに『今さら!?』な感じで。
始まりは、夜にふたりして急にぱあっと発熱があり、翌日になっても下がらず、
週明けに近所の総合病院に電話をして発熱があることを伝え、検査をしてもらったら・・・まずは2号嫁・陽性。
自宅療養期間と解除日、生活の注意点などを説明され、神奈川県のコロナ陽性者の資料みたいなのをもらい、
解熱剤と喉の痛みを抑えるクスリを処方されて帰宅。
で、1号旦那も透析前に検査してもらったらまんまと陽性。
1号の場合、重症化リスクがあるもんでその場で即入院、約1週間の入院となった(つд⊂)
どこで感染したのかというと、まったく心当たりはない。
1号は週3回の透析、2号はバイトや買い物に行っていただけで、会食したわけでも大勢が集まるところに行ったわけでもない。
どこでどうやってもらってきたのかなんて、もはやわからん。

しかし、ウチの場合は歩いていける距離に検査してくれる病院があったからいいようなものの、
まずは診察してくれる病院を探すところから始めなければならないわけで、
それも歩いていける距離じゃなきゃ、どうやって行くんだろう?? 
熱があってコロナの疑いがあるのに公共交通機関やタクシーには乗れないだろうし、
入院しても家族は濃厚接触者になるだろうから、着替えを届けることもままならない。
なーんか、いちいち大変。病院も大変だろうけれど、患者も家族も大変。
なんとかならんもんかね。もう2年も経つんだからさー。

というわけで1号旦那は入院、2号嫁は自宅療養の1週間となった。
2号嫁の方は、最初の数日間は熱がなかなか下がらないのと、とにかく咳が出るのと喉の痛みがツラかった。
水やお茶を飲むのもツライくらい痛くて、でも何か口にしなきゃいけないし・・・で役に立ったのがゼリー飲料!
これなら何とか飲めるし、そこそこのカロリーも摂れるし、さっぱりするし。
常備しておいてよかった・・・。
あとはネットスーパーを何度か利用させてもらい、日用品や食料はそれなりに確保できたので助かった。
ネットスーパーって改めて・・・ありがたいと実感。
実は、感染する前に試しに何度かネットスーパーを利用して、やり方はわかっていたのでホントに助かった・・・。
置き配指定しておけば、ちゃんと商品を置いていってくれるし。ああ便利・・・。

自宅療養中はゼリー飲料のほかに、甘いミルクティー、フルーツゼリーなんかをよく口にしておりました。
3日目くらいに何とか雑炊作って食べたんだが、なんか食欲がイマイチだし、
作るのも食べるのも面倒になってしまって。もはやレンチンするのすら面倒。
ああ、誰か作って目の前に出してくれないかな・・・と思うのだが、当然そんなことはままならないので、
仕方なく雑炊作ったり冷凍食品をレンチンして食べたりはしていた。
途中、味の感覚が鈍くなり『おっと味覚障害きたか!?』と思ったのだが、
何てことはない、ハナが詰まっていただけだったという・・・(∀`*ゞ)エヘヘ

それにしても・・・ひとりで、誰ともしゃべらず、1週間以上家の中。これはねー・・・結構キツイ。
熱と咳で寝ていても眠れていない感じだし、カラダはだるいし、何もやる気が起きないし。
YouTube観たり、ドラマや映画を観たりしても、そう何時間も観続けられるわけもなく。
自分の家にいるのに、入院していた時よりも気持ちが落ちる。
入院中って結構やることはあるし病院内はバタバタしているし、何かってーとドクターや看護師さんと話すので、
気持ちが落ちてる暇がないのよね。
まあ、熱が下がって症状が落ち着いたら近所への買い物くらいならOKと言われていたので、
たまに外に出たりはしたけど、それでも本調子じゃないもんだから必要なモノだけ買ってすぐ帰る感じだし。

1号旦那も、急な入院となったのでいろいろと大変だったらしい。
不安もあるだろうし、ストレスもあるだろうし、食事はマズイし。
点滴したり内服薬が出たりと、それなりに治療は行われたらしいが、まーキツかったでしょうなあ。

というわけで、改めてこの厄介な病気はカラダだけでなくメンタルに来るなあと感じたわけで。
診察・診断を受けるところから始まって、面倒が多すぎる。
どうなるもんかわからんし、夜になると熱が上がるし夜中に咳こむし、毎日喉は痛いし、
ホントにコレ治るのか? と不安になるし、いろいろ言われている後遺症の不安もある。
何かと制限が多く、何だかんだで10日から長くて2週間は休まなきゃいけないので、ホントに面倒だし孤独になるし。
2号嫁も自宅療養期間が明けてから職場でPCR検査を受けに行き、
陰性が確認できてやっと出勤OKとなったが、なんかホントに面倒!!
かからないことに越したことはないが、もはやどこで感染してもおかしくないので・・・、
皆さん、いろんな備えはしておきましょうね・・・。
診察してくれる病院を見つけておくことと、とりあえずゼリー飲料はおすすめでございます(⌒∇⌒)

そんなこんなで新コロパニックに陥った我が家であるが、
もう2人ともそこそこ元気で、フツーに食べてフツーに生活している。
後遺症のようなものも、ほとんど無い・・・と思う、多分。
まあ、透析患者とがんサバイバーなもんで、感染すりゃそれなりにリスクは高いんだろうけれど、
ふたりとも何とか乗り切ることができてよかったよ・・・。
1号旦那は、透析のドクターやらスタッフから『今さら感染?』と言われ(これも重症化しなかったから言えるんだろうが)、
2号嫁も職場の同僚が心配してLINEくれたりしたんだけど、あまりに今さら感が強くて逆に恥ずかしいくらいで(*´σー`)エヘヘ
あんなに大流行していた時にもふたりとも感染せず、
2号嫁にいたっては抗がん剤治療で免疫力が落ちている時にも仕事に行ってたのに感染せず。
これはとてもラッキーなことだったのかもしれない・・・。

そんなわけで、我が家のコロナ騒動もとりあえずはひと段落。
今までも気をつけてはいたけれど、何となくまた感染者が増えてきているようなので・・・、
今後も手洗いうがいと換気をして、あとはちゃんと食べて寝て、来るべき冬を乗り切るべし!!
皆さまも気をつけてくださいね♪
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抗がん剤治療終了後の髪の伸ばし方。

2022-09-05 17:05:36 | カラダのこと・病気のこと
気がついたらもう9月ですよΣ(゚д゚lll)ガーン
2022年もなんと3分の2が終わってしまった・・・。
さらに1号旦那の夏も終わってしまった・・・。
ラジオをつければEarth, Wind & Fireの『September』か、竹内まりやの『セプテンバー』がやたらと流れる9月ですよ。
今年の夏は2号嫁がプチ療養期間だったことと雨が多かったせいもあって、なんだか短く感じた・・・。
デブ夫婦の結婚記念日・恒例のカレーも今年は刺激物はまだダメかな~と思って食べなかったしなあ。

さて、夏を満喫しきれないまま9月となったが、早いもので2号嫁が大腸がんの手術を終えて退院してからもうすぐ2ヶ月になる。
入院中は食事抜きの日もあったしほとんど粥だったので、ちょっとは体重が減ったと思われるのだが、
退院してからは予想どおり一向に痩せない・・・というよりも、多分肥った(つд⊂)
前回の退院時にはそれなりに痩せたんだが、今回はダメですなあ。
ま、周りには『病気で痩せちゃうより全然いいじゃん』と言われるので、その言葉に甘えに甘え、
毎日もりもりと食っていた結果でもあるのですが(∀`*ゞ)エヘヘ

退院してからは約2ヶ月になるが、卵巣がんへの抗がん剤治療を終えてからは約5カ月が経過。早いなあ。
治療が終わったのが3月末で、髪の毛がほぼツルになったのが4月半ばくらい。
で、ほわほわと毛が生え始めたのが5月になってから。
そんなこんなで7月末の時点で頭髪はこんな感じになっていた。

遠目で見ると、それなりに生えてきているのだが・・・実際は襟足や耳の周りがうざったい(笑)。
ここからさらにひと月が経過すると、さらに伸びて耳周りやつむじ周りには寝ぐせまでつき始めるし、
襟足もさらに伸びてうっとうしいったらありゃしない。

5月末あたりが部活を引退したあたりの野球部員な感じの坊主頭。
髪の毛は1ヶ月に1センチくらい伸びるらしいので、8月末には3センチちょっと・・・のはずなのだが、
それ以上に増えている気がするワタシの頭髪。伸び方も人それぞれなんだろうけどさ。
で、スタートが坊主頭だとしてだ。そのまま何も手を加えずに、
アタマ全体の髪が同じスピードで伸びていくとして、仮に半年伸ばしっぱなしにすると・・・、
トップも前髪も6センチ、耳の上も6センチ、襟足も6センチ伸びるわけだ。
トップや前髪はもうちょっと欲しい感じもするが、襟足が6センチって・・・ヤンキーかよ!!
・・・なので、やはりウィッグはまだ着けた状態で、自分の髪は少しずつ切って整えながら伸ばしていくのが良いと思われる。
が、美容院に行くのはまだちょっとなあ~という長さなので、ココはブログ仲間のユミお姉さまにお願いをしようと!!

というわけで9月に入ってすぐ、出張頭髪カットをお願いした次第である。
さすが元カリスマ美容師(←?)、我が家の狭い玄関でチャキチャキと切ってくれた♪
そして、後ろ姿はこんな風に仕上げていただきました~(⌒∇⌒)

プロの技で、さっぱりスッキリ♪(ちょっと寝ぐせついてるけど)
後ろ姿はショートスタイルとしてギリギリ成立しているようにみえるが、前髪やトップはまだまだ短いので、もう少し伸ばさないと。
切った髪を見てみると、やっぱりちょっとくせ毛っぽくてクルクルしてる。
抗がん剤治療後に生えてくる髪は、ほとんどがこんな感じらしい。個人差はあるが、そこから数ヶ月、数年かけて少しずつ元の髪質に近づいていくことが多いそうな。
ま、も少しウィッグと帽子のお世話になりつつ、ジャマなところをカットしてもらいつつ、少しずつ整えていくべし。
医療用ウィッグは、髪の毛の増減にも対応できるように後ろ部分の内側にアジャスターが付いている。
ウィッグを外したいタイミングって多分人それぞれなので、調整できるようになっているのよね。今さらながら便利だな~と感心してしまった。

カットしてもらった後は、お姉さまが買ってきてくれたおいしいケーキを食べながらひさかたぶりのおしゃべり。
いや~~とっても楽しい時間でした(⌒∇⌒) ええ、もちろんカットしてた時間よりもおしゃべりしてた時間の方が長かったですわよ♪

思い返せば・・・今年の初め、2回目の抗がん剤治療のあたりから髪がバサバサ抜け始め、
薄毛のお父さんみたいなアタマ(失礼なヤツだ)を経て、ほぼ丸坊主になり、
そこから野球部男子→ハライチ澤部→和田まんじゅう を経て、今に至っておる。
なかなかできる経験ではないので、坊主から髪が伸びる工程ってのも楽しみたいと思うのだ。
焦ったところで人の髪の毛はひと月に1センチ程度しか伸びないんだしね。
ベリーショートからちょっとずつ整えていくだけでも、アタマも気持ちもさっぱりするもの。
願わくば、生えそろった時にはもう少し扱いやすい髪質に変わってほしいけどな~。
さらに言えば、あまり白髪では生えてきてほしくないけどな~。
というわけで、お姉さまに感謝♪ 伸びるまでお世話になりますm(__)m

さて、9月になって朝晩はだいぶ過ごしやすくなってきたので冷たい麺メニューが多かったデブ夫婦の食卓にも、
温かい麺が登場するようになってきたぞ。

余っていた坦々ごま鍋のスープを使って、肉味噌作って、担々麺♪
でもこの翌日は、やっぱり暑くてオクラと納豆の冷やしそばにしたりと、季節の変わり目らしい献立が続いている。
ま、食欲の秋ってことで・・・おいしく楽しく食べていれば、毎日は楽しいのであります♪

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いよいよ退院!2号嫁、さらにバージョンアップ??

2022-07-31 16:52:01 | カラダのこと・病気のこと
昨年10月、卵巣がん発覚にともなう検査で大腸ポリープが見つかり、病理検査の結果それが悪性。
卵巣がん治療が一段落した今年の6月に消化器内科→外科を受診し、改めて『直腸S状部がん』の診断を受ける。
今後の再発や転移を防ぐ意味からもポリープのあった箇所を切除することが望ましいとのことで、
『ロボット支援直腸切除術』を受けることが決まった。
そこからはバタバタと検査やら何やらと入院までのスケジュールが決まり、7月アタマに入院となった。
詳しくはココからどうぞ♪

というわけで、手術を無事に終えて1週間が経過。
とはいえ冷静に考えると、ハラに5ヵ所も穴を開けられ腸を切って繋げてまだ1週間。なのに、人間のカラダってのはそれなりに回復するもんなんですなあ。
キズは毎日ナースやドクターがチェックしてくれて『キレイですね!』とのこと。でも痛みはまだあるし、キズの周りがまだボコボコ?してはいる。それでもお通じはそれなりに出てくれているので、つなぎ合わせた腸もちゃんと働いてくれているのだろう。
最初はキズが痛くて前屈みだったが背筋もだいぶ伸び、歩行や階段の昇り降りも問題なくできるようになっている。

術後11日目からは、ほぼ予定もなく割と放置プレイ状態で、朝の回診が終わったらほとんど自由時間(⌒▽⌒)アハハ!
リハビリがてら階段で1階まで降りてみたり、途中でストレッチなどをやりつつ病棟を歩いたりしながら過ごす。
病室ではAmazonプライムセールを買うものないけど眺めたり、YouTubeを観たり、ドラマやアニメを観たり。
しかし先週の今ごろはベッドに寝たきりで泥のようになっていたことを思うと、
暇だ~と言いながらも自由にあれこれできるのはありがたいことなのだ。

ただ・・・食事がずーっと『粥』だった。退院直前には常食に戻るのかな~なんて考えていたんだが、ずっと全粥。
おかずは煮魚やら肉じゃがやら鶏肉焼いたのやら、だいぶ普通になってきたのだが主食だけは相変わらず粥。
なので、ずっと10時と3時のおやつ付きは続いた。
ちなみに・・・おやつラインナップ。
ヨーグルトからはじまって、豆乳プリン、リンゴジュース、飲むヨーグルト、マンゴーゼリー、ごまプリン、ココア&クッキー、グリコのスポロン(懐かしい!)、いちごムースに牛乳(ロンパールームか)、そして退院前日にはなんとバニラアイスとウエハース!

いや~~まさか病院でアイスが食えるとは思わなかった♪
2週間の間、上げ膳据え膳おやつに昼寝付き。ホントに貴族の生活よね~。病気でさえなければ。


そして今回もベッド周りは軽く基地状態。2週間も居るからな・・・と思ってクッションを用意していったのだが大正解。
ベッドの縁ってやっぱり座りにくいし、術後は腰も痛かったもんでコレは助かったわ。

そしていよいよ退院の朝。当初の予定どおり、きっちり2週間の病院生活であった。
いつもどおり朝6時に目が覚め、なんとなーく荷物の片づけ。
退院の日の朝食・・・やっぱり、最後まで粥。もう、前回と今回で一生分のお粥を食ったんじゃないだろうか。

終わってみればやっぱり長いようで短かった14日間。婦人科での入院手術の時もそうだったが手術自体は何の不安もなく臨むことができたし、
入院生活もほぼストレスなく不安なく過ごすことができた。
ドクターもナースもわからないことや不安なことは聞けば答えてくれるし、情報はちゃんと共有してくれてるし。
患者側は当たり前だがわからないことだらけなので『聞けば答えてくれる』安心感というのは、本当に大切だ。
今回も皆さんに助けられて、何とか乗り切ることができました(⌒∇⌒)
消化器外科の方も外来でもう少しお世話になりそうだが、まずは腸をいたわりながら体力もつけていこう!

そんなわけで、2度目の入院生活も無事に終了。
1号旦那ともほとんど会えない2週間だった。1号もお疲れさま♪
退院してからは、やっぱりすぐにフツーの生活。リハビリと称して歩いて近所に買い物に行き、重いモノは持たない程度に片づけをし、
キズのチェックも一応毎日。デブ夫婦生息地域はフツーに坂が多いので、普段の買い物がそこそこのリハビリになる。

そんなこんなで、少しずつ娑婆の生活にカラダを慣らしている最中。
さらにポンコツになった2号嫁だが、1号旦那とお互いにカラダをいたわりつつ、日々をフツーに過ごしていきたいと思うのだ~。
入院中に『珈琲いかがでしょう』は全話観終わり、『スナックキズツキ』『先生のおとりよせ』は3話まで、
そして『スラムダンク』は40話まで観たので、今休めるうちに続きを観ている(∀`*ゞ)エヘヘ

夏が始まったので絶好調になりつつある1号旦那と、ハラにキズが増え、腸が少し短くなり、さらにバージョンアップ(?)した2号嫁。
今後ともよろしくお願いします(⌒∇⌒)
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2号嫁・4回目の入院!その5~ついにハラのキズとご対面!

2022-07-26 21:58:44 | カラダのこと・病気のこと
さて、術後4日目にして無事に点滴もドレーンも取れ、晴れて自由の身(?)となった2号嫁。
気づけば入院してから1週間が過ぎた。術後5日目。
朝の回診で『キズの状態とお通じの様子をみて、問題なければ来週初めには退院を考えましょう』と。
その後、執刀医がふらっと病室に来たのだが、ワタシはchromebookで『スラムダンク』を真剣に(?)観ている最中。
『お~~くつろいでるね~』と言われ、あわててイヤホンを外す。
一応患者らしく『センセイ、まだヘソ周りのキズが痛いです』と訴えたが、
神経が結構あるので痛みは感じやすいかもしれないけど、中で傷は縫ってあるから大丈夫だって。
朝の回診で言われたとおり『来週退院予定で考えといてねー(どこまでも軽い』とのこと。

この日は土曜日なので検査もリハもなく暇。
今までは本読んだりchromebook観たりするのもベッドの縁に腰掛けて・・・だったのだが、この日は休みだしな~と思い立って、
ベッドのリクライニングを最大まで起こして背もたれにし、ベッドにテーブルをセットしてみた。
まあ快適♪ 【2ごうよめは あたらしいわざを てにいれた!】的な気分だったわ。
これやっちゃうと、いかにも病人的な雰囲気になるからあえて避けてたんだけどさ。休みだからいっか。

この日のお昼ゴハンから五分粥になった。前回婦人科で入院していた時よりも食上げのペースが速い。
意外に外科の方がいろいろと・・・ラフ? 婦人科の時は開腹手術だったので慎重に進めたのかもしれん。
食事は今後の参考にするため・・・と一応写真を撮り、できるだけ全部残さず食べるようにはしている。
病院食以外のものは原則的に食べちゃいけないし、ワタシの場合血糖値に影響が出るので、ノンシュガーゼロカロリーの飴やキシリトールガムで空腹をまぎらわせるようにしていた。
なので、病院食とはいえすごく大切に食べるんですよ。
ほとんど液体のお粥も最後まで、箸からこぼれ落ちてパジャマにくっついた玉ねぎのカケラですらいとおしい。
普段こんなに大切に食べることってないかもなあ。
食べることがいかに楽しいことで、大切なことなのかを・・・この入院中に改めて感じた。
夕食は五分粥にカニ玉。

だんだん普通の食事に近づいてきたからなのか食べる量が増えてきたからなのか、お腹が一日中ぐるぐる鳴ってうるさい(笑)。
寝てても起きててもグルグルグルグル。自分のハラの音を聞きながら就寝。

術後6日目。キズの痛みもだいぶ癒えてきて、横向きでも寝られるようになってきた。それだけでもありがたい。
この日の朝食も五分粥だが、味噌汁にやっと具が入った(キャベツ)。
朝の回診でドレーンの穴のところに貼っていたガーゼを取り、ドレーンのキズと手術のキズを確認。
明日のレントゲンと血液検査の結果をみて、退院日を決めましょうということになった。
着々と退院への道筋がつけられていく・・・まだキズ痛いんだけどさ。

そして、ガーゼも取れたので今日からシャワーOKに!!なんと1週間ぶりのシャワーよ。
あったかいお湯をアタマから浴びると、もうお父さんのように『あ”あ“~~』という声が漏れる。
頭なんて3回も洗っちゃって、勢いがついて半年ぶりくらいにリンスまでしちゃったもんね(坊主なのに)。
カラダもボディタオルでゴシゴシ。キズまわりだけはボディソープを泡立てて優しく洗い、上からシャワーで洗い流す(前回学んだ)。
そして、鏡で初めて正面からキズと対面だ!

またまた拙い絵でゴメンナサイ。
どうやら穴は5ヵ所+ドレーンがあるようでヘソまで縫われていた。前回のドレーン痕と合わせるとハラに7つ+開腹の傷跡があるってことね。
なんだか人造人間化してきたなあ・・・。
しかしどうせ人造人間なら、せめてビジンダーくらいのスペックは欲しい。ワタシはどっちかっていうと『ゼロワン』派だったんだけどさ、ハカイダーは初代の方がいいよね・・・って、何なんだい。

いや~~シャワーは気持ちよかった♪ やっと真人間になれた気がしたよ。
そしてお昼はついに全粥になったぞ! そしておかずは塩鮭(朝食か)! さらにスイカ!
まさか初モノを病院食で食べることになるとは思わなかった( ´∀` )
この日は暇なので、前日同様ベッドをイス状態にしてのんびり過ごしていたら、いつの間にか3時のおやつ。
なんと! こんなものが出た。

ホットココアに森永ムーンライト!!!!
・・・おいしい・・・うまい・・・やっと下界に降りてきた感じがする・・・( ノД`)シクシク…
それにしても、三食昼寝(しないけど)おやつ付き。しかもベッドでお食事。
病院でさえなかったら貴族の生活じゃないか。

何だかんだで、ハナをかむ時もやっと少しハラに力が入るようになった。まだ咳とくしゃみはハラのキズに響くけど、少しずつ回復していることを実感しつつ・・・入院10日目の夜も更けてゆく・・・。
もうちょっとだけつづく。

※個人の体験であり、個人的な感想を書いています。診察・治療などについてはワタシの記憶で書いてあるので正確ではない部分もあります。あくまでも『ワタシの場合は』の話で、すべての人にあてはまるわけではありませんのでご了承の上読んでくださいね。
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2号嫁・4回目の入院!その4~手術後のワタシは管人間。そしてドレーン抜去は新感覚の気持ち悪さ!

2022-07-23 21:38:32 | カラダのこと・病気のこと
さて、術後の泥のような時間が過ぎ何とか自力で歩けるようになった2号嫁、術後2日目の朝を迎えた。
寝すぎてさらに腰が痛い。
腸を動かすため&早く回復するためにはひたすら歩くことが大切なので、今日から頑張って歩こう・・・と思うのだが、
自分の姿を客観的に見ると・・・ちょっと萎えるのよね~(つд⊂)

左腕には点滴、背中に麻酔の針が刺さってて持続的に痛み止めが注入されているため首からは麻酔薬の入った巾着袋をぶら下げ、
尿カテを挿入しているもんだから点滴スタンドの下には蓄尿袋もつけている。
さらにハラの中のちょうど直腸を切ったあたりにはドレーンが留置されているので、ハラから管が出ていて体液を貯める容器がぶら下がっている。
この状態で歩かなければならないのは・・・見た目にもメンタル的にも面倒くささにおいても結構キツイ・・・。
さらに手術用のガウンを着たままなので、こいつもまた歩きにくいしトイレの時もいちいち大変。
歩いていて、もし前が派手にはだけちゃったりしたら病棟をざわつかせてしまうことになるしさ。
拙い絵で伝わるかわからんが、術後3日間はこんな感じだったのだ。

ああ、歩くの面倒・・・しんどい・・・
・・・しかし、そう思ったのは最初だけで、慣れてしまえばそれはそれ。
すぐに『だって術後だからしょうがないもんねー』と開き直り、犬の散歩状態でゴロゴロと病棟内を歩いていた。
痛み止めの点滴をした後にレントゲンに行ったのだが、その時も全装着お祭り状態で下に降り、
一般患者に交じって涼しい顔で待ってた。なのですっかりカラダも精神的にも慣れちまって(∀`*ゞ)エヘヘ 
そうそう、手術前までは病室から廊下に出る時に坊主頭を隠すべく、一応は帽子をかぶっていたのだが、
術後の泥時間が過ぎ去ったらどーでもよくなり『だって病人だし、がん患者だからしょうがないもんね~』と、
坊主頭で廊下に出ることもへっちゃらに。入院中、女を捨てた瞬間その2であった。

この日はレントゲン終了後に1時間に一回くらいのペースで病棟散歩。
そして、午後ついに尿道カテーテルが取れた! のでおむつから自分のパンツに履き替え、
早速あったかいおしぼりでカラダをゴシゴシ拭き、何かと不自由だったガウンからパジャマに着替えた! 自由度少しだけアップ。
夕方にはドクターが来て背中の針を取ってくれた。
これでワタシのカラダにくっついている管は、点滴とドレーンのみ! 自由度さらにアップ!

術後3日目。尿道カテーテルが取れたと思ったら2時間おきにトイレに行く状態┐(´∀`)┌ 忙しいったらない。
今日から痛み止めは点滴ではなく内服にするとのこと。
そしてこの日の昼からやっと食事スタート! 最初は・・・そう、流動食である。懐かしいなあ。

3日半ぶりに口にするのは重湯、茶わん蒸し(具なし)、ゼリー2種、飲むヨーグルト。
ゆっくり食べていると、たまにお腹がキューっと痛くなる。少しずつ腸が動いてきているのだろう。
そして・・・献立表のところを今一度見てみると・・・
『10時・15時におやつがつきます』
おやつ!!!!(≧∇≦)
というわけで15時にはヨーグルトが出た。
腸に負担をかけないよう小分けにして、なおかつカロリーをきちんと摂取させるパターンなのかな。
夕食は重湯にポタージュ2種類、オレンジゼリーにプリン。
ゼリーにプリンにヨーグルトなんて子どもなら大喜びのメニューだよなあ。
この日は夜9時過ぎには眠くなってしまい、YouTubeをスマホで観ながらうとうと・・・すっかり生活が病院モードになっている。
邪魔なモノが少し取れた安心感からか、消灯時間を待たずに眠りに落ちた。

術後4日目。
飲み薬が効いたのか寝ている間はそんなに痛みもなく、やっと少し寝返りもうてるように。
が、朝4時頃に目が覚めたら腕に違和感が。
今まで左腕に点滴の針が刺さっていたのだが、昨日の夕方、穿刺箇所が少し硬くなってきたということで右手に刺し直したのだが・・・、
ふと見ると右腕が腫れてる??? で、とりあえずトイレに行ってから入院して初のナースコール。
『あのー、なんか手がぱんぱんなんだけど・・・』
どうやら点滴(生理食塩水)が漏れてたらしい・・・(*´∀`)
もちろん夜中の間も定期的にナースが点滴確認に来ているのだが、その後に漏れたのかもしれん。
痛みもなんにもなかったもんで自分でも全然気づかなかった。←鈍感
中身は生食なので緊急性はないのだが、まずは冷やしましょうということでアイスバッグで腕を冷やす。
それでも朝までしっかり寝られたよ。図太いぞワタシ。

この日の朝食もまだ重湯。そしてレントゲンに行った後におやつ。
あったかいおしぼりでアタマとカラダを拭いて、新しいパジャマに着替えてスッキリ。
そして食事がちゃんと摂れるようになったので点滴も終了!ヽ(^o^)丿さらにさらに自由度アップだ!
お昼からやっと三分粥になった。少しずつ食事に近づいていく。
その後も病棟を何周かしてみるが、まだ腹も背中も伸びない感じでとにかく腰が痛い。
まだハラのキズが痛いもんで腹筋が使えてないんだな、きっと。
なのでまっすぐに立てないし、ただ座っているだけでもいつもより腰に負担がかかるんだろう。

さて、病棟散歩を終えてchromebookで優雅にアニメやらドラマやらを楽しんでいたら、ドクターが2人来訪。
そして『2号さん、ドレーン取りましょう!』
おお、ついに最後の装着物を取る時が来た!!
ベッドに横になり、パジャマのズボンをずり下げてちょっと緊張しながら待つ。
『じゃ抜きますよ~力抜いててくださいね~』
・・・・・・
・・・・・・
えっ・・・?? ちょっと待て何だこの感覚は! 
すっごい気持ち悪いんですが!?
何と表現すればいいのか・・・、
カラダの中から内臓を引きずり出されてる感じというか、
ワタシいま何か産んでますか? というか、
ヌルッ、ニュルッ、ズルッ、というか・・・
とにかく初めての感覚。
しかも『おいおいカラダの中にこんなに長い管入ってたんかい!』とツッコミたくなるくらい引き抜くまでが長かった。
だって、抜き終わるまでの間に3回くらい『うぅわ、気持ち悪っっ!』って言ったもの。やっぱり長かったんだよ。
人生初の新感覚の気持ち悪さに打ち震えながら、やっと抜去完了。
ドレーンを抜いてくれた若いドクターに、この気持ち悪さを何とか伝えようとしたのだが、
途中でふと気がつき『でもセンセイたち、自分で自分のドレーン抜くことなんてないですもんね・・・』と言ったら
『そうですねえ』と、とってもサワヤカな笑顔で返されてしまった。
外科医にとっては人の管抜くこともまた、日常なのであろう。

ともあれ、これでカラダからいろいろな管が出ている状態からやっと解放。
点滴や尿カテはもはや何とも思わないのだが、思えばドレーンってイチバン不思議な管だよなあ。
結構な太さの管がハラに刺さっているのに、なぜだか痛くないし。抜く時もただただキモチワルイだけで全然痛みはなかったし。
だいたい、ワタシの内臓からこの管を通って何だかわからん液体が出ているって、単純に怖くないかい??
ドレーンから出た体液は一日数回、ナースが点検してから廃棄するのだが、
ワタシの場合、毎日『うんうん、キレイですね♪』とほめられて?いた。
キレイということは、腸をつなぎ合わせた部分に不具合が無いということなので、きっとよろしいことだったのだろう。

そんなこんなで術後4日目にして、やっとフツーの状態に戻れた。
ドレーン抜く時にドクターが『食事も、おかずから普通食に近くなっていくからね』と言っていたとおり、夕食はこんな感じ。

白身魚なんてカケラみたいだけど、液体オンリーに比べればありがたいってもんだ。
夕食後、またカラダ拭いてお着替え。風呂に入れないもんだから一日何度も着替える(*´σー`)エヘヘデオコのボディシートがいい香りでとても役に立っている♪
そして、トイレに行くにも散歩するにもベッドに横になるにも寝返りうつにも、なーんも障害物がないってのは楽~♪
というわけで入院1週間目の夜が更けていく・・・。
つづく。

※個人の体験であり、個人的な感想を書いています。診察・治療などについてはワタシの記憶で書いてあるので正確ではない部分もあります。あくまでも『ワタシの場合は』の話で、すべての人にあてはまるわけではありませんのでご了承の上読んでくださいね。
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2号嫁・4回目の入院!その3~いよいよロボット手術に臨む! そして術後は泥。

2022-07-21 17:26:27 | カラダのこと・病気のこと
さていよいよ手術日の朝!
6時過ぎに起きてトイレに行ってみるものの、なかなか出きらない。
こんなんでワタシの腸は空っぽになるのか? 腸が空っぽじゃなくてオペ不能とかにならんのか?
などとイマイチ不安になりながらも、朝7時で水分摂取もストップ。
手術用のガウンに着替えて点滴を装着される。

そして9時前にオペ看さんが迎えにきて、点滴ゴロゴロ状態で手術室へ。

ああ、2度目の手術部・・・。ちょっと薄暗い無機質な空間にいくつもの手術室が並び、やっぱり独特な雰囲気である。
これだけで緊張MAXになってしまう人も多いだろうなあ。
さて、坊主頭にキャップを装着し今回はイチバン奥の手術室へ。
手術台に横になり、今回は硬膜外麻酔があるので体を横向きにしてエビのようにカラダを丸める。
褥瘡予防のためのテープをあちこちに貼られたあと、
背中を消毒して、背中を触りながら背骨の隙間を見つけて位置を決めてから注射をする・・・のだが、
なんか痛くてスムーズにいかず、手間をかけさせてしまった(つд⊂)。
クスリが入った時なのか、背中がぐぐっと重たくなる感じがして気持ち悪かったなあ。
やはり背中側で何かをやってるのに自分ではそれが見えないってのが、ちょっとした緊張や恐怖を感じさせるのだなあ。
この硬膜外麻酔が終わるまでがイチバンしんどかったかもしれん。
やっと終わっていよいよ全身麻酔。前回と同じように『はーい、ゆーっくり深呼吸してくださいね~』で、
『はいはい、どうせ深呼吸3回くらいで眠くなるん・・・』
・・・
・・・・・・

・・・などと思う間もなく、寝た。

・・・と思ったら、また一瞬で意識が戻った(ような気がしただけ)。
今回は肩をバンバン叩かれ『2号さん!終わりましたよ!』『目ぇ開けられますかー!!』
と、前回に比べてやや乱暴(笑)な起こされ方で目覚める。
ああ・・・無事に終わったのね・・・と一応安心したのだが、
管が入ってたおかげで喉は痛くて声出ないし目は重たくて開かないしで返事もままならない。

予定では術後はICUに一泊するはずだったのだが、緊急の患者さんが入ったらしくワタシはこのまま病室に戻ることになったらしい。
で、まずは手首動脈の止血をしっかりとしてもらってから、ストレッチャーに載せられたままエレベーターに乗って病棟へ。
病室に戻ると、ストレッチャーからベッドへ寝た状態のまま移動。看護師さんたちが助けてはくれるものの、
半分寝ているような意識の状態で自力でずるずると横移動。キズは痛いし、腰は痛いし(つд⊂)
その後は血圧、血糖、体温測定を定期的に行う。
手術が終わったのは14時頃だったらしいが、病室に戻ってからは時間の感覚なんてなく、ひたすら寝ていた気がする。

しかし・・・寝返りをうとうにも腹がどーんと痛いため、体位が変えられない。脚を少し動かすのが精一杯。
いや~~『このままワタシ動けないんじゃないか』と思うくらいしんどかった。
思えば、前回の手術後にICUに入った時は常にナースが近くに居てくれて、
『2号さん、ご気分どうですか?』『苦しくないですか?』
『お傷の痛みはどうですか?』『腰にクッション入れますか?』などと聞きにきてくれたのだが、
今回は病室なもんで、いつもそばにナースが居るわけじゃない。
こんなに腹は痛いし腰も痛いし動けないのに・・・、
何だかほっとかれてるみたいでワタシ淋しいっす・・・( ノД`)シクシク… てな感じの一夜であった(笑)。

そんなこんなで長い夜が明け、手術翌日。
相変わらずハラのキズは痛いので、朝イチで痛み止めの点滴を入れてもらう。
そしてベッドに横になったまま簡易レントゲン。狭い中でワタシも技師さんも大変であった。
その後のドクター回診で『痛みどうですかあ?』と訊かれ『・・・痛いです・・・』と力なく訴えたら、背中に入っているカテーテルから痛み止めを追加してくれた。

いや~~まいった。
前回は開腹手術、今回はハラに数ヵ所1センチ程度の穴を開けるだけなので、絶対に今回の方が楽でしょ! と思いこんでいた。
ヘソから下をかっさばいても翌日から動けたんだから、ハラに穴開けるくらい平気平気♪
なんせほら、ロボット手術よ?『最先端医療』よ? 痛いわけないっしょ! ・・・と、完全なるシロート考えでナメていたのである。
しかし・・・めっちゃ痛いじゃん(´;ω;`)ウッ…

よくよく考えてみりゃ、傷口そのものは1センチ程度でもカメラを入れるわけだからそれなりに深くは切ってるはず。
そらあ痛いわなあ。

ただ、泥のような痛みの中にあっても、夜中から何だかお腹が落ち着かない。何だか前日の下剤が残ってるような変な感じが続いていた。
朝10時頃ナースに『ちょっとトイレ行きたいかも』と言うと、まずは車椅子で行ってみましょうということに。
で、痛みと闘いつつベッドから自力で何とか起き上がり、点滴ゴロゴロ+尿道カテーテル+硬膜外麻酔のカテーテル+麻酔薬が入った?ボトル(巾着みたいな袋に入っている)、トドメにハラの中にはドレーンが入っているため、体液を貯める容器までハラからぶら下がっている。
これらをすべて装着したお祭り状態でナース2人に助けられながら車椅子に乗り、トイレへ。
前回はベッドから起き上がった時にアタマがくらくらして起きていられなかったんだが、
なぜか今回はすんなりと起きることができて、頭くらくらも吐き気もなく、スムーズに車椅子に乗ることができた。
うーむ・・・半日以上寝たままだったが、今回は頭くらくらよりも便意の方が勝ったのだろうか・・・。

そこからも数十分おきにトイレに行きたくなり、いちいちナースを呼ぶのも面倒になり(おい)、2回目からは自力で歩いてトイレへ。おかげですっかり歩けるようになったわ・・・。トイレの目の前の病室でよかったわ・・・。
とはいえ念のため、看護師さんがフラットおむつから穿くタイプのおむつに換えてくれた。大人になってから初のおむつである!!でも結果的に必要なかったけど(∀`*ゞ)エヘヘ
歩けるようになったので水飲んでもOKに。最初はちびちび、飲んだ量を記録しながら飲む。
そして手術中に預けていた荷物も持ってきてもらえたので、無理しないよう少しずつ元の位置に戻し、自分用にベッド周りをカスタマイズしていく。
単純にキズの痛みはあるのだが、不思議と前屈みになっても痛くなくて、そこは開腹の時よりも楽だった。

ベッド周りもとりあえず整ったので病棟を1周してみる。まだキズが痛いので背筋が伸びず、やや前屈みになりながらよちよち歩く感じが情けない。
歩いている最中に病棟の師長が『2号さん、ちゃんと歩けてるじゃないですか!すごいすごい』とおだててくれるのだが、どう見ても前屈みでナオコおばあちゃんのようなのに、ナースって優しい・・・。

夕方、PTさんが病室へ来る。ワタシの姿を見るなり『えっ!』と驚き、続いて
『手術の翌日にベッドに座っている人、久しぶりに見ましたよ』
だいたい、術後一発目のリハの時は皆さん起きられずに寝た状態が多いのだそうで、翌日にフツーに座っていられるのは珍しいとか。
半分はワタシの気分を上げるために盛ってくれたんだろうとは思いながらも、ココは素直に喜んでおく。
まして、トイレに行きたい気持ちが強すぎてベッドから起きて歩いたことは黙っておくさ・・・。
この日のリハはふくらはぎと腰を軽くケアして終了。1号旦那の時もそうだったが、揉むわけでも押すわけでもなく、たださすったり触ったりするだけ。不思議。PTさんも『僕たちのやってることって、傍目にはわからないんですよね(∀`*ゞ)エヘヘ』と言うんだけど、ちゃんと学問があるんだよね。

リハが終わると猛烈にお腹が空いてきた。明後日の朝までは絶食といわれているのに、もう腹が空くとは・・・。
ワタシのカラダ、どうやらちゃんと動いているようだ(単に食い意地が張っているだけかもしれん)。
夜、執刀してくれたドクターが来て『手術はうまくいったと思うけど、あとは腸がちゃんと動くように歩いてね』
手術がうまくいったのなら、あとはワタシのカラダ次第ってことですな。

そんなわけで、ロボット手術(ロボット支援下直腸切除術というらしい)は無事終了。
しかし、ロボット手術といってもハラに穴開けられてる本人は何されてるかわからんのよね・・・。
夜になったらまたキズが痛み出したので、痛み止めの点滴を追加してもらって・・・消灯。

そういや手術が終わって病室に戻ってからは、キズが痛み出すと『うんうん、大丈夫大丈夫』『全部うまくいってる』『痛みはなくなるから大丈夫』『思いどおりに進んでるから大丈夫』と、呪文のようにアタマの中で繰り返していた。
少しでも痛みから意識を逸らしたかったってのもある。
はたから見るとちょっと危ないヤツみたいだが、病気の時なんかは意外とこういうポジティブな思いこみが効くのかもしれないですな。
つづく。

※個人の体験であり、個人的な感想を書いています。診察・治療などについてはワタシの記憶で書いてあるので正確ではない部分もあります。あくまでも『ワタシの場合は』の話で、すべての人にあてはまるわけではありませんのでご了承の上読んでくださいね。
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2号嫁・4回目の入院!その2~手術前夜まではヒマヒマ星人。

2022-07-19 21:33:38 | カラダのこと・病気のこと
そんなわけでバタバタと入院の朝を迎える。
いつものように6時に起きて朝ゴハン。5枚切の食パンなんてしばらく食えないので心して味わう。
入院日が1号旦那の透析曜日だったのと、相変わらず家族ですら病棟には上がれないので今回はひとりで病院へ行くことにした。
荷物は何度か入れ替えをして、結局ボストンバッグとトートバッグに収まった。
というわけでタクシーで病院へGO! ※どうでもいいことだが、今回初めて「GO」を使ってタクシー予約もしてみた。
通い慣れた病院の玄関をまたしても入院患者としてくぐり、11時に病棟へ上がって手続きを済ませ、いざ病室へ。
おっと、その前にテレビカードを購入っと。
もうこの病院に入院するのも4度目なので、慣れたかないけどいろいろ慣れてしまっている。

ひととおり入院に関する説明を受けたあと、採血と血圧測定。
ベッド周りを整え、レンタルのパジャマとタオルを何枚か持ってきて着替えてから昼ゴハン。
しばしのんびりしていたらPT(理学療法士)さんが来て、術後リハビリを行うとの説明があった。
へー。前回は特にリハビリは無く、自主練みたいな感じだったが今回はリハが入るのかー。初めての体験。
夕方、麻酔科のドクターから手術時の麻酔について説明。
今回は全身麻酔に加えて硬膜外麻酔も行うそうだ。うーむ、これまた初めての体験・・・。

麻酔科の説明を終え『戻りましたー』とスタッフステーションに報告して病室に戻ったら『もしかして・・・2号さんじゃないですか?』と、声をかけてきたスタッフが。
『ん? 病棟の若い男の子に知り合いなんて居たっけか?』と見ると、1号旦那のリハビリを2カ月半の間担当してくれていたPTさん! 入院患者さんのリハに来ていたらしいのだが、あれ? 似てる人がいるな~と思って見に来てくれたのだそうだ。なんとありがたいなあ。
1号旦那の担当をしていた4年前は入職2年目だった彼も、もうすっかりベテランの顔。
いや~~知っている顔を見ると、途端に安心するわな。
まあ・・・それだけ、いろいろなスタッフにお世話になってきたということなんだよな・・・と、改めて思う。

夕食のあと、手術時に必要なTパンツとフラットおむつ、腹帯(術後のキズを保護するためのもの)を買いにコンビニまで。
相変わらず、入院患者は朝8時までと夜6時以降しかコンビニに行けない状態は続いている。
そして面会も全面禁止なので、ロビーでは電話やLINEをしている患者も多い。
しかし、ワタシなんぞ2週間1号旦那に会えないだけで心細いし淋しいというのに、
入院期間が長い人は家族に一度も会えないのはツライよな・・・。早くこの状態を何とかできないもんかねえ・・・。

さて今回も眠れないということもなく、消灯(22時)とともにぐっすり。ずいぶんと図太くなってきたように思える(ФωФ)フフフ・・・
翌日土曜日は朝からいい天気。
今回は月曜日が手術日ということで金曜日に入院したので、土日は検査も何もすることがなく暇なのである。
覚悟はしていたものの、ホントに暇。
なので意味なく病棟内を歩いてみたり、用もないのに階段で1階まで下りてみたり、
腰が痛いのでストレッチしてみたり、ベッド横で意味なくひねり運動やスクワットをしてみたりと、やや怪しい患者となっている。
そうそう、この日の朝ずるずると起きて顔を洗いに行く時に改めて気づいたのだが、
男女混合病棟って・・・ワタシ初めてだったのよね。
考えてみたら、産婦人科病棟は当たり前だが女性患者しか居なかった。
なので頭髪が禿げ散らかしていようが多少寝ぼけ顔であろうが、病棟内をへっちゃらで歩いていたのだが、
今回は消化器センターの病棟ゆえ老若男女混合。
ワタシもオバサンとはいえ一応女なので、何か気にした方がいいのだろうか・・・と最初は思ったのだが、
洗面所で多分普段と同じようにえずいているお父さんや、フツーに電気カミソリでヒゲ剃ってるお父さんを見てたら、
だんだんどーでもよくなってきた(ノ´∀`*)  入院中、女を捨てた瞬間である。
中には自前のおしゃれなパジャマや部屋着をまとっているおばさまも居るというのに・・・、面倒くさがりというのはこういう部分にも表れるのだなあ(詠嘆)。

この日はお昼前に歯科の診察があり、手術前にぐらついている歯や虫歯などがないかのチェックをし、歯科衛生士さんがクリーニングをしてくれた♪
病室に戻ってからはやっぱり暇。とにかく暇。
クロスワードをやりつつ、スマホでゲームをやりつつ、時々散歩しつつ、何とか時間を過ごす。
そんなこんなでようやく夕食。なんとトンカツ! しかもなめこ汁付きだ!! そして小学校の給食を思い出させる五目豆!!!

が、どうやったらこんなに薄くできるんだろうというくらい薄い、紙のようなトンカツ。
昔、居酒屋メニューで『紙カツ』ってのがあったけど、それよりも多分薄い。なめこ汁も、なめこ3つくらいしか入ってなかった(⌒▽⌒)アハハ!
でもまあ、上げ膳据え膳ってだけで・・・ありがたいよね。そこそこおいしかったし。

さて入院3日目。
手術前日の日曜日なので超絶暇デーであることはわかっていたが、まあどうにもこうにも暇(笑)。
11時に手術前の剃毛。婦人科の時は処置室で行ったのだが、今回はベッドにシートを敷いて行った。
看護師さんがバリカンでラフに毛を刈っていく。『毛刈り一族の陰毛』である(意味不明)。
今回は骨盤周りだけ剃ればOKらしく、前回の手術前ほど盛大には刈らなかった。
お昼ゴハンを食べたあとシャワー。術後しばらくは入れないので念入りに洗っておく!

今日の夜から食事ナシ。ひたすら水とお茶で空腹をしのぐ。
そして明日のために下剤その1投入。2リットルの水で溶いたものを1時間ほどかけて飲み切るというミッションである。
入院前の内視鏡検査の時に飲んだ下剤に比べると、うまくはないが飲みやすいやつ。
chromebookで『先生のおとりよせ』を観ながら、ちびちびと下剤を飲み、水分もきっちりと摂る。
夕方、点滴のルート取り。そのあとオペ看さんが来て簡単に手術予定の説明があった。
下剤は順調に飲めていたのだがなぜか便意はなく、そのうちにお腹が苦しくなってきてみぞおちから脇腹が痛くなって(;・∀・)
ナースコールしようかと思うくらい痛かったんだが、ベッドに横になってうごうごしてたらやっと便意が。
で、痛みはおさまり、その後は順調にトイレに通う。なんなんだ。
そして20時に下剤その2を追加。自力で弾性ストッキングも装着。もう慣れたもんよ。
思ったほどトイレも忙しくなく、フツーに過ぎていく手術前日の夜・・・。ただしお腹は空いている・・・。
今回も他の患者さんの輸液ポンプ?のアラーム音に
『何度聞いてもマックのポテトが揚がる音に似てるよなあ・・・』と、つい反応してしまう。
普段はマックのポテトを欲することなんて滅多にないのに、こういう時は無性に食いたくなるものである。

『先生のおとりよせ』は観ていると腹が減るので途中で止め、ついに『スラムダンク』を本格的に見始めてしまい、
術後もしかしたらベッド移動があるかもしれないというので荷物も全部整理してバッグに入れて・・・と、
なんだか落ち着きなく動いている手術前夜。
これは、ロボット手術なぞというものを受ける患者として正しい姿勢なのであろうか。

それでも明日は手術である。今回も心して、ゆっくり寝るべし。
つづく。

※個人の体験であり、個人的な感想を書いています。診察・治療などについてはワタシの記憶で書いてあるので正確ではない部分もあります。あくまでも『ワタシの場合は』の話で、すべての人にあてはまるわけではありませんのでご了承の上読んでくださいね。
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